逗子日記:二〇二二年六月 螳螂生 (かまきりしょうず)

夜中に足元に妙な感触があり、目が覚める。
足元のマットレスを足裏でまさぐると、なぜか砂がマットレスの上にある様子。海岸の散歩で、私の足に砂がついていたか、犬の足がよくふけていなかったのか‥。
砂が気になるせいか、夢見が悪く3時に起きてしまうことにする。

天気予報を見ると、今日は一日雨。
それなりの雨量もあり、気温も上がらない一日になりそうだ。

週の振り返り記事を書く。パチャパチャとキーボードを打っているとだんだん目がしっかり覚めてくる。
このところ、ブログの記事は朝一番で1ポモドーロ(25分)書くのがなんとなくの日課になりつつある。

先日直売所で購入した切り花の茎を少し切り、水を替える。
ここ数日の暑さであまり元気がない。
暑さだけでなく、花屋さんではなく農家の直売のような形で買う切り花はものすごく安いけれど、その分どうも日持ちしない。
育て方の問題なのか、切ったあとの水揚げの問題なのか、よくわからない。

夫は朝からオフィスへ出勤したので、私は居間にNote PCを持って移動しillustlator使った作業をする。
今週末からのスクーリングのために、新しいNote PCに慣れておく必要があるからだ。
このところ、ずっと画面の大きいデスクトップだったので、画面だけでなくキーボードも含め、案の定かなり操作に違和感がある。

途中途中顧問先からチャットが入る。
先週半ばにチャットに投げておいた質問へは全く返答がない。
来週の打ち合わせはZoomじゃなくて、Google Meetにしましょう…みたいな、Yes-Noで応えられる質問にはやたらに返答が早い。

私がその昔勤めていたような外資系企業だったら、質問を返さないことで相手の作業が止まり、プロジェクトの進捗を遅くなれば、会議で絶対そのことを指摘(糾弾?)される。そんな環境にいたせいか、私自身はとにかく相手の作業を止めないという癖がついているため、回答がややこしかったり面倒だったりすると止めてしまうという職場環境に平和な職場だな・・と感じてしまう。

私の海外の同僚たちは絶対に自分で受け取ったボールを持ちっぱなしにしなかった。それがたとえ無茶苦茶なやり方でも、こちらに難癖をつけてボールを返したり、このプロジェクトに関係ないはずの誰かに投げてしまったものだ。これはこれでもちろん問題なんだけれど。
海外の同僚たちのように職場で自分の立場を絶対に守るというのが染み付いているのと、会議の場で「忙しくてできなくて、すいません」で済む職場は結局どっちが働きやすいのか、というのは人によって異なるだろう。
私はこれが同僚だったら、かなりイライラするだろうが、今日のように相手が取引先であれば、取引先の組織が許容しているならそういう組織なんだなと思うだけだ。

お昼は紫蘇がたくさん冷蔵庫にあったので、紫蘇と梅干しでパスタにする。
このところ、ずっと夫が在宅勤務だったので、自分のお昼ごはんを作るのは久しぶり。
洗い物もしなくてはならないので、面倒でもあるが、自分で作ったほうがあっさりしたものが多くて、太りにくいのでこれはこれで悪くない。

取引先から出してもらった素材をもとにWebサイト用のテキストを、制作していく。文字数制限が出ていないので、あとから二度手間にはなるけれど、テキストを見てから文字数を決めたいというリクエストなのでしょうがないし、その気持もよくわかる。
たたき台のないところで、慣れていない人が何かを決定するのはとてもむずかしい。

午前中に届いたカーテンを取り付ける。
ちょっと地味かなと心配したが、取り付けてみると落ち着いていて、廊下と中庭には合っている様子。懸念事項が片付いて、スッキリした気分になる。

30分ほど昼寝をして、コーヒーを飲んで、大学の課題に1時間ほど取り掛かる。

16時を回ると頭を使ってアウトプットするタイプの仕事は、もう大したものが出せなくなるので終了。

あとはお風呂に入って、ちょこちょこと家事をしながらインプット。

まだ外は雨がしっかりと降っている。
我が家の咲き始めた紫陽花はそのせいでちょっとうなだれているように見える。どうやら、正面の庭の紫陽花は青の様子。

中庭も同じ色なのかな。こちらはまだ蕾がほとんど見えないぐらい。

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