Weekly Review – 2nd week, 2022

週末にトンガの噴火による影響で津波がくる‥ということで、夜中に何度も緊急速報で叩き起こされた神奈川県民。

「うるさすぎて眠れない」神奈川県が緊急速報エリアメール夜中に十数回発信。通知オフ後の再有効化忘れずに

ちょうど最初の緊急速報の流れたときに、町内に設置してあるスピーカーからも警報のアナウンスが出ていました。
夜中の寝ているときにアナウンスが流れても、もともと一昨年まで都内の大通りに面していたところに住んでいたのもあり、なんかうるさいなぐらいで、起きることはありません。
ずっと逗子の静かな場所に暮らしている人は気づくのかな?
それにしても、高齢者の多い逗子では、ちょっと耳が遠いと起きるところまでいかないのではないかと思います。
しかも、このスピーカーの性能が悪いのか、何を言っているかが毎回3割ぐらいしかわかりません。
そう考えると、飛び起きしてしまう緊急速報エリアメールは、必要だと思うのですが、こういう誤配信が続くと、通知オフにする人増えるでしょうねぇ。
良質な睡眠がとれなかったので、夫婦ともに翌日は一日ぼんやりしてしまいました。週末で良かった‥というべきなのかな。

本の寄付

引っ越しにあたり、溜まってしまった紙の本をまとめて寄付へ。
この寄付は、自分で寄付したいボランティア団体などを選び、古書買取のお店に本を出し、そこが査定をして値段をつけてくれ、この金額が寄付になるという仕組みです。
以前から何度か利用しています。取り急ぎ2箱(77冊)出しましたが、このあと4箱さらに追加で出す予定です。

パーパス経営

名和高司先生の講演会を聞きに久しぶりに丸の内の夕学50講へ。
このところ、ビジネス関連の記事でもよく見かけますが、顧問先でもパーパスが‥という話が多くて、組織運営の流行語なんだろう‥と傍観していました。
どうも顧問先の若手の皆さん、私が何でも知っていると思っているのか、「パーパースとミッション・ビジョン・バリューってどう違うんですか?」とか、「両方作ったほうがいいんですか?」「その場合、その2つはどういう関係ですか?」とか色々と聞かれます。

最近あえてこの手の情報収集から離れていることもありますし、正直なところ「ミッション・ビジョン・バリュー」やクレドなんかもそうですが、現場を巻き込んで作るときは皆さん盛り上がるのですが、できあがるとね‥。ホームページに載せると鎮火してしまう印象があって、「さぁ、私も詳しくないので…」とお応えしてきましたが、あまりに聞かれるので、ハーバードビジネスレビューの記事なんかを読み返していたところ、名和高司先生の講演があるというのを知り、本を読むよりここでザーッと概要をつかみたい‥と思って行ってきました。

詳細は別途ブログ記事に書き起こそうと思っていますが、どうも欧米から日本に入ってきた考えというより、そもそも日本がもともと持っていた長期的視野に立った経営の考え方を欧米が意識し始めた‥という印象でした。
私自身も欧米のビジネス書よりも、野中郁次郎先生とか伊丹敬之先生とかの本のほうが日本のビジネスの話としてはしっくりくると若い頃から感じており、欧米の株主第一主義や四半期単位の事業見直しみたいなのって日本ではどうなんだろう?と思っていたので、興味深く聴くことができました。

質疑応答も活発で自社でパーパスを作る場合にどう進めればいいか?という話などは具体的でとても面白いものでした。私の業務的にはこの講演内容を押さえておくぐらいで十分かな‥と思っていますが、機会と必要があれば本のほうも目を通してみたいと思います。

生田緑地とアクティブレスト

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このところ犬が吠える頻度が増えてきたような気がします。
孫を預かっていたあたりから増えたので、メンタルの問題かと思ったのですが、その後もあまり減ることがなく…。
ふと思ったのは、運動不足なのかも?ということ。
毎日の散歩は欠かさず行っていますが、このところ寒い日が続き距離が短くなっていたり、真っ暗なので時間短めで帰ってきたりというのもあり、あといつもの散歩コース以外に行かないので、好奇心もみたされないのかな?と思い、先日、美術館に訪れた生田緑地に出掛けてみました。

こちらは整備された公園の他に、その周辺の山道的なものも歩くことができて、山道大好きなくるみ(ミニチュア・シュナウザー、3歳)は大喜び。
私達も自然の中で久しぶりに沢山歩いたので良いお休みとなりました。
実際いたのは3時間ぐらいなのですが、自然の中で遊ぶとたっぷり遊んだ気分になれます。

疲れているからといって、横になっているよりもこうしたアクティブレストのほうが疲れがとれ、気分がリフレッシュされることは多々あります。
そもそもホワイトカラーの仕事は身体が疲れているというよりも、頭や気持ちが疲れているほうが多いのかもしれません。

そういえば、2010年にこんな記事も書いています。

アクティブ・レスト

ブログ

逗子日記 二〇二二年一月 水泉動 (しみずあたたかをふくむ)

この週に51歳の誕生日を迎えました。1の位が変わったぐらいだとあまり感じるものもありません。次は60歳のときに何か大きく感じ入るものがあるのかな。
こちらの記事にも書きましたが、夫にもらった洋服がキャンプ系のブランドのもので、最近山に行くことも少なくなった私には、むしろ山用のガチなウェアよりも、キャンプ系ぐらいの緩めのほうが普段に着られて良いかも‥と気づきました。まぁ、今年は服を買わない1年を目指していますから、そのうち機会があれば‥って感じですが。

逗子日記 二〇二二年一月 水泉動 (しみずあたたかをふくむ)

再読 「初恋温泉」

温泉を舞台にした男女の短編集。
最初に読んだのは、春だったようで、吉田修一さんって短編も上手だな‥つらいの印象だったのですが、今回は読んだのが1月とめっきり寒い時期ということで、温泉の描写がものすごくリアルに伝わってきて、あー、温泉行きたい〜となりました。

Weekly Review – Week17

ここみたいにしっかりした旅館っていうのは、到着してから帰るまで、なんというか、一つも嫌な思いをしなくて済むんだよ」「嫌な思いですか?」「そう。ほんのちょっとしたこと、たとえばお茶がぬるいとか、何かを急かされるとか、そういった、苦情を言うほどでもないが、ちょっと気になることが、こういう旅館だとまったくなくて済むんだ。一流って呼ばれているところは、日本旅館でもホテルでもみんなそうさ。そのほんのちょっと気になることなしに時間を過ごすために、高い金を払うわけだ」

辻野は若菜と出会って初めて、自分はただ喋りたいのではなく、誰かに喋ってもらいたかったのだと気がついた。誰かにいろんなことを語って欲しくて、こうやって先に自分が必死に喋っていたのだと。

「成熟脳―脳の本番は56歳から始まる」

途中まで読みかけて積ん読状態になっていたのですが、ふっと思い出し一気に読み終えました。「妻のトリセツ」などで有名な黒川伊保子さんの本です。脳に関する興味深い話がたくさん出てきます。テーマごとに分かれていて読みやすく非常に面白い本でもあります。(どこまでが仮説でどこまでが検証がされているのかイマイチよくわからないのですが‥)

私自身は、年齢ごとの脳の特徴の部分が特に面白かったです。だんだん記憶力が落ちてきて、色んな事をわすれがちになってきますが、それは脳が年齢によってかわってきて、今ここだから‥とか、若い頃なんであんなに面倒くさいタイプだったのか‥というのが単にその年代の脳はそういうものだから‥などがわかり、個人的な性格とか能力じゃなくて、人間てそういうものなのね‥と安心する場面も。

これから年齢を重ねると脳の変化でますます楽しそう‥こう思えるのって結構大事だな‥と思いました。周囲は年齢とともに加齢に不安を覚える話が増えますからね…。

黒川伊保子さんの本については、以下にも取り上げています

日本語はなぜ美しいのか

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