2015年:読んだ本 ベスト5

以下、2015年に読んだ本の私のベスト5です。2015年に出版された本ではないので、そのあたりご注意ください。
どれも素晴らしくて1位から5位という順位はつけられませんでした。順不同ってことで。

「脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方」ジョンJ.レイティ , エリック・ヘイガーマン (NHK出版)

今年最もコーチングでクライアントの皆様にお薦めしてしまった本です。
私、これで人生ちょっと変りました。
当初Kindleで読んだのですが、あまりに気に入ってしまったので書籍で購入してしまいました。

日々、自分の頭の悪さや、鬱々とした気分にとらわれた時にどうそこから抜け出すか、まさか短時間の有酸素運動だけでこんなに改善するなんて!と目から鱗。
子供の頃から運動音痴の体育嫌いの私を毎日何かしらの有酸素運動をする人に変えたのがこの本。
しかも、10分程度試しただけで効果が実感できるんだから、そりゃぁまぁどんなにズボラでも続きます…。
脳についての細かい説明をすっ飛ばして読んでも十分読めます。
尚、そのあたりの細かい説明をじっくり読みたい人は巻末に、解説がついていて、私がKindleで読んだ当時は、文中から巻末へのジャンプはできなかったので、書籍がオススメです。(もしかしたら、その後改善されたかも)

「波止場日記――労働と思索」エリック・ホッファー (みすず書房)


繰り返し繰り返し読む本となりました。
エリック・ホッファーが私のものの考え方に与えている影響はとても大きいと思います。

「かくかくしかじか」東村アキコ (集英社)


家族全員で泣いた本。
東村アキコが好きなあなたはモチロン、なんか好きじゃないのよね…という人にもぜひ読んで欲しい。
我が家の永久保存決定本。

「語るに足る、ささやかな人生 ~アメリカの小さな町で」駒沢敏器 (NHK出版)

図書館から借りて読んで、とても惹かれてAmazonで入手しました。既に絶版だったのでUsed Amazonで。
結局のところ、私が好きな暮らしというのはこういうことなんだなぁ…と。
だからいつまで経っても地元の下町にいたりするわけなんだな。

こちらの本の感想は、別途、記事として掲載しました。

語るに足る、ささやかな人生 ~アメリカの小さな町で

「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」坂口恭平 (太田出版)

坂口恭平氏の本を読んだのは、この1冊が初めてで、かなり衝撃的でした。
独自の発想が面白いというよりも、自分の頭で色々とものを考えて、自分の手で試して、またそこで考えるというプロセスに非常に共感する。
貧困だ、格差だ、と騒ぎ、世の中を攻め立てるというのもアリだが、こういう自分の頭で試行錯誤をしていけば、いろんなことが根底から覆るというのもありなのだ。
夢物語っぽいのに妙なリアリティがあるのが、面白い。

ぼくが繰り返し言う都市型狩猟採集生活というのは、ただの路上生活のことではない。最終的な目標は、自分の頭で考え、独自の生活、仕事をつくり出すことにある。

 

2015年に読んだ本のトータルは、おそらく140冊程度です。

今年の特徴は結構漫画が含まれていることで。おそらく30冊程度は漫画だと思います。Kindleのまとめ買いに結構やられました。

本の購入金額トータルは20万届かないぐらいで、毎月1万円という目標には届きませんでしたが、まぁまぁかな…と自分では思っています。そもそも月1万円なんてムリでしょう…と予め思っていましたから。
(ちなみに2014年は110冊程度読了し、購入金額は15万前後でした)

尚、年末恒例のブックオフでは、ビジネス書と大学関連の本を中心に134冊を処分しました。

2016年については、積読本がかなりあるのともう一度読んで処分するかどうか決めようという本がかなりあるので、2冊読んだら1冊買っていいルールにしようかと思っています。
書籍にはこのルールをうまく適用できるのですが、Kindleと雑誌がなかなか自制心が働きません。
特に雑誌は、入手困難になるかも‥とつい買っちゃいます。
雑誌の恐ろしいのは、いろんな情報が一冊に詰まっているので、そこから派生してまたあれこれ読みたい本がものすごく広がってしまうことです。

Kindleは自制心の弱い夜や疲れている時は止めようと思うのですが、具合の悪い時とかついベッドでゴロゴロしながらKindle三昧でポチッとしちゃうケースが多いです。
日替わりセールのチェックも今年は定期的にしていたのですが、これもあまりに安いのでついつい買っちゃうので途中でRSSから外してチェックしないようにしました。
Kindleは外でのみ読む‥と決めれば、私のは無線のみ対応版なので、もうちょっと衝動買いを改善できそうな気もします。

2016年は、もっと濃くて内容が重たくて読むのが大変だったけれど、ものすごく印象深かったというような読後感の抱ける本を読みたいなぁと思っています。

2014年以前のBest5はこちらです:

2014年: 読んだ本 ベスト5

2013年:読んだ本 ベスト5

2010年:読んだ本 ベスト5

2009年:読んだ本 ベスト5

2008年:読んだ本 フィクション ベスト10 及び ノンフィクション ベスト5

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