金木犀の香りが漂い始めました。1年前に逗子に越してきたときに、金木犀を植えているお宅が多いな‥と感じたことを思い出しました。
気づくと彼岸花の赤い花もあちこちで見かけ、そこかしこに秋の気配が感じられた週でした。
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健康診断@葉山
肺がん検診と骨粗鬆検診に行ってきました。
我が家からは、ほぼ一本道で葉山まで歩けますが、歩いてみるときっちり健康診断会場まで1時間掛かり、帰りはさすがにバスで帰宅しました。
逗子以上にのんびりしている葉山は、素敵な場所が多いのですが、ここは車がないととても暮らせないようです。
逗子駅からのバスもあるにはありますが、バスというのは利用者が減ると途端に本数が減りますから、賃貸物件とはいえ、不動産を選ぶ際にあてにしづらいです。
さて、肝心の検診です。
23区暮しのときは、最新設備の整った健康診断専門の施設に通っていたこともあり、こちらでの設備の差にはやや驚かされました。肺がんのレントゲンで車に乗るなんて、おそらく40年前の小学校以来のような…。県庁回りの営業をしている時代に、「地方はお金がないので‥」と何度も聞きましたが、リアルに実感したのは、23区外のこちらで暮らすようになってからです。
対応してくださる方々がものすごく年配の方ばかりなのも驚きました。
親切で元気な方ばかりでしたので、全く問題は感じませんでしたが、若い人はどこで仕事をするのだろう?と疑問も。
後で考えると、保健所関連の若い人たちは、皆さんコロナ対応だったのかもしれません。
ご近所でも自宅療養の人の話ををちらほら聞くようになってきました。ちなみに逗子市には個人の開業医は多いのですが、総合病院がないので、総合病院に行くとなると、横須賀、大船あたりまで出ることになるようです。
母の来訪
シルバーウィーク前半にあたる週末は、東京で妹家族と暮らす母が2泊3日で遊びにきてくれました。久しぶりに、娘家族(私の娘なので、母から見ると孫夫婦とひ孫)や鎌倉に暮らす従姉妹(母から見ると姪)とも過ごせ、楽しんでくれたようです。
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前回は1泊2日でお天気に恵まれなかったので、ポチ(夫)が今度は2泊してもらったら?と言ってくれたので、2泊となりました。初日はお天気が今ひとつだったので、2泊してもらって正解でした。
前から気になっていた葉山の神奈川県立近代美術館にも一緒に行ってきました。香月泰男展は、反戦メッセージの強い画家なのかと思い込んでいたのですが、行ってみるとだいぶ抱いていた印象と異なり、良い意味で期待を裏切られました。このあたりは、ブログ記事にまとめておきたい…。
こちらの美術館からすぐに出られる一色海岸は、逗子海岸よりずっと静かで観光地化しておらず、地元の方や別荘の持ち主がのんびりされているのかな?という印象でした。近くに駐車場が少ないのも良いのかも‥。
校閲オンライン講座(2回目)
2回目となる新潮社の校閲オンライン講座に参加しました。全部で2回の講座のため今回で完結です。‥が、楽しかったので、次は神楽坂の集合研修の講座にも申し込んでしまいました。仕事にも役立つのですが、これが大学の学びにも結構通じていて・・・
今回は事前の課題が町田市の場所とその地域や地図における特異な点をまとめた文章だったのですが…
学生の頃から地理は大の不得意科目。
課題の文章が全く興味のない内容だったので、かなりしんどく感じました。
地図に疎く、さらに電車の路線も全く詳しくないので、調べ物もかなり時間がかかりましたし、調べるポイントが全く見えてこなかった。
でもプロって当たり前ですが、全く興味ないものの校閲も回ってくるんですよね‥、というプロの仕事を垣間見れたところが一番勉強になったかも。
ある程度の調べ物は必要ですが、著者と編集者を原則としては信頼し、校閲作業が「粗探し」にならないように気をつける‥という話も、現場の校閲者の方ならではのお話だな‥と感じました。
この講座の1回目のお話はこちらに書いておりますので、ご興味のある方はこちらもどうぞ。
アーロンチェア
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コロナが収まっても在宅仕事が減る気配がどうにも感じられません。
私自身も、作業モノについては圧倒的に自宅のほうが捗るので、打ち合わせやファシリテートの仕事以外は基本的に外に出ないというタイプです。
在宅勤務は有り難いのですが、長くなるとやはり腰に色々と問題が出てきます。ポモドーロテクニックを応用し、タイマーで時間を切って座りっぱなしを避けたり、着物で過ごすことで帯を腰痛ベルト代わりにしたりとあれこれ工夫していますが、自宅は邪魔が入らない分、やはり作業に集中し過ぎてしまうこともありまして…。
そろそろ仕事用の椅子を用意しようかな‥とは考えていたのですが、買うならアーロンチェア一択‥でしたので、予算がなぁ‥と逡巡していました。
そんなとき、大量の資料レビューの仕事の依頼がきまして、引き受けるとちょうどアーロンチェア代に…。しかも大量の資料レビューにはいい椅子は欠かせない!となんとなく自分の中に言い訳もできて、購入しました。
Herman Millerのビジネスチェアは今は色々とあるので、よく違いがわからないので、予約を取ってショップに相談に行って購入。機会があれば、この話もちょっと記事で書きたいな‥と思っています。
家の狭さに、以前のアーロンチェアは母に譲ったのですが、こうしてまた新たなものがやってきて、仕事への戦闘準備完了という気になってきました。
ブログ記事
2021年8月のまとめ
毎月の振り返り記事を書き始めて、そろそろ1年が経ちますので、9月分からは前年分との比較ができそうな気がしているのですが、なんだか全く同じところをぐるぐる回っているのがわかるだけのような気がして、やや凹むかも。
逗子暮し 2年目
転居してからの1年は、新しい暮しに慣れることに随分とエネルギーを費やしたのだろうな‥と書いてみて改めて気づきました。
たった1年で急速に人の多いエリアが苦手になり、これはこれで仕事で不便さを感じています。確実に電車で座れるとはいえ、都心に出るのが面倒なので、1回出たらある程度まとめて用事を片付けたいのですが、気持ちの疲れが激しくて1つぐらいしか用事がこなせず、何度も行く羽目になっています…。
本
「ハンズ 手の精神史」
スマホの依存症という話のときに、常に繋がっていたい、繋がっていないと不安で手放せない、大事なことを考えることを避けている‥など最もらしいことをよく聞くのですが、自分とスマホの付き合いを見ていると、どうも今ひとつピンときませんでした。
人間は常に手を動かしていたいのです‥手が暇なのは嫌いなんです。
だから、手を暇にすることのないスマホを人は常に持っているのです‥
というこの本の主旨への腹落ち感すごかったです。
実際、私は本があればスマホをいじらないし、PCを触っているときもスマホをいじろうとも全く感じません。よくスマホが気になってPC作業を中断してしまう‥という話を聞きますが、ピンときませんでした。
SNSはするけれど、繋がっているという実感はほとんどなく、ブログと同じで、むしろ一方的に好き勝手なことを好きなタイミングで発信しているという感じです。
もちろん、繋がり重視でスマホが手放せない人もいるんだと思いますが、自分の実感としては、手を暇にしたくないのでスマホ‥という感覚が近いです。
あまり読みやすい本ではなく、考えさせられる箇所が多かったので、再読リストに入れました。
「Shrink~精神科医ヨワイ~ 6」
今回はアルコール中毒がメインの話。身近なテーマなだけに、考えさせられる箇所が多かったです。
この本のメインテーマとは関係ないのですが、この中に「ロールモデル」の話が出てきて、本来ロールモデルってこういう人を指すんじゃないかな…とこれまた腹落ちした感がありました。
キャリア形成のロールモデルの話って、とんでもなく優秀でタフな人が設定されていたりして、全然身近じゃないことが多いよな‥って感じていました。ここで登場するぐらい、自分とある程度距離が近いと思われる人じゃないと、その人をお手本に頑張ろう‥てならない気がするんですよね‥。
そんな話もどこかに書いてみたいと思ったので、自分への備忘録です。
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