随分と温かい日が増えてきました。ご近所の沈丁花も咲き始め、週末の披露山では今年最初の鶯の鳴き声を聞きました。
そんな気持ちの良い春の兆しがあるのに、私は週の半ばから低気圧による不調が続き、特に頭痛に悩まされることが多かったです。
昨年同時期の記事を読むと、全く同じこと言っていますね。この時期低気圧というのは定番なのかな…。確定申告まだやっているのも同じ。
昨年に比較して今年は特に難しいものはないのですが、引っ越しがあって着手が遅れてしまい、まだ終わっていないという状況です。
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蕗の薹(フキノトウ)
庭を眺めていたら蕗の薹が生えているのに気づきました。
庭に蕗の薹が生えてたので、蕗の薹味噌作ろう😌 pic.twitter.com/qTpKjzHMFx
— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 3, 2022
自分で作った庭ではなくて、貸家についている庭ですから何が植えられているのか、よくわかっていないのですが、これは嬉しい誤算でした。
早速、蕗の薹味噌を作りましたが、それでもまだあったので蕗の薹の醤油漬けも今年は初めて作ってみました。
活版印刷の名刺
個人事業主でオフィスを自宅にしているので、引っ越しに伴い名刺を作り替えることになりました。
前回の名刺もコロナ禍で逗子に引っ越して作り直して、その後ほとんど人に会っていないため、100枚作って90枚ぐらいしか使っていないので非常にもったいないのですが、持っていないというわけにもいかないのが名刺です。
今回は枚数を50枚にした分、活版印刷でお願いしてみたところデジタルにはない風合いがあり、とても気に入りました。
これまで肩書を「コーチ」と入れていたのですが、今回からは肩書はナシで。
WebサイトのURL書いてありますから、サイト見てください‥という方式に変更しました。
私の使い方だと、基本的に連絡先がお伝えできればよいだけですから。
BenQ ScreenBar Plus
転居に伴い、仕事用の机を一枚板に替えたところ以前使っていた机に挟み込んで取り付けるタイプの山田照明のライトがうまくはまらなくなりました。厚さ的にはいけるはずなのですが、あまり端に負荷をかけるのもちょっと怖いこともあり、サポートなどに連絡することなくこちらのモニターにつけるものに変更しました。
USB充電ということでケーブルがごちゃごちゃしないし、明るさもちょうど良い感じで気に入っています。
以下は現在の仕事部屋の写真です。ここには写っていませんが、背後に実は神棚もあり、iMacがあってもなんともバリバリ仕事する雰囲気にはなりません。
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義母来訪
ポチ(夫)の母が初めて逗子に遊びにきてくれました。
何度かしつこく誘っていたようですが、自分で電車に乗ってここまで来るのは億劫だったようで、ポチが家まで迎えに行くから‥という説得でようやくきてもらえたという感じです。
いくら元気だとはいえ、80代なんだからよく考えればそのぐらいして当然ですね。
普段もよく歩いているようで一緒に近所の山を登っても全く心配なく、目もすこぶる良いようで裸眼で新聞を読んでいるし、山ではゼンマイがなっている場所も見つけ教えてくれました。(アク抜きが面倒そうだったので、今回は採らずにパスしましたが…)
お正月は、私は私で以前の家族や自分の実家との付き合いもあり、訪問しておらず、私自身が義母にお会いしたのは今年初めて。
ポチが食事を作っている姿やテレビのない暮らしにだいぶ驚かれたようですが、これに懲りずにまた遊びにきていただけると良いなと思います。
blog
2022年2月の振り返り
家族以外に会うことが難しかったり、お客様先も全部リモートだったりで、引っ越し以外ほとんどネタのない2月でした。
逗子日記:二〇二二年三月 草木萠動(そうもく めばえ いずる)
ここに書いてあるGoogleの瞑想本「サーチ・インサイド・ユアセルフ」は目新しいことが見つからず、結局途中で本を読むのを止めました。
逗子日記:二〇二二年三月 蟄虫啓戸(ちっちゅう こを ひらく)
翌日の朝食は、私が担当。私の担当の掃除・洗濯はその前に片付けてあるので、妻が家事を全くしていないみたいに見えるのもどうかと思いまして。
本
「私は自分のパイを求めるだけであって人類を救いにきたわけじゃない 」
フェミニズムの本は、たくさん読んでいるわけではないけれど、話題になったときにあれこれ読んでいる方だと思うし、上野千鶴子先生のファンでもあるので全く関心がないというわけでもありません。
ただ、自分自身がフェミニストか?と問われると多分違う気がします。それはこれまでの人生で女性であることで不利を感じたケースがほとんどないからかもしれません。
もう少し正確に言うと、何かしら不当な扱いを受けても、そこに自分の性別が関係しているという発想がなかった。もしかしたら、それは女性差別だったのかもしれないけれど、世の中には、いろんな差別があって、人種、年齢、学歴、シングル家庭、容姿、婚姻歴、正規・非正規など挙げればきりがなく、また私の中に当てはまる要素がいくつもあります。
理不尽だと感じることがあっても、どちらかというと私と相手との間の個人的なぶつかり合いだと発想してしまうタイプなのでしょう。
『82年生まれ、キム・ジヨン』から韓国の女性差別を扱った本はかなりたくさん出ているのは知っていましたが、どうもそこには日本よりもかなり熾烈で暴力的な男女差別があるからというのもこの本で知りました。この本には現実にどんな事件が起きているかの事例が豊富に挙げられています。
韓国では公衆トイレ、更衣室などでの盗撮やリベンジポルノが深刻な社会問題となっている。二〇一八年には違法な盗撮を糾弾するデモ「不便な勇気」が六回行われ延べ三四万人の女性が参加した。「不便な勇気」とは「男女平等のためには世の中が不便を感じるほど勇気を出さなければいけない」の意
ちなみに『82年生まれ、キム・ジヨン』の感想と同じ作家の書いた『ミカンの味』の感想は以下に掲載しています。
日本では、ワンオペ育児とか、少し古いですが「保育園落ちた日本死ね!!!」とか、色々と女性が社会で仕事をするのに不利で不便なことが多いというのは、少子化ともセットでよくニュースになりますが、そこから運動に発展していかないのは、国民性の違いなのか、忙しすぎるのか。
この本の面白いのは、フェミニストになった著者が、フェミニストにあるまじき行動や感覚を持ちながら、フェミニストになってしまい、そこから本当のフェミニストになっていく過程です。
こういうフェミニスト本を読んだのは初めてで新鮮に感じました。
そんなこんなで職級も上になり、年俸も上がり、カードの限度額も増えた。ゴールドミスにふさわしく、最も大きくなったのは消費スケールだった。残業へのご褒美といっては使い、合コンに使い、合コンがイマイチだからとまた使い。男の金ではなく自分の金で買いたいものを買うこと。これこそ先輩たちが勝ち取れなかった女性の自己決定権であると信じていた。そうやって自分を愛し、きちんと自己管理している私、独立したかっこいい私に似合うようなミスター・ビックがいるはずだ。たとえいい男はみんな既婚者かゲイでも、どこかに。いつかは。
この空しくてねじれた希望を捨てたのがつい先日だと言うことを告白しなければならない。フェミニズムに関心を持ってからも「美しくて仕事ができて主体的なビッチ」ごっこから抜けさせずにいた。いや、「美しくて仕事ができて主体的なビッチ」「男たちに欲情されるフェミニスト」こそ、より先進的なフェミニストだと思い込んでいた。そそのために美容室、皮膚科、ダイエット、ショッピング、夜遊びにかけた費用は決して少なくなかった。
四十代に突入し、露骨な性的対象化の範囲から一歩抜け出してはじめて、男性連帯の堅固な壁にぶつかってはじめて、ようやく正気を取り戻した。信じ込んでいた自分の主体性は、企業とマーケットが奨励する、消費者としての主体性であることが判明した。
再読「アシンメトリー」
性格のまったく似ていない女性2人の友情が主軸になる物語です。
当初読んだときは、地味な方のヒロインにまったく共感するところが感じられなかったのですが、再読してみると、このヒロインの「開き直り」っぷりに、ある種の女性らしさを感じました。
個人的に開き直った女性って好きなんで、一挙に好感を持つようになりました。
「News Diet」
この本の感想は別記事でまとめました。
再読「クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST “君がつくるべきもの”をつくれるようになるために」
全部で3冊あるこのシリーズ。大学の勉強にやる気がでない時に、開きます。今回も読み直して、そうだそうだ。もっと楽しまなくちゃ!という気になり、気分が前向きになり、少しずつ進捗が出てきました。
卒業までに何回読み直すんだろう…。
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