逗子日記:二〇二三年四月 牡丹華 (ぼたんはなさく)

爆弾低気圧による頭痛で目が覚める4時半。

今日の逗子は最高風速9メートル、午前中は雨もザーザー降るような予報だけれど、5時になったら鳥の鳴き声があちこちから聞こえてきたので、このタイミングでくるみ(ミニチュア・シュナウザー 5歳)の散歩に出る。

この犬は、外でしかトイレをしないので、天気予報は毎朝欠かさずチェック。
雨雲レーダーより、ずっと信頼できるのがこの鳥の鳴き声。聞こえてくるとたいてい止んでいる。

散歩をしながら、高層マンションに住んでいる人はどうやって雨を確認するのだろうと考える。
雨音はしないだろうし、鳥の鳴き声もない。
私の場合、目があまりよくないので、雨粒もよっぽどでないと見えない。
以前の亀戸のマンションでは、道を歩く人を見て判断していたものだ。
高層マンションの上の方なら、多分、道を歩く人が傘を指しているかどうかは見えないだろう。(私の経験では14階ぐらいまでは見えたけど…)

一昨日から、朝は8時までスマホやPCといった電子ガジェットに触らないというのを試している。
(天気予報のチェックと体重計測だけは例外で朝イチでスマホを使っている)

PCなどは机の上から、キーボードとマウスなどを撤去してしまい、翌朝使う、原稿用紙、日記帳、仕事用のマインドマップと紙の手帳を机に置くようにしている。


やってみたら、これがかなりいい感じなので続けようと思っている。そもそも朝からPC触るのも単なる癖で別に仕事で必要不可欠とかってわけでもないので。
スケジューリングとタスクの管理だけ、前日の晩に済ませておけば、朝8の時から仕事を始めればそう問題もない。
むしろ、朝の頭の動く時間に、振り返りの時間や瞑想、読書にあてたほうがその後もスッキリ仕事ができることがわかってきた。

途中で何かやることを思い出すと、いつもならすぐタスクリストに追加したり、Amazonに発注したり、何かを検索したりしていたけれど、それは机の上の裏紙に書いて忘れないようにしておけばいいだけで。
むしろ、ガジェットに触るとついつい「ついでに…」としょうもないこと二時間を取られてしまうことにも気づけた。

で、本日3日目。
基本、私はスマホを寝室に持ち込まないが、夫が泊まりの晩だけ、緊急用に枕元に置いている。
これが失敗で。天気予報チェックしたときに、頭痛もひどいので、頭痛ーるを開けてしまい、こりゃひどいな‥という感じだったので、Twitter民たちも騒いでいるに違いないと、Twitterへうっかりダラダラ10分ぐらいネットサーフィンしてしまった。
夫がいないときも、寝室に持ち込むの止めようかな。そのかわり、消音モードを切っておくのが良いかもしれない。

もしくは寝室の足もとに置くとか?

朝食は、夫が不在なので焼き魚なし。セロリのぬか漬け、新玉ねぎの味噌汁、それから白米。
めちゃくちゃ粗食だが、めちゃくちゃ美味しい。

午前中はひたすら大学の課題のマインドマップを描き、それに合わせてプレゼンテーション資料を作る。
大学の課題はいつもやりながら不安になるのは、「これはひょっとしてまるっきり課題を理解していないのでは?」「すごい的外れなのでは?」という考えにしょっちゅう付きまとわれることだ。

法学部ではこういうのはなかったなぁ‥としばし思う。

片付けたい仕事もあるのだけれど、仕事は手順もよくわかっているので、落とし穴もないだろうし、何より大学の課題のような苦手なものや、未知のことに取り組むよりも全然気力を出す必要がないので午後でも良いだろう。

夫がいないので、今日は徹底的に家事は手を抜くことにする。
気圧で体調もイマイチだし、あれこれ忙しい。どうせ夫がいるとあれこれ話しかけられて、早朝以外はあまり集中して仕事に取り組めないから。
いないうちに、やっておかないと。

予定以上に、課題は進んだけれど、気圧の急な上昇で眠気ひどいので、ちょっと横になったら2時間も寝てしまった。
まぁ、たまにはいいでしょう。
世間はGWなんだし

朝の残りの白米に、前日作っておいた味玉とそのつけ汁を白米にかけて、適当なごはん。でも美味しいから良し。

そういえば、朝からコンタクトレンズすら入れていないし、もちろんすっぴん。面倒なので、日焼け止めだけと眉毛だけ調整してそのまま夕方の散歩へ。
知り合いに会わないといいな‥と思うが、そういう日に限って必ず誰かに会うものだ。
でも、若くなくなったせいか、変な格好で人にあっても、引きずらない。歳をとるって本当ラクだわ。
湿度高め、気温高め、風強いって感じの散歩だった。

帰ってきてホットサンド(クリームチーズ、セロリの葉っぱ、サラダチキン、新玉ねぎスライス、ピザ用チーズ)を焼いて、パパっとご飯食べて仕事再開。

昨年同時期

5年連用日記を見ると、昨年のこの日の欄に「忙しくて今日の逗子日記は手放す」と書いてあった。
夫が退院してきてすぐということもあり、またまたペースも崩れて、気分的にバタバタしていたのだろうな。

ということで、昨年同時期の日記はやっぱり存在しなかった。

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