あちこちのお庭の紫陽花が色づき始めました。我が家の紫陽花はまだまだ蕾が小さいのでもう少し掛かりそうです。
お天気も安定してきたので、ようやくコタツを片付けました。
家の中も夫が退院し、落ち着いてきたので、着物暮らしも再開しました。
週の半ばには、若い頃に勤めていたベンチャー時代の同僚たちとまだまだ少人数の開催ではありましたが食事会も行われ、コロナでしばらく会えていなかった懐かしい顔を見ることができました。
週末には夏日となり、逗子海岸はかなり人が多かったようです。友人・知人から、海が近いからいいね‥とメッセージをもらいました。
実際は、我が家もそうですがご近所さんもお子さんのいない家の大半は週末の人の多いときには、海岸には出ないのではないかと思われます。
そんな夏日の週末に、東京から母がやってきて、娘夫婦の新居に泊まっていきました。
二人もひ孫がいるとは思えない、元気な様子で相変わらずフルタイムでNPOの仕事をしており忙しそうです。
Contents
家のこと
この週末は家の中の足りないものなどを検討したり、買い足したり。
まずは、先日購入してすっかり我が家のお気に入り家事道具となった鉄のフライパン。
Weekly Review – week 18th, 2022
テフロン加工のものから、鉄に替えてからとにかく油モノ美味しくなってビックリしています。
使用後に油を塗っておくなど、テフロンに比較すると手間がかかるのですが、その手間がどうでもよくなるぐらい美味しいのです。
鉄製のため、鍋そのものが重たいので、今回は同じシリーズの小さいものを追加しました。
さらに引っ越してきてからそのままになっていた中庭に面した部分のカーテンを購入しました。
縁側の部分のカーテンについては、引っ越してきてすぐに取り替えたのですが、中庭に面している部分は、中庭そのものが外から見えない造りになっているので、放置したままでした。
連休前にこの部分のカーテンレールが突然壊れ、修理していただいたのをきっかけにカーテンを外してみたら、かなりひどい状態だったので買い換えることにしました。
カーテンは、引っ越しのたびに買い替えになるし、金額も結構な額になるので迷っていましたが、面積が広いですから、買い換えると決めれば張り切ります。
仕事部屋の前が中庭に面している廊下になるので、今回は廊下と馴染む落ち着いた色を選びました。
届くのはまだしばらく掛かりますが、楽しみです。
急速に夏が近づいてきて気になってきたのが、生ゴミの匂い。
私の暮らす逗子では、現在は燃えるゴミ、としてひとくくりで処理されていますが、燃えるゴミに水分の多い生ゴミが入ることで燃やすのに時間がかかり、環境負荷が高いため、燃えるゴミと生ゴミの分別回収を進めるということが話し合われているようです。
そんなこともあり、市からはコンポストのような生ゴミ処理機の購入には補助金が出るようです。
今の家は、広さもあり庭もありなので、コンポストもよいのですが、我が家のように引っ越し前提の賃貸暮らしでは、次の家の大きさや環境が見通せないので、電気で分解できてあまり大きくないものを‥探しています。
電気のものには、補助金は出ませんがゴミの量が減れば、有料ゴミ袋を買う頻度は減りますし、そもそも庭の肥料にまくこともできそうです。
ネットであれこれ調べましたが、音のうるささなどが数値表記ではピンとこない、ゴミの量は我が家は比較的少ないほうだと思うけれどなるべく小さく切って捨てたり‥というのがどのぐらい面倒くさいのかもわからない…と思っていたところ、2週間レンタルできるという仕組みがあったので、取り急ぎそちらをお願いしてみることにしました。
あおいと訪問
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逗子駅の山側のほうに新しいお店ができたというニュースをTwitterを通じて知り、調べてみると「え?あそこに?」という逗子の地元民にとっても、かなりわかりにくい場所にあることが判明し、面白そうなので行ってみることにしました。
前日に犬の散歩がてら、まずは場所の確認。
外から見ていると中から声をかけていただき、中の古民家と犬もOKというテラスを見せていただきました。
とっても雰囲気が良かったので、翌朝海岸での散歩を終えてから行ってきたのが上記のInstagramの写真です。
平日の朝食ですから、お客様の私たちしかおらずのんびり静かな時間と美味しい朝食を楽しんできました。
ヨシタケシンスケ展かもしれない
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世田谷文学館の展覧会にうかがったのはこれが初めて。
別件の用事で東京に出る予定があったので、新宿近辺での展覧会を探してついでに行ってきたのですが、とても充実した時間となりました。
会場にある著者の大量のメモ書きには圧倒されました。量が質に転化するという言葉に改めて重みを感じました。
著者の色んなアイデアの出し方もとても参考になり、仕事にも大学の学びにも早速活用しています。
きっと著者の方もすごく楽しんで展覧会の準備をされたのだろうなぁと思う展覧会で、観賞者は大人も子供もとても楽しそうにしていたのが印象深いです。
この方の本もそうですが、大人も子どもも心から楽しめる作品や展覧会ってすごいな‥と思います。
ミュージアムショップでは図録と孫たちにTシャツとタオルを購入。
図録は帰宅後毎日のように見返しています。
「あつかったらぬげばいい」は普段ほとんど本を読まない夫もとても気にいっています。
私自身は、「えー、それ欲しい」と思うばかりの本屋さんのこちらの本が大好きです。
本
知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと
若い頃から立花隆氏の本には随分と影響を受けています。知の巨人と呼ばれた彼がどんな生い立ちだったのかということについては、いくつかの本で断片的に出てきますが、この本のように彼の生涯について全面的にフォーカスした本は多分初めて読んだ気がします。
読んだ本がいくつも出てきて、その執筆の裏話なども多くファンとしてはとても楽しめる一冊でした。
全く知らなかったのが、彼が画家の香月泰男氏と親交あり「私のシベリヤ」の本当の筆者は立花隆であったという話。
もしかすると、どこかでその話は読んでいたかもしれないけれど、私自身が香月泰男氏の展覧会に行くまでこの画家のことをよく知らなかったので、記憶に残らなかったのかもしれません。
逗子に越してきていなければ、きっと彼の絵を観ることもなかっただろうと思うと不思議な縁を感じました。
生誕110年 香月泰男展 @神奈川県立近代美術館葉山
Shrink~精神科医ヨワイ~ 8
精神科医にかかる人たちの境遇、状況、その気持などをわかりやすく教えてくれるこのシリーズ。今回は適応障害で休職した男性が仕事に復帰するというテーマで受け入れ側も含め、考える部分の多いことを知りました。
ブルーピリオド 12
芸大に入った主人公が、芸大というもののあり方に対して疑問を持ち始める。実体験としてもこういうケースってあるんだろうなぁ‥となんちゃって美大生の私も周囲を眺めていて感じました。
再読:下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん
遅々として進まない本の断捨離。相変わらず長いこと持ったままになっている古い本を読み返し、まだ持っている必要があるのか?もう終わりにして良いか?と考えて処分中。こちらは読み返せば、何度読んでもノンストップで読めてしまう傑作。とはいえ、電子書籍での入手も可能なようなので、紙の書籍は手放せそうです。
それにしても、今ってヤンキーのいちごちゃんみたいな子ってまだいるのかな‥。読んでも今の若い人たちにはピンとこないかも。
ミルキー
Kindle Unlimitedで発見。林真理子さんらしい女性のしたたかさ、ちゃっかり、自分勝手満載の12の短編集。林真理子さんが作家に転身されて、相当な年数が経ちますが、こういう女性が書ける作家はでてこないものですね。
私は「聖夜」という短編が男も女も勝手なものだというのがわかりやすく、人間臭くて妙にリアルで好きです。既婚者の不倫相手と一緒になるときは、あなたと一緒にさえいられれば、何もいらない‥と言っていた女性が、一緒になると別れた奥さんに対してあれこれしてあげ過ぎる‥と不満たらたらな様子を見て、あるあるんだな〜とニンマリしながら読んでいました。
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