周囲の桜に少し遅れを取りつつも、この週の後半にようやく庭の桜が満開になりました。
桜というのは満開になるやいなや散り始めることを初めて知りました。
散っていく桜には随分と心惹かれるものがあり、縁側でぼんやりと散っていく桜を眺める時間が多いです。
2019年の同時期の記録を読み返すと新年度というのは、毎年顧問先の仕事が部署異動や新人の配属であまり進捗がないのを思い出しました。
年度末から概ねそういう感じが続くのが例年でしたが、コロナをきっかけに大半の顧問先がリモートワークを導入し、入社式なんかもオンラインになったりして、あまり新年度感がなくなった気がします。仕事も全然普通に進捗しているのは、新人のお世話や行事に社員が全員で関わるみたいなのが減ったのでしょう。
リモートワークになると、明記したジョブ・ディスクリプションがなくても、誰がどの役割なのかがはっきりするので、余分な気遣いとか、ヘルプに駆り出されるとかが減るのかもしれません(オフィスに行けないので、想像ですが…)
Contents
夫の入院
夫の入院が続いていますが、この週にようやく病因が判明し、治療方針が決まり、治療に入ることができるようになりました。
点滴以外の治療法が現在はないようで、当面は入院が続きますが、まずは治療に入ることができて一安心です。
友人来訪
おそらく私の友人の中でもっとも若い友人(アラサーというのかな?)が、仕事を兼ねて逗子まで遊びに来てくれ、そのまま我が家に泊まっていきました。
当初は、逗子のお店でおもてなしをと考えていましたが、仕事の関係でこちらに来られる時間が遅かったことと、犬が寂しがることもあり、我が家でご飯を作って、夜中までワインやらビールやら、バーボンやら・・とだらだらとおしゃべりをして過ごしました。
翌日はお気に入りの居酒屋さんで夕方早めから呑んで、彼女はそのまま東京へ帰宅。
夫が入院中なので久しぶりに誰かと一緒にご飯を食べたような気がします。
その上、飲みかけのワインのコルクが抜けなくなったのを開けてもらったり、ガス台の金具を変なふうにはめ込んでしまい取れなくなったのを直してもらったりと色々と助かりました…。
ブログ記事
2022年3月の振り返り
ほとんど家族ネタ。
どうも昨年末の二人目の孫が誕生する話のあたりから、暮らしの中心が家族のケアみたいな状況が続いているようです。
逗子日記:二〇二二年四月 玄鳥至(つばめきたる)
木の台所道具やら弁当箱やらに食材を干すネットが大活躍中です。
逗子日記:二〇二二年四月 鴻雁北(こうがんかえる)
七十二候に合わせて書いている日記。合わせてInstagramに庭の写真をあげていて、そんなに庭にしょっちゅう変化ないし、二十四節気にしようかな?とも思うのですが、少しずつ変化があるようで、なんとか続いています。
本
前週にストレス解消もかねて、Kindle Unlimitedに入ってしまった話は書きましたが、さらにもう一つ自分を甘やかすことにして、連載途中の読みかけの本について新刊が出たときは購入OKとすることにしました。
夫の入院で家事が負担が平均1日4時間増えているので、外出がほとんどできずストレス解消はもっぱら読書です。
ということで、読了本が先週に引き続き今週も多いです。
これは経費で落ちません!9 ~経理部の森若さん~
今回はまだ事件らしい事件が起きておらず、なんというか次の事件への前振りの巻みたいな印象を受けました。
とはいえ、いつもの登場人物に会える・・というのは嬉しいものです。
早く続きが出てほしい・・。
ザ・ファブル 1〜6巻
さらなる甘やかしとして、以前からずっと気になっていたこちらのマンガを読み始めてしまいました。
1巻〜3巻までAmazonで無料だったので、そこからドハマリ。毎日1巻ずつ自分ご褒美に読んでいます。
ヤクザの人たちの顔の区別とファブル兄さんの顔の区別がつきにくいのは私だけ?
原作版 左ききのエレン(25):最期の戰い・後
新刊が出るたびに、前回までの伏線確認となり結果全部読み返してしまうこのシリーズ。
今回はさすがに時間なくて、全巻読み返しはでできていません。
「最期の戰い・後」となっていますが、全然終わっていないのですが、次のサブタイトルは何になるんだろう?
HEALTH RULES 病気のリスクを劇的に下げる健康習慣
津川友介先生の新刊。図書館で予約待ちして読みました。食事については以前に読んだ著作とかぶるところが多いのですが、今回はコロナワクチンの話や睡眠・運動・入浴といった食事以外の話題も多く一気に読みました。
質の高い論文だけを使って書かれているエビデンスベースの健康本なので、安心して読むことができます。
津川友介先生の講演の話とそれに基づいたダイエットの話はいかに書いていますので、ご興味ある方はこちらをどうぞ
正直不動産 14
ドラマ化もされたようですね。相変わらず面白いです。
不動産のことって、賃貸にしても売買にしてもなんとなく知っているようで知らないことが多いんだな・・と読むたびに思います。
こういう業界はビジネスチャンス多いんですよねぇ。
SPY&FAMILY 9
こちらはアニメ化されたようですね。
とにかく可愛い。好き!という感想しかありません。
幸せな選択、不幸な選択──行動科学で最高の人生をデザインする
買わない予定だったのですが、図書館で借りたところ面白かったのと期限内に読みきれなかったのとで買ってしまいました。
読書会にも良いかな?とも思ったので。
翻訳がちょっとわかりにくいように個人的には感じました。
「やりがい」と「快楽」のバランスが幸せにつながる・・というのは、なるほどですね。注意力をどこに向けるかというのも非常に重要。
その他にも読んでいると、「なるほど、それは幸せになるのに大事な視点かも・・」というのがたくさん見つかる本です。
自分がいま関わっている活動にではなく、時間(とりわけ、お金に換算した時間)に注意を向けると、幸福度が下がってしまうということだ。つまり、いま従事している活動に没頭するべきなのだ。数分ごとに時計を見るようなことも避けたほうがよい。例えば、私は仕事を離れた休憩中にどれだけの時間子どもたちと遊んでいたかはあまり気にしないようにしている
自らの意志でユニセフに寄付をしようとしている人たちを無作為にふたつのグループに分ける。第1のグループは子どもたちを支援するチャリティの一般的な優先順位や活動のタイプを知らされており、第2のグループは「10ドル集まるごとに、アフリカの子どもたちの蚊帳が買えます」といったぐあいに、寄付の影響について具体的に知らされていた。すると、具体的な情報を知らされていた人たちのあいだでだけ、多額の寄付が生活満足度の高さと結びついていた。慈善事業への寄付は、寄付金の行き先とその寄付金が誰のために、どのように役立つのかが明確になっている場合、幸福にとても大きな影響をおよぼすようだ
暮らしのさじ加減 ていねいでゆっくりな自分にちょうどいい生活
Kindle Unlimitedのページで、あれ?この本、私以前に持っていたなぁ・・と思い、読んでみました。
…が、読んでみると、全く読んだ記憶が蘇ってこない…。
読んだ当時は、仕事で家を不在にしがちのため、家事は当時の夫任せでした。
ゆっくりとした暮らしに憧れて何冊も本を読んでいた時期だと思いますが、どれもこれも実現できずにいたので、記憶に残らなかったのでしょう。
最初に読んだ当時は、何かを減らさない限り、そんな生活は一生できない・・というのが理解できていませんでした。
減らさないなかでていねいな生活しようと思ったら、ゆっくりどころか、睡眠時間減らすしかないんだということが今ならよくわかります。
今の暮らしがていねいでゆっくりかは、よくわかりませんが、今読むと共感する部分がとても多く、自身の生活の変化をはっきりと感じました。
私の暮らしも、「合理的」なやり方に変えて、手間をどんどんなくしていけば、家事雑事にかかっている時間は減るだろう。そして、余った時間を使って、有意義なことができるようになるかもしれない。もっと、お金を稼いだり、もっと、勉強したり(……ホントにやるだろうか?)。ただでさえせっかちで、そのくせ行動はのろまな私。「合理的でムダのない暮らし」を始めたら、きっと、もっとセカセカすると思う。そして、「忙しい!時間がない!あー、一日三〇時間欲しい!」なんて叫んでしまいそう。「忙しい」を連発する人は、とても景気よさげだけれど、みんな怒りっぽくて近寄りがたい。颯爽としているが、目の前にいる人よりも、目の前にあるモノよりも、自分の忙しさのほうが大切なのだ。景気がいいわけでもない私はせめて、「忙しい」と言わない人間でありたい
私がなりたいのは、自分のことは可能な限り、自分で始末をつける暮らし。だから、家族の分の家事まで、すべて私をアテにされるのは困る。
えぶりでぃホスト3〜4
ホストクラブをテーマにした安定の4コママンガ。下ネタがきつくないところが良いですね。絵の力の抜け加減もわりと好き。
これいつまで無料で販売するのかな…。
佐治敬三と開高健 最強のふたり〈上〉
サントリーの2代目社長の佐治敬三と作家の開高健の2人のタッグについて書かれたノンフィクション。
新聞書評を読んだときからずっと気になっていました。
Kindle Unlimitedに入っていてラッキー。
主軸はあくまでこの2人なのですが、創業者の鳥井信治郎の話やサントリーがどのようにして始まり、ウィスキーでの成功を経て、ビール業界で戦い抜いていくか・・など、ビジネス本としても非常に面白い本です。
信治郎はしばらく考えこんでいたが、やがて低い声で、自分はこれまでサントリーに命を賭けてきた。あんたはビールに賭けようというねンな。人生はとどのつまり賭けや。わしは何もいわない。「……やってみなはれ」といった。細心に細心をかさね、起り得るいっさいの事態を想像しておけ。しかし、さいごには踏みきれ。賭けろ。賭けるなら大きく賭けろ。賭けたらひるむな。徹底的に食いさがってはなすな。鳥井信治郎の慣用句〝やってみなはれ〟にはそういうひびきがあった。八十三年の生涯にもっともしばしば彼が使った日本語はこれである
北康利. 佐治敬三と開高健 最強のふたり〈上〉 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.204-210). Kindle 版.
がんこスーパー
リストラのため転職した職場は、ステップアップの場所だったはずが、なぜかつぶれかかったスーパーの立て直し現場。
こんなになんでもかんでもうまくいくはずないよ〜と思いつつ、でもそうだといいなぁ・・というこの著者得意のパターンかな。でも、きっとその作風が好きな人は私同様に多いのでは。
たまたま図書館で見つけて借りてきました。
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