カテゴリー: 本

折り返し地点

村上春樹の昔の短編に主人公の男性が自分の誕生日(私のかすかな記憶ではそれは、確か35歳の誕生日だったと思うのだが)に、自分は人生の折り返し地点にきた・・・・という話があった。 勿論自分は70歳以降も生きるかもしれない、でもそれはおまけのようなものであって、とにかく自分としては35歳が折り返し地点なのだ・・・・として、折り返し地点にいる自分自身と自分の状況を見つめるという小説だった。 収録してある短 […]

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時間

吉本ばななのキッチン“の冒頭を借りて言うならば、私は図書館をこんな風に思っている 私がこの世で一番好きな場所は図書館だと思う。 どこのでも、どんなのでも、それが図書館であれば本を読む場所であれば私はつらくない。できればできるだけたくさんの本があって、空間がゆったりしていて大きな窓と居心地の良い椅子があると良いと思う。たくさんの本がきちんと整理されてやさしい光を放つ。 ものすごく汚い図書 […]

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女性のキャリアと勝ち越すという発想

先日、斎藤孝先生の「使える!『徒然草』」という本を読みました。 この本は、古典の徒然草を人生の上達論として読んでみるという内容で、なるほどと思うような人生のヒントがたくさん含まれていました。 その中の一つに 「勝たんと打つべからず、負けじと打つべきなり(勝とうと思うな、負けないようにしろ)」という言葉が出てきました。 これはある双六の名人が言った言葉として徒然草に登場します。 私はこの文章を読んで […]

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学習欲と女性のキャリア

少し以前になりますが、ブログで「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」という本を紹介しました。 この本を購入すると、自分の持っている強みをWeb上で診断をすることができます。 私のブログを読んで、何人かの友人とブログの読者、それからコーチングのクライアントの方々がWeb上の診断結果をMailで知らせてくれました。 その大半は仕事を持つ女性ばかりで、20人近い方々の結 […]

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ふっきり力

Wさんは長年、コールセンターやサポートセンターのスーパーバイザーとしてたくさんのサポートスタッフをまとめてきました。 スタッフをまとめる能力も高い上に、オペレーション・マネジメント能力も高く、某外資系IT企業のサポート・センターのマネージャーへの転職に成功しました。 転職当初は非常に張り切っていたWさんですが、しばらくすると表情が暗くなることが多くなりました。 表情の暗さの原因は英語にありました。 […]

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タイムシフティング

タイムシフティング―無限の時間を創り出す Webサイトをつくる度に必ず紹介してしまう本があります。 「タイムシフティング―無限の時間を創り出す」という本です。 時間が足りないな、忙しくてイライラするな、なんだかよくわからなけいけれど気分が重い・・・・とにかくあらゆる精神的な問題(とも言えない、些細なこと)のときに、必ず開く本です。 文庫本も出ているのですが、私はずーっと以前から持っているハードカバ […]

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