「あなたは最近身体の声を聞きましたか?」
娘は現在高校2年生。
昨日、娘の通う高校の入学式が行われました。
あれから1年経ったのか〜と、感慨深いものがあります。
振り返ってみると、1年前の娘本人の入学式のときは、私は随分と体調が悪かったものです。
当時は基礎体力がひどく落ちていて、家から電車で30分ほどの会場に行くのがやっとの状態。
式の最中は崩れるように眠っており、ほとんど記憶がありません。
そして娘と撮った記念の写真では、私の顔には大きな真っ黒い痣が・・・。
その直前に仕事先で転び、したたかに顔面を打った結果でした。
この頃はふらつきも激しくて、よく怪我もしていました。
長い休養を取ったことで、1年後の今では随分と体調が改善しました。
先日、機会があり、心療内科のお医者様と話しをしましたが、
「1年かけて体調を壊してしまったら、回復に2年かかると思ったほうが良い」と仰られていました。
まったくその通りだと思いました。
追伸:
上記は2008年の記事です。
2008年には回復したように読めるのですが、2007年には薬をのんでもどうにもならなかった体調が、2008年には薬をのめば、まぁ何とかなったという程度でした。
結局、薬を撤廃するのには、6年ぐらいかかってしまいました。ちょうど身体と心を酷使した期間の倍にあたるぐらいです。
気持ちの面での不調。身体の面での不調。
どちらも治すのには、相当の時間が必要だということが今ならよくわかります。
それでも、不調はなかなか避けられない。
その日にストレスや疲れが溜まったら、翌日はそれを回復させる。
今は忙しい期間だから…というのは、駄目。
後になって治すのに倍の時間がかかります。
周囲に迷惑をかけたくないので、今は休めないという気持ちはわかりますが、結局それは、家族、職場、お客様といったあなたを取り巻く周囲の人々にかえって多大な迷惑をかけることになります。
不景気だろうがなんだろうが、身体と気持ちが元気ならできることはたくさんあります。
多少の迷惑をかけても後で取り戻せます。
そんな視点でちょっと考えてみてはいかがでしょうか?
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