逗子日記:二〇二二年三月 雷乃発声 (かみなりすなわちこえをはっす)

5時半起床。
夜中に突然お腹がくだって、さらに吐き気というダブルパンチだったけれど、朝起きたらなんでもない。
晩御飯は蒸籠で蒸した野菜とシャウエッセン、ブロッコリーの茎のぬか漬けに芋焼酎のお湯割り。あたったとも思えないのだが‥、まぁなんでもないからもういいや。

ポチ(夫)とメッセージのやり取りをして、家事を少ししていたら、あっという間にくるみ(ミニチュアシュナウザー、もうすぐ4歳)の朝ごはんの時間。

コロナで面会のできないポチとのやり取りで困っているのは、どこまでがポチの主観や推測で、どこまで病院が確認している事実なのかが文面だとはっきりしないこと。
今、わかっているのはどうにも病因がわからず、当然治療らしい治療もできず、これかな?というやり方で、あれこれ試しているということだけ。

ポチとしては、まずは痛みをなんとかして‥ということだろうが、病院側も病因がわからないから、下手な投薬などしてよけい病気が深刻になる可能性も気にしているのかもしれない。
そのあたりも丁寧に説明してもらえると、ポチももうちょっとストレスが下がりそうだけれど。

自分の朝ごはんを用意するとちょっと時間がかかりそうだったので、くるみの朝の散歩を優先。
逗子海岸は久しぶりに朝から青い空。

このところ、温かくなってきたので冬はすっかりサボっていたビーチクリーンを散歩しながら。
市から配布されるゴミ袋1つ分だけゴミを拾う。ただ散歩しているのもいいけれど、まぁついでにね‥というぐらい。
あっという間にゴミ袋いっぱい。

この時期はワカメがたくさん打ち上がっている。
それと同時に、流れ着いてくるゴミ類もひどい。特にひどいのはやっぱりプラスチック。
海洋プラスチックの問題は浜辺でゴミを拾えばよくわかる。なるほど分解されないんだな‥と。

もっと温かくなると、海に遊びにきて後片付けしていかない人たちの飲食ゴミが目立ってくる。

散歩から戻ると、もう9時前なので、今朝はポチ用に用意しておいたカップヌードルのトマトチリヌードルをいただく。お湯注ぐだけ、食べ終わったらカップを洗ってそのまま捨てるだけ。
洗い物も一切ない。家事の救世主だよなぁ‥と気づく。

打ち合わせを続けて2件終えて、お昼ごはん。
お昼は冷凍ごはんと、アジの干物を焼いてほぐしたもの、そこにいただきものの高いチーズを細かくして入れて炒飯。出来上がりに千切りの紫蘇をかけて。

ポチが担当医とゆっくり話せたようで、もう少し詳細な話を知らせるメッセージがきた。読む限りは4月中の退院は難しいだろうな。というか、素直に読めばいつ退院なのか全く見えない。

さらに、今日は人生最大の高熱39.1度で坐薬を入れられた〜と嘆いている。
子供の頃にしょっちゅう高熱を出して、もちろん坐薬もしょっちゅうだった私には、むしろ人生最大の高熱が40度超えてないってありなの?って感じである。
とにかく丈夫な人なんだよな‥と改めて思う。
だから、薬と病院に対する期待が高い‥、病院に入ればすぐ治る、薬をのめばすぐ症状が改善みたいに思っているので、なかなか結果の出ない今の境遇はものすごくストレスが高いんだろうと思う。

私のように子供の頃から虚弱体質だと病院や薬で今よりマシになればラッキーみたいな感じなので、捉え方が随分とちがうのだ。

夕方から雨になるというので、仕事の作業を中断して、早めにくるみのお散歩。
今日も間違いなく1万歩超えコース。

明日はなんだか気温がぐーっと下がるという天気予報。

なんだかそれを見たら、気力がグーッと下がってきて、買い物は明日に回すことにした。明日はポチの病院に届け物をしにいくから、そちらで買い物するほうがあれこれ選べるしね。

夜は熱燗つけて蒸籠でキャベツと豚肉を蒸し、さらに卵と野菜を蒸してみるか。
はたまた、ワインをあけて、簡単にサラダを作って、従姉妹にもらったチーズで済ますか‥とりあえずゆるっとしよう。

午後も打ち合わせ多かったしね。しかも新年度に向けたシビアのもの多し…。

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