2019年4月の読書記録です。4月の読了数は8冊となっています。
読了数は決して多くないのですが、いい本が読めた満足度の高い1ヶ月でした。
「形容詞を使わない大人の文章表現力」は、気がつくと褒めるときに、「いいね」「かわいい」「すごい」というよう単純な表現ばかりになっている自分について、色々と反省させられた本です。
単純な言葉を使うと、どうも自分の感じ方も単純になってしまい、記憶に残らなくなり、さらには理解したつもりになっているが理解がすごく浅い…ということが起こっているような気がします。
最近、深く物ごとを見たり、感じたり、考えたりするにはどういうふうにすればいいのか?ということに興味を持っています。
5月の末に予定している読書会で取り上げる「わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 」という本も、私の中では同じようなカテゴリに属している本です。
(…というか、どう深めるかのきっかけになったのはそもそもこの本を読んだことでした)
以下の記事の最後に、物ごとを深く観察したり考えたりするには?ということにつながりそうな本をいくつか挙げておきましたので、ご興味ある方はぜひご一読を。
流行りの(?)OKRについての本。
仕事の関係でざーっと流し読みしましたが、どうもこの本ではどこがそんなに今までの手法と違うのかピンとこなかったのと、流し読みだったので★はつけず。
機会があれば、数冊関連本を読んでみようと思います。
企業の顧問という仕事の上で参考になることが多い本でした。
コーチングの学びとも色々とシンクロしていました。
ドミニック・ローホーさんの本に出てきて、あれ?この本読んだことあるよな?と思い、Amazonでチェックしたところ、以前に購入していたようなのですが、さっぱり記憶にないので再度読んでみました。
基本的にはもうタイトルそのまま。
簡素な生活が一番永く続く幸福であるというような内容の本です。
いい本だと思いますが、この手の本はそれこそ、ドミニック・ローホーさんの本などのほうが読みやすいです。
シンプルライフについての古典的な本ですね。
初版が1895年。まぁ贅沢とシンプルとそれぞれが流行る時期が繰り返しているのでしょうね。憧れの生活として。
アガサ・クリスティの作品ですが、事件は起こらず、誰も死なない、でもすごく恐い。
あれ、これってひょっとして私?と背中がひんやりしてくる。そして最後の最後でやっぱり私かも、そしてそのままその恐怖の中に取り残され読了。
読後感の決して良い本ではないのですが、怖いもの見たさに何度も読んでしまいそうな気がします。
韓国で100万部突破のベストセラーとなった『82年生まれ、キム・ジヨン』が図書館から回ってきたので、一気読みしてしまいました。
主人公であるキム・ジョンが、幼いときから女性であるというだけで受ける様々な悲しみを描いた本。韓国という国の文化もあれこれと垣間見えてくる非常に興味深い本です。
私自身もこの中のいくつかについては、近い経験や同じ体験を持っています。
ただ、同じよう場面で、その理由を「女性だから」という風に捉えることが少なかったかもしれないと感じました。
仕事上で受ける不利益や最初の結婚の同居の際の義両親の言葉などというのを私は、「歳下であるから」「未経験だから」「できてないから」「シングルマザーだから」などと捉えてきてました。
この主人公との違いは、多分、私自身の母や祖母たちが「女性だから」という理由で何かを遠慮したり押し付けられたりというのを感じていない人たちあったのも大きいように思います。
しかし、この本を読んでみて、ひょっとするとそのうちのいくつかは、私が女性であることも理由だったのだろうな‥というのをぼんやりと感じました。
こちらは今年のベスト5におそらく入る本です。
この本の話は以下の記事に書きましたので、そちらを。
ベストセラーを読むことについて否定的な人も多いですが、売れる本はその時代の流れや空気に合っていて、やっぱり面白いというのが私の実感。
とは言え、買うかどうかは結構微妙なことが多いので、もっぱら図書館を利用します。
本当に身体にいい食事とはなにか?を書いた本ですが、そもそもどうやって本当に身体にいい食事を見極めるか?というのを詳しく解説してくれる本で、様々な研究調査のうち、どのやり方を取ったものが信頼性が高いか‥といったことも教えてくれます。
本を読んでみて、実際にやってみようと思ったことは、以下のとおりです。
・お菓子の代わりに果物を常備(値段がさほど変わらない‥)
・玄米を炊く回数を増やす
・お肉は鶏肉を中心に。
・お魚の作れるメニューを増やす(基本、毎朝焼き魚なので、その他の食事に魚が出ない。これは作れるメニューが少ないのもある)
・パスタは全粒粉に変える。
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