Weekly Review – Week9, 2021

寒暖差の激しい週でした。
昨年までは寒暖差の影響で体調を崩す場面が多かったのですが、今年は寒暖差の影響がほとんど感じられません。コロナ禍であちこち外出することが少ないのが良いのでしょうか?

一方で、低気圧の影響をものすごく感じるようになりました。
とくに弱いのは気圧がものすごく低いところから、ガーッと上がっていくタイミングですね。頭痛がひどい。
気圧が安定して低い時は頭痛はないけれど、とにかくダルい・・という感じです。
これは老化で不可逆なのかな‥思っているので、そういうなかでどう期日に送れずにタスク処理をしていくかなぁ‥という方向で戦略を考えています。

確定申告作業

想定外に今年は時間がかかっています。
良かったのか悪かったのか、私は2020年コロナの影響を全く受けず、売上が下がった月がなかったので、コロナ関連の助成金には一切お世話になれず、そのため特に変わったこともないので甘く見ていました。

時間のかかった原因としては、

転居費用の計上が一括で地代家賃でできると思いこんでいたら、実は勘定科目を結構細かく分ける必要があった…というのが、まず一つ。
科目の仕訳は税務署には関係ないことですし、減価償却とかもないのでまとめちゃっても良かったのですが、あとで気持ちが悪いことになったら嫌だなぁ‥と思い、調べて分けることにしました。

二番目の理由はクレジットカードの支払い履歴が自動取り込みできなかったこと、私はクラウドの会計サービスを事業用と家庭用に別々の会社のものを使っているのですが、家庭用のほうは問題なく連携できていたので、できると思いこんでいたら、事業用で使っているクラウドサービスではできませんでした‥

三番目の理由は、二番目であげたクレジットカードの取り込みをCSVでダウンロードしたものを入れる際にうまく取り込めずサポートセンターとチャット。
やり取りしていたら、これが相手の返信に時間がかかるとチャットが落ちてしまい、またつなぎ直すと別の担当者が出てきて、「さっきまでのチャットの履歴は残っていて読んでいるので大丈夫です‥」というのですが、忙しくて読み飛ばしているのか、サポート指示を聞いてみると「それをさっきやって、その返答待っている間にチャット落ちたんですけど‥」となり、「すいません、確認します」→時間かかる→チャット落ちる→別の担当者とチャット…の繰り返しで、1日つぶれ、心が折れました。
最終的には自分でCSVを変更かけてあれこれ試してアップロードに成功。
サポセン、意味なかった…。

と、色々と時間かかっていますが終わりは見えてきました。

文藝春秋カンファレンス

文藝春秋カンファレンス「業務効率化総点検2021」というオンラインイベントに参加しました。
企業の宣伝活動がもちろん主目的でしょうが、登壇者が魅力的て、これが無料だったら企業の提供する自社の社員が登壇するウェビナーに人を集めるって本当難しいわ‥と、ちょっと頭がくらくらしました。
日経新聞の紙面広告もオンライイベントのPRが盛んで、バナー広告と違って新聞の1面広告はとにかく印象に残ります。

基調講演の安宅一人氏が個人的には一番参考になりました。
以前にも安宅さんの講演はリアルで聞いたことがありますが、割り切りがハッキリしていて言うべきことを早口でダーッと言われるので、オンラインでもちっとも間延びしない。
聴衆から「イケてない組織を変えるのはどうすべきか?」という質問に対して、「組織を変えるのは無理、うまくいっても時間が掛かりすぎる、時間が掛かっても成功しないほうが多い、見切りをつけたほうがいい‥」というコメントには、全くそのとおりだと思いました。
組織に愛着あるなら、組織が変わってからまた戻ります‥で退職して良いと私も思います。
(若い頃そう言って辞めた会社あったなぁ‥)

齋藤孝先生は、本のイメージと違ってかなりビックリ。ビジネスマンじゃなくて先生なんだなぁ‥と改めて。
ご自身のオンライン授業やリモートワークの経験からのコミュニケーションについてのお話でした。
15秒で1つしゃべる、1回の発言で1分以上は喋らない。ストップウォッチを持って会議に臨むというのは参考になりました。

野中郁次郎先生の本は、私ほ勉強不足でほとんど読んでいないのですが、ここ最近のハーバード・ビジネス・レビューの中で、欧米の科学的管理手法はそのまま日本に持ち込むのはあわない事が多いというのと、むしろ日本ではメンタルへの働きかけによるモチベーションの上がり下がりで影響が大きいというようなインタビュー記事を読み、普段現場で感じていることをピタリと当てられ、著作を読んでみたい‥と思っていたところに今回のカンファレンス。

講演を聞いていると、滲み出るお人柄にますますあれこれ読みたくなってきました。
積読本がたまっているので、とりあえず、ハーバード・ビジネス・レビューから過去の文献をダウンロード。まずはここからです。
お話を聞いていると、年齢を重ねた豊富な経験というのは深みと奥行きが違います、こういう方こそ、ビジネスパーソンのロールモデルという言葉にふさわしいと思うのですが…。

海岸遊び

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暖かくなってきたこともあり、お天気が良く、風が強くない日は犬を連れて敷物を持って、徒歩10分圏内の海岸で過ごすことが増えました。
たっぷり時間があるときは山に行くのですが、山の場合は前日の雨なども影響するのもあって、海ほど思いつきで行けないのです。

ご近所の方も同じように過ごしている方が多いようです。
今週はご近所の犬友達も誘って、ワイン持参で遊んできました。
海の家が出る時期になると、犬は立入禁止らしいですし、砂が熱くなるのでそもそも日中は無理で、この時期だけのお愉しみとなりそうです。

再読;「最強の集中力 本当にやりたいことに没頭する技術」

引き続きHowto的なビジネス書を再読しています。最近この手の集中力を扱うHowto本やネットの記事では、スマートフォン、ネットサーフィン、SNS、動画視聴、などのオンライ関連が目の敵にされているような気がします。

ネットを使う時間をきっちり決めよう、アプリの通知を切れ、アプリでスマホをロックしろみたいな処方箋が多いのですが、そもそもスマホが問題で集中力が維持できないんじゃないというのがこの本のちょっと目新しいところかも。

「あらゆる動機は、不快なことから逃れたいという欲求である。ある行動が安心をもたらすことを知ると、往々にして、それを苦痛から逃れるツールとして使い続けてしまいがちだ。」

不快から逃れたい…というのが、注意力散漫の原因だとすれば、スマホがなくても、他のものに逃避してしまうので、スマホをロックしても根っこの問題は全く解決しないわけですね。

この本にはおまけのチェックシートのようなものが出版社のサイトに日本語でいくつか用意されています。

その中の「注意散漫追跡表」をやってみました。

スマホが触りたい、本が読みたい‥などと注意力がきれてきたときに自分を観察してこの表を埋めます。

  1. 注意散漫の前に現れる感情を探す。
  2. 内部誘因を書きだす。
  3. 軽蔑ではなく好奇心を持って、不快な感覚を調べる。
  4. 境界の瞬間に注意を向ける。

実際にやってみると、疲れているとき、体調が悪い、面倒な作業をしなくてはならないとき、イライラしたとき‥などに、注意散漫になり逃避したいというのが私の場合はっきりとわかりました。

となれば、イライラの原因をつぶす、減らすには?と次に考えればよくなり、このおかげでだいぶ対策が見えてきました。

「UNTITLED」

飛鳥井千砂さんの小説は読みやすくて何冊か読んだけれど、この小説はこれまで読んだものよりもなんというかシビアな印象でした。
自分はしっかり者と思っていたが、実は自覚なく他人に厳しいという主人公、その性格で周囲の居心地を悪くさせていることももちろん気づいておらず、自分のおかげで周囲が回っているという勘違いぶり。
そんな主人公のキャラクターが、若干自身にかぶって居心地が悪かったのがかえって印象に残りました。
この人の本にしては、珍しく主人公に厳しいな‥と感じたけれど、予定な調和なかんじではないこういった作品を読んでみたいかも‥と楽しみになりました。

「わが中学時代の勉強法」

このところ、新聞などを読んでいると寺田寅彦さんにまつわる話が多くて、青空文庫で読んでみました。本への書き込み、多読など読書会とも通じる内容で文章が堅苦しくないのだけれど、軽過ぎもせず、やっぱりうまいなぁという印象。

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