2022年の同時期
昨年の同時期は夫の入院があり、あれこれ忙しくしていました。
ちょうど1年前のこの時期にコーチングもクライアント募集を止めています。現在は、その以前から継続していたクライアントさんと、以前私のコーチングや無料セッションを受けた方のみに限ってコーチングセッションを持っています。
大学は復学して、今年度中にスクーリング科目は全部終えたので、まぁゆっくりではありますが一応進んでいるということで。
今年はまだ義母にも母にも会っていないことに気がつきました。
今月何がうまくいったか?
仕事削減
上記に書いたように昨年のコーチングから徐々に仕事を削減してきて、今月かなりのボリュームがあるプロジェクト(全部で3年かかった)と2014年から顧問を勤めていた企業のそれぞれの仕事が一段落し、3月末を迎えることができました。
昨年春からスタートした夫の新規ビジネスが、マクロ経済の影響をモロに受け、少しずつ好転してはいるものの、なかなか軌道に乗るところまでたどり着かず。この状況で私が今まで通り、仕事をしていると家の中は崩壊するであろうことが、予測されるためしばし仕事はセーブモードで行く予定です。
夫は、常に楽観的で「こんなのはすぐ落ち着くだろう」・・というモードなのですが、結婚生活も数年が経ち、夫の楽観的予測ってものすごく精度が低いのもわかってきたので、考慮に入れるわけにもいかず。
もう一つは私のところに来る仕事のオーダーが非常にざっくりしていて、いつまでに何をやる・・というのが予測がつかないケースがほとんど。
走りながらお互いに調整していきましょう・・みたいな感じなのです。
昨年の暮れから、この日は仕事で出なくてはならないから、1日ブロックしておいてくれ・・という話が、「この日はどうしても出ることになった・・」みたいな話が多く、腸煮えくり返る状態の私と仕事だからしょうがないという夫の対立にも疲れ果て、またそういうときに限って、一日ファシリテータを引き受ける仕事だったり、セミナーの当日運営手伝ってほしいとか、1日研修やってほしいとか物理的にその場にいないと仕事にならないという業務にぶつかるので、お客様に迷惑をかけそうでヒヤヒヤ。
ということで、4月以降は提案書の作成を手伝うとか、Webサイト用の原稿を作るとか、テキストのレビューをするとか、ある程度時間の見積もれる作業中心のものだけをできる範囲で…ということを予定しています。
まぁとりあえず、受けていた大きな仕事はきちんと終えることができてホッとしました。
継続中の細かいものもスケジュールが先まで縛られるものは、徐々に減らしていく予定です。
今月、何がうまくいかなかったか?
確定申告
こんなに時間のかかった確定申告は初めてでした。
今年は、これまで税理士にお願いしていた夫の分を、私の方でやりました。
全然複雑じゃない確定申告にどうやら数万円払っていたようで…。
夫の分が増えたから・・時間がかかったわけではなくて、とにかくマイナンバー絡みの部分が大変でした。何回マイナンバーカードをスマホアプリで読み取らせるの?というぐらい、読み取りをしなくてはならないし、会計ソフトからうまくつながらないし、最終的には、私の個人事業主の分はマイナンバーカードと関係なくできるってことがわかったり・・。
どこに何の理由でマインナンバーカードが必要なのか、全然全体像見えず、振り回された感じでした。
最後は紙で出す羽目になるかと思いましたが、なんとかギリギリ終了。
来年用に注意事項はまとめておきましたが、来年は最初から紙で出すのも有りな気もしています…。
今月、何を学んだか?
仕事関連で色々とご挨拶の機会が多かった今月は、人となりって何というかこういう場面で出ちゃうんだなぁ・・と思うことが多かったです。
「人の振り見て我が振り直せ」というやつですね。
今月読んだ本
3月の読了本16冊 (うち、再読本3冊)
2023年に読んだ本の読了数は計57冊(うち、再読本は計10冊)
今月は、「具体と抽象」「文にあたる」「中庭のオレンジ」などアタリの本が多い月でした。
月の後半が忙しくて全然本を読めていないのがはっきりわかる結果に。
読了本35。
文字が小さいの辛くて長いこと積ん読になっていましたが、大学の卒業制作関連で必要になり読了。
2011年に出版された本ですが今ようやく社会が追いついてきたような印象かかわり方のまなび方: ワークショップとファシリテーションの現場から https://t.co/q2TP5IMxWr
— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 2, 2023
読了本36。
Kindle Unlimitedで見かけて読んでみたら、「書店員 波山個間子」の漫画家さんによる短編集だった。漫画というよりイラストの付いた詩を読んだような印象。「谷後先生」「少女とカメラ」が特に好き幸福はアイスクリームみたいに溶けやすい https://t.co/NrIfogx852 @amazonより
— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 2, 2023
読了本37。ピアニスト「添田恭平」さんを知るのによくまとまっている。一方で継ぎ接ぎだらけのメモを並べただけのような構成、全体にのっぺりとした読後感。ご本人の魅力がうまく伝わらず印象に残らないのが残念でした。
終止符のない人生 (幻冬舎単行本) https://t.co/0k7bcIhK7Q @amazonより
— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 4, 2023
読了本38。
読了本に入れていますが、本書に収録されている「犬」という短編が実は読めていません。冒頭の雰囲気がなんだか犬が辛い目にあいそうで、止めてしまいました。犬が辛い目にあう話や映画がとにかく苦手。最後にハッピーエンドでも途中が無理なのです— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 4, 2023
読了本39。
自分の感情や欲求をうまく把握することが苦手な女の子が主人公。萌音を始めとする主人公を取り巻く登場人物もしっかり書き分けられていて魅力的で読後感もいい。Amazonのレビューは賛否両論だけれど、私にとっては気持ちのいい読書体験でした。
オーラの発表会 https://t.co/3JhqDUPuFU— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 5, 2023
読了本40。
Unlimitedで見かけて手を出してしまった。
よしながふみ先生の作品にハズレ無しの掟通り、登場人物の誰もが魅力的で、色んな場面でハッとさせるところの多い作品。残り3巻は自分ご褒美にするかな。西洋骨董洋菓子店 1 https://t.co/6bjNpudVow @amazonより
— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 7, 2023
読了本41。
川上未映子さんの小説を読んだのは初めて。
やけにリアルな部分と良い意味での作りごとっぽさの絶妙なバランスが印象深い。
読後感がクラッシックの演奏を聞いた後みたいな感じなのは、文中のショパンの話のせいだけではないだろう。すべて真夜中の恋人たち https://t.co/zYhQ0aqKln
— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 9, 2023
再読読了本8。
祖父の持ち物だったこの本を若い頃から折に触れて開いているが、通読したのは久しぶり。
後半のいかに自然とともに静かに暮らすかの部分が東京の暮らしから離れてみて、染み入るようになってきた。菜根譚 (岩波文庫) https://t.co/cpML8t19Iy @amazonより
— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 9, 2023
再読読了本9。読
み返す度に、この作品に織り込まれたものの多さと深さに驚かされる。当時のロシアの社交界における文化だけでなく、生き方と宗教の関わりなども練り込まれていることに今回の再読でようやく気づくアンナ・カレーニナ(中) (新潮文庫) https://t.co/BbTEhthYqZ @amazonより
— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 12, 2023
読了本42。
今年読んだ本のベスト5に間違いなく入りそうな1冊。
自分でうまく言語化できていなかったことを、的確に言語化してくれている本が好きみたい。
講演が良かったので、図書館で借りて読み終え、即Kindle版購入。具体と抽象 https://t.co/qTJxGZGcoo @amazonより
— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 15, 2023
読了本43。
以前に読んで再読かも。
家庭をテーマにした短編集。
「里帰り」というDINKSの若い夫婦が配偶者の育った場と親戚について、面倒を感じつつ縁をつないでいくという地味な短編が心に残った。
結婚って「縁」だなと思う。https://t.co/liMPFizjWa : 我が家の問題 https://t.co/xTs3jVppii— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 16, 2023
再読読了本10。
何度読み返したかわからないこの小説。読み返す度に新しい発見というのはないのだけれど、読み返す度に同じように興奮するという稀有な作品。何度読んでも最後のカーテンコールの章でカラダが熱くなる。開幕ベルは華やかに (文春文庫) https://t.co/BRUlWQeKNh @amazonより
— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 17, 2023
読了本44。今年読んだ本ベスト5入り、間違いなし。次回の読書会で取り上げる本。
言葉と本に向き合い続ける校閲者の文章は本への愛が溢れ出ている。装幀も素晴らしく、本好きにはたまらない1冊。
文にあたる https://t.co/TrwOaPjfJO @amazonより— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 17, 2023
読後感の良い作品ばかり収録された奥田英朗氏のファンダジー短編集。この人の書くちょっと情けない男たちとしっかりしている(ちゃっかりしている?)女たちが好きで新刊出るたび読んでしまう。
コロナと潜水服 https://t.co/mjX0LtJkul @amazonより
— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 22, 2023
読了本46。
井上靖が80代で書いた孔子についての作品。架空の弟子を通じて孔子を語るというアイデアが著者の晩年に浮かぶというのにまず驚く。中国の戦乱時代の知識が自分にあるともっと面白く読めた気がする。孔子 (新潮文庫) https://t.co/53s3iXL3PO @amazonより
— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 22, 2023
読了本47。
どうしても紙で手元に置いておきたい本というのがある。多くの人にとって吉田篤弘さんの本というのはその筆頭に上がるだろう。
「だから何?」に満ちた大人になりきれない人たちのための短編集。
中庭のオレンジ (単行本) https://t.co/zLUmqr4H1J @amazonより— 大滝由子 (@yoshikoo_coach) March 24, 2023
コメント