読書日記 二〇二一年十一月某日

・入浴中はKindleで、「幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論」を読む。
コーチングのクライアントさんが面白かったと言っていたので、入手した。
平日は、仕事モードに切り替えるのに朝の入浴中にKindleで仕事関連の本を読むことが多い気がする。
62%読了

・コーチングとオンラインの打ち合わせの間に、「ハーバード・ビジネス・レビュー21年11月号」をパラパラめくる。
オンラインの打ち合わせは早めに入ってスタンバイしていることが多いので、そのスキマ時間に雑誌を読むために、机には常時1冊置いている。

・顧問先オフィスへ移動、本日は品川なので近いほうだけれどそれでも逗子の自宅からだとDoor to Doorで、1時間半ぐらいはかかる。
新潮社の講座で取り上げられた「編集者の仕事―本の魂は細部に宿る (新潮新書)」は本造りに興味がある人にはとても面白い本だと思う。

まずは図書館で借りて読んでいるけれど、これは「ものづくり」としての「本の作り方」の話で、大学で学んでいる情報デザインの勉強にもとても参考になるので、リファレンス本として手元に置くことにした。
地元の本屋さんに発注しよう。
7割読了。

・本日の晩は、新潮社の講座受講があって神楽坂へ移動。
この講座の受講のたびに寄ってしまうのが、かもめブックス。
選書のこだわりと充実が眺めていて楽しい。
眺めていて楽しいだけなら良いのだが、これだけ気合の入っている選書だとついついこちらもそれに応えなければと買ってしまうのが、積ん読本を順調に増やしてしまう。

今日はこともあろうに、ヴァージニア・ウルフの「ある作家の日記」という本を発見してしまう。装幀を見てひと目で大好きなみすず書房の本であることがわかる。
私は日記というジャンルの本がひどく好きで、しかもヴァージニア・ウルフ、出版社はみすず書房、そのうえ翻訳が神谷美恵子さんと三拍子揃ってしまって、買わない理由が見当たらず。
(強いて買わない理由をあげるなら、PCも持ち歩いてる今この時間にこんな分厚い本を買って、逗子まで帰るのはどうなの?ぐらいだった)

ということで、お買い上げしてしまった。
飲み会1回分ぐらいのお値段である。

併設のカフェでカフェラテを飲みながら、早速ページをめくる。本の中には背中一面がゾクゾクするぐらい、自分の好きな世界が広がっていた。

飲み会1回分の値段の本を買うのは、とてつもなく贅沢なことなのかな?とふと帰り道で考える。
飲み会1回にそのお金を使うほうが、まぁ誰と飲むかによるけれどメンツによっては体力も気力も時間も使って、疲れたな‥と思うこともある。

本なら、何年も愉しめるし、場合によっては人生が変わることもあるんだよね、しかもこんなに装幀が美しいと眺めるだけでも、気持ちが良い。

…と自分では納得するが、さてこの本の話を家に帰ってから、夫にして理解させるのは不可能だろうな‥とも思う。
趣味というのはそういうものだから。

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