広く弱くつながって生きる (幻冬舎新書) 著者の佐々木俊尚さんの本は何冊か読んできた。 硬派な本も読み応えがあって面白いのだが、ライフスタイル系の本には、発想としてはユニークなやり方ではあるが、実態としては「地に足の着いた生活」をされていると思う部分が多く、そういった生活が好きな私は触発されることが多い。 今回の「広く弱くつながって生きる」は、著者の現在の生活について書いてある本だが、扱っている範 […]
カテゴリー: 本
NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる
NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる―最新科学でわかった創造性と幸福感の高め方 「いい本」というのは、読んだ後に自身の行動が変わったり、世の中の見方が変わったりする本のことではないだろうか?と思う。大げさに言えば、人生を変える本だ。 そんな「いい本」を私自身の例で挙げる。 「脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方」を読んだことで、それ以来運動習慣が定着した。 身体を […]
2017年:読んだ本 ベスト5
毎年恒例2017年の読書についてのまとめです。 MediaMarker上の登録では、110冊読了(2017年12月23日現在) 再読本は原則としてカウントしていないので、少なく見積もっても20冊ぐらいあるため、実際の年間トータル130冊ぐらいの読了ではないかと思います。(マンガ、雑誌含む) 今年読んだ110冊の中から、2017 年に読んだ本の私のベスト5は以下のとおりです。 ※2017年に出版され […]
ヒルビリー・エレジー
「ヒルビリー・エレジー」は、「ヒルビリー(田舎者)」「レッドネック(厳しい肉体労働で首筋が赤く日焼けした白人労働者)」「ホワイト・トラッシュ(白いゴミ)というような低下層の白人の人々の暮らしがよくわかる本だ。 なぜ、大統領選挙でトランプが勝利を得たのか? 勝因のひとつとして、アメリカの貧困は、黒人や移民だけものものではなくアメリカ国民としてアメリカを愛する貧しい白人たちが多く、その人々の票がトラン […]
いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学
いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 (早川書房) まず最初に伝えておきます。この本はあなたの時間管理(Time Management)のスキルを上げるHow to本ではありません。その手の本をお探しの方にはこの本は的外れだと思います。 さらに、この本は決して読み易いタイプの本ではありません。冗長な部分が多く、難解ではありませんが、堅苦しいと思われる記述があちこちで見られます。 それで […]
ダイバーシティへのモヤモヤ
アメリカの会社に勤めているときに初めて知ったDiversity:ダイバーシティ(多様性)という言葉が、どうして日本に入ってくると、女性活用になってしまうのか?というのが長年の疑問だった。 今でも疑問が解けたわけではないけれど、日本ではダイバーシティ=女性活用なんだな‥と丸呑みしている。多分、これが、いやいや人種も年齢、性的指向、障害の有無も多様な人を織り交ぜてというのがダイバーシティ・マネジメント […]
本との付き合いを考える1年
毎年、1年間に100冊程度の本を読み、さらには100冊以上の本を1年間に買う私が、2017年は1冊も本を買わないという目標(野望?)を立てた。 2017年は1冊も本を買わずに、ひたすら積読を片付けるという野望を思いつき、とりあえずどこまで耐えられるかやってみようと。とはいえ、図書館と定期購読誌、新聞は別で…とやや甘い。 毎回強烈な誘惑となっている出版社のTweetをまずは避けるべく、すべてアンフォ […]
「仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版」
仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版 大半の人がそうだと思うのですが、私も仕事に追われるのがほとほと嫌いです。 いや、仕事に限らず、家事やらプライベートのあらゆる約束事その他何でも、とにかく追われるのが嫌いなのです。 あなたには、やることがたくさんあって、何かをしている時に、取りかかっていないタスクが気掛かりで、どうも集中できないということはありませんか? 「今、これやってていいのかな […]
大事なことに集中する―――気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法
大事なことに集中する―――気が散るものだらけの世界で生産性を最大化する科学的方法 面倒な仕事を後回しにしてしまうという悪い癖がまた復活。 瑣末な手をつけやすい仕事ばかりしていて、自分でもこんなやり方やっていたら、どこかのタイミングで破綻するな…とうっすらわかっているので、どうも気持も落ち着かない‥という状態。 落ち着かないことがまたエネルギーを奪い、そんなんだから、集中力のいる仕事が […]