2021年の手帳

何年ぶりか思い出せませんが、随分と久しぶりに手帳を変えることにしました。

このブログにもよく登場しますが、私は長年フランクリン・プランナーという手帳を愛用しています。

あまりの重たさに何度か、浮気を試みたのですが、どうにも使い勝手に慣れすぎてしまい、結局元の鞘に収まるということが繰り返されてきました。
もうこのまま一生添い遂げるしかない・・と思っていたのですが、このところEvernoteを活用するようになり、フランクリン・プランナー(以下、FP)がないと・・という場面が減ってきました。

Evernoteの話については、以下の記事でも使い方を書いています。

日々のマネジメントを振り返る8(アフターコロナ)

あらためてFPとEvernoteを比較すると以下のような感じ…です。

【FPよりEvernoteが良い点】

・キーボード入力ができる(手書きよりも早い)
・文章のコピペができる(手書きより早い)
・音声入力ができる(手書きより早い・・と言い切れないときもあるが、概ね早い印象)
・スマホで撮った写真がそのまま取り込める
・気になったURLがそのまま記録でき、ワンクリックでそのサイトに飛べる
・電子ファイルがそのまま張り込める

【EvernoteよりFPが良い点】

・スケジュールが一覧できる
・スケジュールの混み具合がひと目手わかる
・そもそもスケジュールの管理にEvernoteは向いていない
・お客様との打ち合わせなどのメモを取るには、手書きがやはり早い
・ザーッと見返したいときはやはり紙が早い
・フォーマットを気にせずかける
・プランニングのためのマインドマップやラフスケッチは紙のほうが思考が深まり、アイデアが出しやすい
・ポケットに付箋やら予約の紙やら、お財布忘れたとき用の1000円冊とか挟み込める

それぞれの良い点は、デジタルだから良いところと、アナログだから良いところにはっきり分かれているので、どちらかに統一するのは無理と判断しました。

Evernoteは継続して使用しますが、さて、手帳はどんなものを持つか・・と考えるに至りました。

プランニングや考えを深めたりするのは、色々使ってスケッチブックの大き過ぎないものが一番使い勝手が良いことがわかりました。
罫線なしで、間にリングのないものが、もっとも使いやすいのですが、FPでは罫線なしは実現できても、リングなし・・という選択肢がそもそもそ無理だったので、ここはもう定番のB5サイズ マルマンのスケッチブックという定番商品にすることにしました
(もちろんリングじゃないやつで)

スケッチブック、クロッキー帳その他色々チェックしましたが、電車の中で突発的に書きたいとかもあるので、紙も素材もある程度しっかりしたものが良いとなって、入手しやすいとなるとこれが一番なんじゃないかということで、当面はこれで進めてみようと思っています。

こうなると手帳に求めるものは以下のもの。

・マンスリーのスケジュールが見やすい
・1週間が見開きのスケジューで見やすく、スケジュールの詰まり具合がわかりやすいもの

一人で仕事をしていると、一番重要なのはスケジュールにどのぐらい余白を入れておけるかで、これがギュウギュウだと必要なインプットが滞り、成果物の品質が下がり、あげく体調崩したら即死・・という恐ろしいことが待ち受けています。

なぜ、フリーランスという働き方をするかは、人によって様々で、サラリーマンの給与じゃやってられないとか、組織に縛られず好きなことがやりたいとか、稼いだ分は自分でコントロールしたいとか色々あるけれど、私の場合はとにかく長く細くずーっと仕事をしたいというのが、目的なので余白なしというのは、ありえないという感じです。

そんなこんなを満たすものとして、銀座の伊東屋で最終的に選んだのはこちらととなりました。

https://www.hightide-online.jp/fs/hightide/item-21nt1

伊東屋なので山ほど手帳があって、全部は私の気力と体力では見きれないのでLetsとかQuovadisとか有名どころから見ましたが、行間が狭すぎたり、月間のカレンダーが小さすぎたりと帯に短し襷に長しということで、最終的にはエスカレーターのすぐそばで最初に見た手帳に決めました。

表紙のカバーが透明でちょうどポストカードが挟める大きさなので、その時の気分に応じてカードを変えるのも楽しそうです。

長年FPユーザーだったので忘れていましたが、この手の手帳って電車の路線図もついていたりするんですよね、引っ越したばかりで沿線がよくわからない私にはとても有り難いです。
今は、Suicaとナビアプリを使うから路線図見る機会が減ってしまい、こういう大体の位置とか自分の降りない駅とか頭に残らなくなりますね。

1つ面倒なのは、ペンを挿す場所がなくなり、ペンケースを持っていかなくてはならないことですが、これも最近は、本に鉛筆で線を引き、書き込みをすることが増えたので、ちょうどいい気もします。

自宅に帰って早速比較してみましたが、新しい手帳+B5スケッチブック+ペンケースでも、FPの1冊の重さと大して変わりませんでした…。

さて、本当使い慣れたにFPを卒業できるのか?ということには、まだまだ不安がありますが、手帳は12月始まりですので、年内から少しずつ移行していきたいと思います。

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