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逗子日記:二〇二四年三月 桜始開 (さくらはじめてひらく)

静かな雨の降る朝。 気圧の変動も激しく、布団から出る気になれないので夫に犬の散歩はお任せ。 ラジオ体操も今日はお休み。 布団にこもりながら、Kindleで読みかけになっていた森博嗣氏の「夢の叶え方を知っていますか?」 の続きを読み、読了する。 この本を読むと、「相田家のグッドバイ Running in the Blood」という小説の主人公はかなり森博嗣氏自身を反映しているようだ。 合わせて読むと […]

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逗子日記:二〇二四年二月 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)

昨日夕方に飲んだアイスティのカフェインの影響なのか、昨晩は目が冴えてしまって眠れず、結局1時まで仕事部屋にこもってあれこれタスクを片付けたり、本を読んだりしていた。 今朝の起床は6時。 夫と犬が散歩に出ている間に、縁側から咲き始めた庭の梅を眺め、はちみつの生姜漬けをお湯でわったものをぼんやりと飲む。 このところ、色んなことが起きてぼんやりする時間や読書をする時間が減っていて、頭の中の栄養みたいなも […]

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逗子日記:二〇二四年二月 黄鶯睍睆(うぐいすなく)

4時半起床。 なんだかここ数日喉の調子が悪い。加湿器をつけて寝たけれど、今朝は随分と喉がいがらっぽい。 うがい薬をいれた水でうがいをして、漢方をのむ。 なんだか風邪っぽい症状もあるので、いつもの漢方にプラスして麻黄附子細辛湯もお湯で溶いてのんでおく。 夫がくるみ(ミニチュア・シュナウザー5歳)の散歩に出ている間に、土鍋で玄米を炊き、冷凍庫にためておいた野菜くずでベジブロスを作っておく。 ぬか漬けは […]

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2024年1月の振り返り

元旦に能登半島地震(最大震度7)が発生、翌日は羽田空港で衝突事故で海上保安官の方が複数名の方が亡くなるという事故、暗いニュースから始まった2024年でした。 例年通り今年の元旦も夫は自身の実家へ行き、私はくるみ(ミニチュア・シュナウザー)とお留守番(犬を連れていけないので)。 おせち料理は、今年も娘夫婦の店で少量出してもらい燗酒と一緒にいただきました。 夫曰く、昨年2023年の漢字は「穏」だそうで […]

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逗子日記:二〇二四年二月 東風解凍(はるかぜこおりをとく)

今日から立春というのに随分と寒い朝。 静かに雨も降っていて、昼には降り止むようだけれど今日は一日曇の予報。陽が差さないとこの家はとにかく寒い。 夫は既にお風呂に入っているようだ。 布団から出たくなくて、枕元にあったKindleで尾形真理子さんの小説を読み、続けて群ようこさんのエッセイを読む。 くるみ(ミニチュア・シュナウザー5歳)がむにゃむにゃ言い出したので、温かいお腹を撫でて、「オハヨー、オハヨ […]

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逗子日記:二〇二四年一月 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

4時に目覚ましで起きる。 このところ、忙しいので4時に目覚ましをセットして起きるようにしている。 大体そのぐらいに自然に目が覚めるのだけれど(大体21時前後に寝ているので)、寒いと二度寝してしまって、次に起きたら6時過ぎでした…というのがたまにあるので。 なんだか昨日から腰に違和感があって、不安な感じ。 まずは長風呂で温まるかな。 夫の代わりに玄米を土鍋で炊いて、昨夜の洗い物を食器棚に入れ、糠味噌 […]

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逗子日記:二〇二四年一月 雉始雊 (きじはじめてなく)

七十二候の雉始雊 (きじはじめてなく)のブログ投稿は、自身のブログを検索してみたところ見当たらず、2024年の今年が初めてのよう。 昨年2023年は、友人と温泉に行っていたので、それで書かなかったようだ。 2023年1月の振り返り そして一昨年の2022年は、引っ越しが決まってドタバタしていて書かず。 2022年1月の振り返り こうしてみると1月は毎年あれこれ忙しいのかもしれない。 コロナ前の東京 […]

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逗子日記:二〇二四年一月 水泉動 (しみずあたたかをふくむ)

小寒に入ったら、はっきりと一段階寒くなった。 小寒前までは今年は暖冬だ…と、喜んでいたが、いやいややっぱり冬は寒いね…となっている。気温が急に下がったせいか、また手がガサガサしてきた。 寒さに慣れるとこれも少し落ち着くのな。 夫は早朝から千葉の奥の方まで仕事しに出かけていった。 顧問先から、オンラインミーティングをしたいと連絡がきてセットしておいたが、直前にキャンセルの申し入れがきて、取りやめに。 […]

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逗子日記:二〇二四年一月 芹乃栄 (せりすなわちさかう)

目が覚めて、布団の中でぬくぬくしながらそのまま読書。 ゆっくり読み進めていたアン・タイラーの「結婚のアマチュア」を読了。 戦時の高揚モードに押され結婚した二人の物語。小さな想定外は続くが大きなドラマはないし、ヒーローもヒロインもおらず淡々と続く日常。 市井の静かな物語にこんなにも惹きつけられるのは、日常こそ大切だと思う年齢になったからだろうか。 著者の作品はすでに絶版が多いが、見直されているのか古 […]

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