週の後半からグッと気温が上がってきました。
電気料金を見るとこの冬は本当に寒かったというのがよくわかります。切実に春の訪れを待っている寒さに弱い私です。
2021年同時期の記事を読むと、あまり変化がないようです。
この時期、恒例の夫の泊まり仕事は今年も無事終了しました。
今年は事前にきちんと準備していたこともあって、バタバタはしたものの家事と仕事の両立も昨年ほどは疲れることなく無事終了。
一方で、2020年の同時期の記事を読み返すと、コロナ前の東京での暮らしがリアルに思い出されます。
自分で読むとわかるのですが、気持ち的にもキリキリしているし、身体の調子も今の方がずっと良いようです。
逗子への引っ越しは正解だったのかな‥。
Contents
コロナワクチン 3回目
3回目のコロナワクチンの接種に行ってきました。
諸事情あって、我が家は前回のワクチン接種が早かったので、3回目の券が届くのも早かったのですが、本来の市の段取りであれば来月でなければ受けられなかったと思います。
今回もかかりつけ医で受けたため、ファイザー3回となりました。
熱は、翌日に38度まで上がりましたが、2回目よりは熱も上がらず、腕の痛みも短く、翌々日には復活しており、ご近所の犬の散歩仲間が新居に遊びに来てくれても特に問題ない状況でした。
大崎公園
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週末はお天気が良かったので、河津桜がきれいな大崎公園まで遊びに行ってきました。
我が家からのルートは、逗子海岸→浪子不動→披露山→披露山庭園住宅街→大崎公園という流れです。
今回初めて気がつきましたが、披露山庭園住宅(住所としては小坪)は、電線がどうやら地中に埋められているようです。
逗子の海側(山側はよくわからない)はとにかく電線の張り方がむちゃくちゃで、これだけは美観的になんとかならないものか‥と思っていましたが、ここだけ例外があったとは‥。
それもあって、ものすごくスッキリして見えるエリアです。
美術館のような高級住宅が立ち並び、車、それも運転手さんがいるような暮らしじゃないと暮らせないような場所(おそらくお手伝いさんもいないと広さ的に無理‥)で、素敵だなとは思いますが、あまりに人がいなくて静かで、徒歩圏内にはお店がまったくない、このエリア。
がちゃがちゃした下町育ちの私には楽しめなさそうだな‥と思います。
ブログ
逗子日記:二〇二二年二月 霞始靆 (かすみはじめてたなびく)
ぼちぼち着物生活も再開。引き戸暮らしと着物の相性の良さに、住居と衣服、それから生活スタイルって密接に関係しているのね‥という気づきもありました。
本
再読「読書脳 ぼくの深読み300冊の記録」
元々は紙で持っていた本ですが、数年前にマンションを処分した際に紙の書籍を処分し、Kindleに切り替えました。
この本は、週刊文春で連載されていた「私の読書日記」二〇〇六年十二月七日号から二〇一三年三月十四日号にいたる約六年分をまとめたもので、ようは立花隆氏の書評と本の紹介のまとめです。
このシリーズ、その他にも3冊出ていて全部ハードカバーもしくはKindleで手元にあるはずです。
私の読む本の選定に、特にノンフィクションは立花隆氏の影響はものすごく大きいです。
本の紹介はもちろんのこと、東京大学付属図書館副館長(当時)の石田英敬氏との「読書の未来」の対談も、図書館の未来像の話が興味深く面白かったです。
今回再読してみたところ、以前よりも日本と世界の政治・経済の流れについて理解が進みそうな本を読みたくなりました。
年齢やそのときの自分の立ち位置で、興味を持つ本は随分と変わってきます。
立花 キュレーションで思い出すのは、ロシアのフョードロフです。彼は十九世紀末、モスクワの王室図書館(現在のロシア国立図書館。ソ連時代はレーニン図書館と改名されていた)の司書、つまりキュレーターとして一生を過ごしました。著述を出版したこともなく、自分の名前が言及されることを拒否していたのですが、いつの間にか彼はモスクワの文化人の間できわめてよく知られた存在になりました。「モスクワのソクラテス」と呼ばれていたほどです。フョードロフは朝早く出勤して、勤務時間中は一度も座らずに働き、午後三時に図書館が閉館すると、彼の元に集まるモスクワの知識人たちと交流する。四時過ぎには自宅に帰ると、娯楽にも、食べ物、着る物にも一切関心を持たず、ひたすら読書をしたり書き物をして過ごしたそうです。彼に影響を受けたのは、トルストイ、ドストエフスキーなどの文豪もいれば、ロケット科学の父とされるツィオルコフスキーもいる。ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』に出てくるゾシマ長老が語る内容は、フョードロフの影響をかなり強く受けているといわれています。図書館というのはこういうとんでもなくすごい人間を生みだしうる。
立花隆. 読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.566-576). Kindle 版.
再読「アンの幸福―赤毛のアン・シリーズ5」
再読「炉辺荘(イングルサイド)のアン 赤毛のアン・シリーズ 7 」
数年前まで、毎年夏になると赤毛のアンシリーズを読み返すというのが続いていました。新潮文庫のものは、随分とぼろぼろになってしまってKindleに切り替えたのですが、微妙に訳が変わっている箇所があって、結局紙のものも手元に置いてあります。
シリーズ1の「赤毛のアン」は、孤児院からアヴォンリーにやってきた子供のアンがもっとも生き生きと描かれいて一番読まれているのではないかと思いますが、私は手紙のやり取りで構成されている「アンの幸福―赤毛のアン・シリーズ5」と子どもたちに囲まれて暮らす「炉辺荘(イングルサイド)のアン 赤毛のアン・シリーズ 7 」も、シリーズの中でかなり好きで、この2冊は突出して読み返しています。
再読「営業零課接待班」
再読「鏡よ、鏡」
コロナワクチン接種後の副反応時は、新しい本を読むきになれず、一度サラリと読んだだけの小説を再読しました。
小説はストーリーを理解している再読のほうが、細部まで目を通せて面白い部分が見つかる気がします。
再読「人間をお休みしてヤギになってみた結果」
読書会のため、再読しました。
初読は図書館で借りて読みました。2022年は本を買わないと決めていたのですが、読書会で使用することもあって、Kindleで購入しました。Kindle Paper Whiteだと白黒になってしまい、せっかくの写真が楽しめないので途中からiPadで読みました。
面白い本ですが、これが読書会でどういう展開の話になるのかさっぱり見通せない感じです。
2022年は、主催者2人が積ん読になっている本や積ん読になりそうな本が中心になんとなく課題本を選んでいる感じですね。
サードプレイスを始めるときに、全く人が集まらなくても2人で本の話ができたら楽しいしね‥ということでスタートしていますが、今回はこれまでで一番申込みの少ない回ですね(2月末時点)
「ライオンのおやつ」
人気のため、図書館から随分と時間がたってから回ってきました。
上手い作家さんというよりも、ストーリーに魅力ある作家さんという感じでしょうか。
これは人気あるよね‥と納得がいく本です。途中でやめられず一気読みしてしまいました。
個人的にはこの長さだと終盤がごちゃごちゃしているように感じ、もっと登場人物を削ってそれぞれの人物のエピソードを書き込んでほしかったなぁ‥と思うのですが、そういう粗削りな感じも魅力の1つだよな‥とも思うのです。
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