「大滝さんは、本当は何がしたいのですか?」との質問を受けて戸惑った。
仕事関係の同世代の男性からだった。
この質問の前提は、私が本当にやりたいことを今現在やっていないと、先方が思っているということになるだろう。
正直なところ、年齢も年齢だし、子供も成人しているので、したいことしか既にしていない。
私がしたいことは、プライベート・ブログのサブタイトルにもしているが、「愛ある生活。豊かな生活。静かな生活。」だ。
そして、実際そのように暮らしている。
でも、きっと一般の人から見ると、本当にしたいことというのは、
「コーチングをたくさんの人に広めて、XXXXXな社会にしたい」とか、
「世界のあちこちを気ままに旅したい」とか、
「自然あふれる環境に暮らしたい」とか、
「起業して、有名になりたい」とか、
「年収数千万円になりたい」とか
なんかこうちょっと普通っぽくないことを答えないと期待から外れるんだろうなぁ‥と思った。
生まれ育ったエリアに46年も暮らして、日々淡々と仕事して、好きな本読んで、好きなように自分の身の回りを整えて、食べたいものを作って食べて…というのは、何か本当にしたいことを我慢して、もしくはチャンスを待っている日々だと思われるのかもしれない。
「本当にしたいこと」というのは、チャレンジングなものであり、そこに挑むには勇気と行動力が必要である‥という前提がそこにはある気がする。
ああ、だからコーチングのセッションで「自分の本当にやりたいことが見えません」という話が出てくるのかもしれないなぁとふと思った。
ちなみに件のご質問には、ニコニコしながら「世界征服ですね。やっぱり」とお答えしておいた。
まったく嫌な性格の女だな…と我ながら思った次第。
本当にしたいことは何ですか?って、確かに躊躇する質問ですね。
その切り返しについて、長らく答えを持っていませんでしたが、
世界征服ですね、やっぱり。っていうのは、1本あり、と思いました。
その件の男性も、自分のしたいことこそ、話せば良いのに…と思いますが。
長谷川様
コメントありがとうございました。
コメントを読んで思ったのですが、ひょっとするとお相手の方は、「あなたは何がしたいんですか?」と
私に聞いてもらうための前振りだったのかもしれませんね(笑)
私が世界征服と答えてしまったので、絶句して終わってしまったような気もします…。