逗子暮し 2年目

逗子に転居して1年が過ぎました。

逗子暮し始まる。

1年前のブログを読み返し、逗子の自然の多さに喜びつつも、住宅そのものについては、動線や収納他色々と気になることがあったというのを思い出しました。

貸家ですから、動線も収納もなんともできませんが、そもそもさほど物が多い家族でもないので、使いにくい高さの収納は使わずに済んでいます。
動線は…、慣れました。

家の造りについては今になってみると良かった点もあります。
昨年2020年の平均体脂肪率が27%でしたが、今年2021年は平均で23%。体重も平均比較で2kgほど下がっています。
とくに散歩の量などが23区に住んでいたときよりも、増えたわけでもないですし、都内へのお客様訪問も昨年以上になくなっていますから、おそらく階段のおかげと家事動線の悪さで、家の中で動くことが増えたのが原因でしょう。

家に関して微妙にストレス‥というか、気になるのは下記の記事にも書いた家のあちこちにある「砂」ぐらいですね。

海のある暮らし

コロナとリモートワークの関係で、こちらに転居されてくる方、2拠点生活をされる方がSNSなどを見ていると本当に増えているように感じます。そのため、周辺の賃貸物件がものすごく値上がりしています。
多分、今借りている家も現在の相場なら、もう3万円~5万ぐらい上がっていても不思議じゃない感じです。

私が感じる逗子の暮しやすさは

・JRと京急の2本があるため、どちらかの電車が止まっても都内への通勤手段がある

・スーパーと商店街がそれなりに充実している。SUZUKIYA、OKストア、業務スーパーなど。

・町自体が駅を中心にコンパクトにまとまっていて、車がなくても暮らせる。駅から遠い人でもバスがわりと充実している

・地元の人々が新規居住者に排他的でない。

ネットでよく取り上げられる、移住の失敗談に住んだ場所のご近所の方たちが排他的で、結局は元のエリアに戻ったり、移住者ばかりが集まる別荘地に引っ越し直した・・・・というような話があげられていますが、逗子ではそういうことを聞いたことはありません。

我が家は犬がいるので、犬のお散歩でご近所の方とお話をする機会がちょくちょくあり、都内から転居してきたというと、皆さん大変満足そうに「逗子は良いところですからね〜」と仰っしゃり、地元の色んなことを教えてくれます。

移住者が多いのは、逗子が素晴らしいから‥と受け止められるようで、よそ者がきて荒らされる‥という方向には思考がいかないようです。これは本当にありがたいことです。

引っ越しをして良かったことの大きなことに、夫のストレスが大幅に減り、有り難いのは夫の機嫌が良いことがあります。
逗子の静けさがとても気に入っているようで、家事も以前よりもずっと熱心且つコマ目にやっています。
本当に身体が不自由になってきたら、総合病院のない逗子で暮らすのは、かなり大変だと思うし、そもそも2階建ての住居とか無理でしょう‥と私自身は思っていて、私達自身の出身である江東区の2DKの団地でコンパクトに暮らすとかが良いと思うのですが、(買い物とか全部敷地内で済みますし、ゴミ捨てとかも楽だし‥。)、まぁ、絶対イヤだって言われるでしょうね。

治安が良いと言われる逗子ですが、夏場は今年のように海水浴場が緊急事態宣言で閉鎖されても、それなりにマナーの悪い観光客や、やんちゃ系な若者たち、大声で叫びだしたりする人や上半身裸でお酒を持ってウロウロする人なども表れます。
神経質な夫は時々ブツブツ言っていますが、私に言わせれば、以前の地元は季節を問わず、その数倍も困ったちゃんの多いエリアだったので、「普通でしょ、そんなの?」ぐらいなのですが‥。
夫はずっかり逗子市民になってしまったようです。

くるみ(ミニチュア・シュナウザー)は海と山に満足しているかというと、海は基本的に波が怖いようで好きではなく、二人と一匹で散歩をするのが好きなので、夫と私の両方が一緒に行くときは喜びますが、どちらか一人が海に散歩に連れいこうとすると、かなりの抵抗を示し、住宅街や山のほうに行きたがります。
山は大好きで、出かけると全身で喜んでいるのが伝わってきます。

彼女は家の造りもどうでもよくて、二人揃って在宅勤務中心で自分だけが留守番をしなくて良いことが嬉しいだけ。
逗子だろうが、江東区だろうが、リモートワーク万歳!という感じなのだと思います。

気に入らないとしたら、孫が置いていかれて、その間に孫中心で何もかも回ることだと思います。
年末にもう1人孫が誕生予定で、その間の娘の入院中と退院後しばらく我が家に滞在しますが、もちろんくるみはそんなことが起こるとは全く思っていないわけで、ストレスが掛かりすぎないと良いけどなぁ‥と今から私はちょっと心配しています。

2年目に入り、こちらにきて数ヶ月はなんだか初めて自然の多いところに暮らすというのもあって、なんだかいつまで経っても旅行者気分が抜けない場所だなぁ‥と思っていた私も、だいぶ逗子市民モードになってきました。

逗子がどうのというよりも、今の暮らし方に仕事・家事・プライベートのバランスがようやく整ってきたという感じです。
(基本的には、住めば都派なんだと思います、私)
夫が転がりこんできてから、数年独立した仕事部屋がなかったのですが、こちらでは仕事部屋が持て、同じ仕事も掛かる時間が半分ぐらいで済むようになりました。
この記事を書いている前日に、アーロンチェアも届き、これでますます仕事が捗るはず‥という2年目です。

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