刺激的なタイトルだ。 丸善(お茶の水店)の店頭で手に取り、思わず深く頷いてしまった。 そして、想像した。自分の中から「先延ばし癖」がなくなったら、どんなに素晴らしいだろう…と、それと同時にこれまで自分が先延ばしをしてきたことで、生じたトラブルが次々と回想される。 あまり考えることなく、レジで清算してもらい、早速オフィスで読み始める。きっと先延ばしを改善するためのすぐにできるHowTo満載なのだろう […]
コーチング心得帳
ここ数週間、これからコーチになりたい!という方の練習のために、クライアントを役を何度かお引き受けしました。 クライアントとして、頭を整理してもらうことも有難いし、何よりも他の方のコーチングの仕方を見ることで私自身が勉強になることがたくさんあります。 そんな得難い経験の中から気づいたことを以下に書いていきたいと思います。 1.聞き上手だけではダメ。 コーチングはクライアントの話を引き出すことによって […]
混沌に立ち向かうということ
慶応丸の内シティキャンパス主催による内田樹先生の講演に参加してきました。 90分の講演は本当に多岐にわたってあちこちの分野のお話を伺いました、自分の備忘録として以下にメモを残しておきます。 仏文学者でありながら、世相についてあれこれ発表されている先生の情報ソースは日本の新聞4紙のみ。 読んでいて「何か嫌な感じ」を受ける記事について、欠落情報は何かというところから考えて様々な見方をまとめていらっしゃ […]
敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人
1945年(昭和20年)8月、日本は終戦を迎えた。 終戦後は大きな混乱や貧困を経たのちに、私たちは高度経済成長を迎え、そして昭和の終了、平成と至る。 終戦後の日本と経済成長の間に何があったのか? アメリカのGHQがやってきて、天皇制度が残り、でも主権は国民にあるという形になった。女性参政権も認められた。 ざっくりと高校までの日本史で教わったことはそうだった。 私の個人的な印象では、学校の歴史の教育 […]
英国メイド マーガレットの回想
この本との出会いは近代ナリコさんの書評から。 紀伊国屋の書評空間はいつも本選びの参考にしているサイトだ。 ここでレビュー気に入って読んだ本で、外れた本は今まで1冊もない。 マーガレットはイギリスの貧しい家庭に育ち15歳から、使用人として最下層のランクであるキッチンメイドから働き始める。 ありとあらゆるタイプのご主人のもとで働き、ひどい職場もあるのだが、常に明るく、前向きで、自分への自信をなくさない […]
今どんな未完了を抱えていますか?
師走に入りました。 持っている仕事はできるだけ、「年内に」と思うので、ついつい足早になります。 あなたは今、どんな未完了のタスクを抱えていますか? 一度、整理をする前にざーっと書き出してみましょう。 A4の裏紙にでも、手帳の上にでもかまいません。 書き出してみると、まずは未完了タスクへの恐怖がやわらぎます。 (実際に書き出してみると、これは間違いなく実感できますので、やってみてください。 頭の中だ […]
日本のデザイン
久しぶりに原研哉氏のデザインの本である。 今回は岩波新書からの出版ということもあり、デザインと言う言葉から少し縁が遠いなと思われている人にも読みやすい内容にまとめられている。 副題に「美意識が作る未来」とある通り日本の古来からある美意識を今あらためてこの本で意識させられ、その上でこの持っている美意識をどう未来に行くかということが語られていく。 この未来を描く想像するスキルというのがすごい、デザイン […]
iPhoneと読解力の低下
このところ低迷している。 アイデアには切れがないし、新しいものが何もない。自分の中から何かをやろうという気力がわきあがってこない。 自分の中身が「枯渇」している…と感じたまま数ヶ月が過ぎた。 40代に入ってひょっとして年をとったということなのか? 人生にはピークというのがあると誰かが言っていたけれど、それを過ぎると下がる一方だと言っていたけれど(そんなの信じたことないけど)、もしかして私は折り返し […]
ノマドワーキングの現実
愛読しているさとなおさんのブログ。 「ノマド拠点を探し中」というフリーランスになってから、ノマドワーキングを実践しているさとなおさんが、最近ちょっとノマドワーキングってつらいかも・・・というのが見えてきたという記事を読んでInspireされたので、私がノマドワーキングについて思うことをつらつらと・・・。 ノマドワーキングというのは、オフィスを持たずにタリーズやスタバなんかで無線LANを使いながら、 […]