寒さの訪れとともに、逗子海岸からも富士山を眺めることができる日が増えてきました。
(夏場は蒸気の関係なのか富士山は見えないのです)
今日の逗子海岸は富士山日和。 pic.twitter.com/AarVQZof6f
— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) October 25, 2022
こたつ開き
この投稿をInstagramで見る
寒さに我慢できなくなり、珍しく暑がりの夫がコタツを出そうと騒ぎ出したので、早めのコタツ開きをしました。
コタツ開きの日を調べたところ、今年は11月6日が最初の亥の月亥の日でそこで出すもののようでしたが、そこまでは我慢できないだろうということで、この週の亥の日に出しました。
出した日は犬も含め家族みんなで、一日コタツから離れられませんでした。
神保町 古本市
随分と久しぶりに神保町の顧問先を訪問し、これまた久しぶりにミロンガ・ヌオーバでタンゴを聞きながら、お気に入りのジャンバラヤをいただいてきました。いつもなら、お気に入りの青りんごのビールもいただいてくるのですが、この日は病院の定期検診もあったので、コーヒーで我慢。
ミロンガ・ヌオーバ、ラドリオのあるこの通りも少しずつ変わってきていて、ここから見上げるとすぐに目の入った三省堂も大規模改装中。ミロンガ・ヌオーバも表通りに移転するようです。
この日はさぼうるもすごい行列で、なぜ、平日に?と思ったら古本市でした。
食後は、お気に入りの東京堂書店に立ち寄り、あれこれ本を眺めますがなぜか手が出ない。
読みたい本は山のようにありますが、本を買うとまた手放すときが来るというのがツラいな・・と思うようになってしまい、どうも最近紙の本をリアル書店で買うのに抵抗感が強くなりつつあります。
変な例えですが、ペットを亡くした人が、またペットと暮らしたいけれど、お別れが辛すぎて飼えないのに似ているような。
散々迷って手ぶらで出てしまいました。こんな日が自分にやってくるなんて…。
病院の定期検診を終えて、山の師匠とアウトドアショップで待ち合わせ。そこのブランドが以下に素晴らしいかを説明され(師匠話を聞いている限り、多分、年間数十万単位でそのブランドにつぎ込んでいるはず…)、沼に引きずれ込まれそうになりました。
確かに使ってみると素晴らしいんですよ、本当に。
私も、ついついネックウォーマーにもでき、コードを絞ればキャップにもできるという小物を購入してしまいました。しかし、今やアウトドア関連のものって犬の散歩と近隣の軽登山ぐらいなので、猫に小判過ぎて恐れ多いブランドです。
その後、古瀬戸珈琲店でしばらく会えなかった分のおしゃべりをあれこれしまくってきました。
帰りは、古本市を少しだけのぞいてしまい、ついつい以前から読みたかった斉藤道雄さんのぺてるの家に関する本をお買い上げしてしまいました。このシリーズはどれを読んでも、いろいろなことを考えさせられます。
久米桜酒造の会
この投稿をInstagramで見る
娘夫婦の営むお店で久米桜酒造さんをお呼びしての燗酒イベントに参加してきました。
「酒は純米、燗なら尚良し」という素敵な言葉からスタート。
今回は私たち夫妻とご近所の犬のお散歩仲間でお店の常連さんでもあり、めちゃくちゃ孫もなついている方と、さらに鎌倉に暮らす私の母方の叔父の4名という不思議な組合わせで参加。
これまたお店の常連の方で親しくさせていただいている方と、そのお友達の6人テーブルでそれぞれ男女3人ずつという妙齢のテーブルとなりました。とにかく女性陣が入ってくれるとコミュニケーションが潤滑になるなぁとしみじみ。お料理、お酒ももちろん美味しいのですが、やっぱりシチュエーションが楽しくないと美味しいものも美味しく感じられませんから。
いやいや有り難かったです。
駐車場の件
我が家の車は夫が会社から供与されているものです。
もともとはコロナ禍に、通勤に使うようにということで期間限定だったと思うのですが、その後リモートワーク中心になり、コロナが収まってきても、業務範囲が増え地方に出かけることが多いので、そのままとなっていました。
あくまで業務用で、いつなくなるかわからないため、駅歩15分以内の物件を探して住んでいます。私自身免許もありませんし、車を使わない暮しを基本にしています。
この車、これまではリースだかレンタルだかの契約だったのですが、会社が諸事情あって社用車を持つことになり、そちらに取り替える話になりました。
私にとってはどうでもいい話のはずだったのですが、その社用車というのが全長 4,935 mm x 全幅 1,850 mm x 全高 1,935-1,950 mmとバカでかいものだとわかり、さらにこれまでの車同様、家の駐車場に置くというので、大問題に。
私としては、圧迫感も嫌だし、何よりも絶対に庭の木や草花にぶつかったりするのが目に見えているからです。今でさえ、車がいると掃除ができなくて、留守時を狙って掃除しなくてはならないという面倒臭さがあるのに。
そもそも会社からは以前から、駐車場代は別に出すと言われているので、外で借りてください…という話ですが、大型の車がおける駐車場が近隣に少ないようで、歩いて少し距離があるとなるともう夫は大騒ぎ。
とはいえ、夫の方に分がある話でもないのでブツブツと言うしかなく不機嫌を撒き散らします。
私は不機嫌を撒き散らして女を降伏させるタイプの男というのは、泣いて男を降伏させようとする女と同じぐらい尊敬できないので、これまたイライラ。
そもそもレンタカー借りるとなれば歩くの当たり前じゃんね・・と思うのです。
双方ぶっちぎれ状態のときに表れたのがご近所の犬の散歩仲間の奥様。
ご近所のものすごい情報通でもあり、ものすごい家柄ご出身の方で一目置かれている方ですが、この方がご近所の駐車場に空きがあるはず・・とその駐車場の持ち主の方もよく知っている方のようで、夫が問い合わせてもさっぱり要領を得なかった駐車場管理の不動産屋に働きかけてくれて、またたく間に我が家から徒歩数分の駐車場が借りられるようになりました。
全く車見かけないけれど、夫が電話したときは、「満車です」一言で断られていたのに…。
おかげで夫婦の危機も乗り越えられまして、お礼をどのようにするか現在夫婦で協議中です。
本
日本人はどう死ぬべきか
解剖学者の養老孟司氏と建築家の隈研吾氏の対談。
お二人のしている仕事は全く別なものだけれど、「時間」というものを絶えず考慮に入れなくてはいけないという共通があります。長い目でものを見るという私達が忘れがちなことを得意とするお二人の対談は、視野が広いこともあってあちこちに気持ちよく飛んでいきます。
お二人にはもう一つ共通項があって、栄光学園→東大コースという学歴。
逗子に引っ越してくるまで知らなかったのですが、こちらでは男子の王道コースのようで、よくご近所から「あちらの息子さんは、栄光から‥」というような話をよく聞きます。
東京だと高校が多すぎるのか、東大行くのに特定の高校名ばかり聞くというのがあまりなくてちょっと新鮮。その栄光学園についての対談もあって、個人的に、ああ、そういう学校なんだ‥と興味が満たされました。
タラント
大学時代にボランティア活動に興味を持ったが様々な体験を通じてそこから離れていくみのりと、みのりの祖父で戦争で片足を失った清美の話が並行して流れていき、時おり時空間がよくわからなくなりますが、それがまた1つ1つのエピソードをうまく織り込む効果になっています。
本を読むというのは自分を拡張することなのかな‥と最近思うことが多いのですが、この本を読んで自分がもっていることに気づいていない無意識レベルの常識を揺さぶったり気がつたりさせたりするという側面もあるようです。
人は、善意にはぜったいに善意を返すものだと、意識することもないくらい強く信じていたのだ。それが世界共通のルールだと信じていたのだ。それが世界共通のルールだと心していた。そのルールのなかで考えれば、寄付や支援物資をたくさん持って、それを必要としている人たちのいる場所にいけば、とうぜん、笑顔とお礼が返ってくるはずであり、支援を目的としたスタディツアーは守られているはずなのだった。自由時間に歩く市街地にしつこい物乞いがいるのはふつうのことだが、ツアーでまわる場所にお金を要求する人がいてはいけないのだった。笑顔と感謝があふれていなければらないのだった。無意識にそう信じていたから、そのルールが適用しないことに、あんなにも自分は動揺したのだと、みのりは今ごろになって気づく。恥ずかしかったのは、お金を要求されたことではなくて、のんきに勝手なルールを信じていたことだ。
BLUE GIANT EXPLORER 7
メンバーが揃い、ジャズの本拠地ニューオリンズで活動を開始。早速ライブはとても盛り上がっているが、漫画なのでいったいどんな曲なのかは相変わらずわからず、でも引き込まれるというすごいなぁといつも感心しています。
再読:母子変容(上下)
購入した時に、そのテンポの良さにガーッと読んでしまい、今回は改めてゆっくり読み直してみました。大物舞台女優の母親の前に突然表れた別れた娘。これがまた母を凌ぐような美しさを持ち、映画女優として邁進していくのですが、芸能界という特殊な世界に翻弄される2人の話は本当にハラハラさせられます。
ドラマ化、映画化されておかしくないような気もするのですが、ネットを検索してもそういったことはなかったようですね。
有吉佐和子は最近、復刊が多いのでファンとしては嬉しい限りです。
じゃりン子チエ30、31
子供の頃、父が持っていたので読んでおり、その後大人になって、また改めて読み返し、読めていなかった巻を読み進めています。
これこそ、うまく映画化できたら第二の寅さんになると思うし、大阪のこの文化と舞台背景が出せたら、海外でも評価されそうに思うのですが、テツはともかく主役のチエちゃんがずっと小学5年生というのと、重要な脇役の小鉄とアントニオの猫二匹ある限り、実写は無理なんでしょうね。
子どもが主人公の映画って、ホーム・アローンやらハリー・ポッターやら、ずっと続けるのは難しいんだなぁと気がつきました。漫画で楽しみます。
コメント