2023年5月の振り返り

2022年の同時期

2022年5月の振り返り

過去記事を読んで、昨年の5月は4月末の夫の退院により、犬の散歩とご飯作りが夫の担当家事に戻り、随分負荷が減った〜と感じたのを思い出しました。
ただ、よく考えると入院中って自分のご飯だけ何とかしてればよかったので、今よりずっとラクだったのね‥としみじみ思います。今は全面的に家事が回ってきているので、そう考えるとやたらに家事に時間取られるのも納得。
食事づくりだけでなく、掃除も洗濯も二人分だとやっぱり増えるんですよねぇ。一人の時より。

とはいえ、最近は早く帰ってくる日はある程度晩ごはん作ってくれるようになってきました。
まぁ、私が仕事と大学で忙しくて、早く帰ってくると負荷が増えてものすごく嫌な顔をしてしまうので(←ひど過ぎる)気を使ってくれているのでしょう。

今月何がうまくいったのか

家族との時間

先月は友人・知人との交流がとても活発でそれは楽しかったのですが、一方でこよなくルーティンを愛する私としては、なんだか終始落ち着かないという面もあり、友人と過ごして上がったテンションが家に戻ってもうまく下げれらない‥ということもしばしば。

ということで、大型連休のある今月でしたが意図的に人に会わない一ヶ月をやってみました。特に不満もストレスもなく楽しく過ごせました。
人に逢うことでエネルギーも増えますが、一方で一人で過ごすことでエネルギーも増えるというのがよくわかりました。

先月の4月は夫婦共に相手が家にいるときを狙って、お互いに外出のスケジュールをブロックしていたので、当たり前ですが、一緒に落ち着いて過ごす時間はほとんどありませんでした。

その辺りを挽回すべく、ゴールデンウィーク後半は逗子海岸で海呑みしたり、夫婦2人の共通の趣味である競輪(平塚競輪場)にお出かけしたりして過ごしました。
夫もちょうど1年365日全部仕事みたいな感じだったので、良いお休みになったようです。
GWも前半は通常通り仕事で移動、後半は電話やチャットで対応していましたが、どうも業界的にGWというのは閑散期のようで負荷が少なめでした。(うちの夫婦は、双方全く仕事しないというのは正月三賀日だけというメリハリのない暮らしです)

とはいえ、連休終われば相変わらず出張多い状態に戻り、私も大学の課題提出があり、さらに今月から始まった何年かぶりの海外との仕事もあり、あっという間に忙しくなりました。
ただ、今回はカウンターパートがアジア圏なので、時差の調整がほぼいらないので、早朝からガリガリ仕事しなくても良いというのが有り難いです。

早朝から仕事をしなくて良いことで、お天気の良い早朝に時間があるときは、葉山まで家族で散歩に出掛けるというルーティンができました。

「陸の孤島」とこのあたりでは呼ばれる葉山界隈。
逗子以上に時間の流れがゆっくりで、人も少ないです。
私は霊感とか全然ないタイプなのですが、ここに流れている「気」はとても良いのではないかと感じます。

海岸沿いを歩いて森戸神社に寄って、帰ってくるというのが定番です。往復で1万歩歩くことになるので、散歩と呼ぶにはちょっとハードですが、そもそもそれなりの運動量必要な我が家のミニチュア・シュナウザーにはちょうど良いぐらい距離のようです。

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翻訳小説の読書

ここ数年、小説は日本のものばかり読んでいましたが、若い頃、特に10代後半は、海外の翻訳小説をよく読んでました。
見たこともない風景や、日本と全く異なる常識や文化、そういった世界の中に入り込み、登場人物に思い入れを持つのは、なかなか時間がかかり、「噛みごたえ」のある料理のあるように感じます。

そのせいか、エネルギーがないと翻訳小説ってどうにも手を出す気になれません。
またビジネス書と違って、読まなきゃいけない必然性も特にないし、ノンフィクションのように強烈に惹かれるテーマもない‥ということで、昔に読んだ本を再読することはあっても、初めて読む小説は随分と長いこと遠ざかっていた気がします。

変化のきっかけは、図書館でふとアン・タイラーの本を書架で見かけ、「若い頃何冊か読んだけれど、この人の小説ってどこが面白いのかさっぱりわかなかったなぁ」と思い、手にとって読み出したら、止まらなくなってしまって、今月は2冊(後述)読みました。

若い頃からの性分なのですが、みんなが面白いと言っている本が私だけ楽しめないとどうにも気になってしまうタイプで、この作家についてもしこりのように残っていたようで、あ、私もアン・タイラーの本が楽しめるようになるぐらい大人になったのだ‥と嬉しくなりました。

しばらく、この愉しみは続きそう。今は、2013年に一度図書館で借りて読んだ「オリーヴ・キタリッジの生活」を文庫で新たに購入して、寝しなに読んでいます。

今月何がうまくいかなかったのか

全くの予定外だったのですが、以前引き受けていた顧問先の仕事が舞い戻ってきました。
久しぶりに全面英語で当初関係者からのヒアリングでだいぶ疲れましたが、そもそも自分がやっていた仕事が戻ってきているので、仕事そのものは大したことなく、そもそも今後予算をあまり掛ける気もないようなので負荷は低いです。(英語の負荷が高いのが困りもの)

一方で、助成金・補助金関係の申請書類の仕事が、発注元によって、渡してくる素材に大幅なレベルの差があり、見込み違いも多発。そこに急な依頼で受けざるえなかったホワイトペーパーの作成(クラウドソーシングでライターに発注したら途中でやり取り多すぎて逃げられたらしい…)と、大学の課題提出が重なり、一時的にかなり忙しくなってしまいました。

そもそも今年は大学も家事もかなり時間が取られる前提で、仕事を減らしたのに、短期でどの仕事も終わるからと、紹介とはいえ、よく知らないところから安請け合いしたというのがおそらく問題。
卒業制作の終わりが見えるまでは、よく知っているところからの案件以外は引き受けないことに決めました。

今月何を学んだか

学んだというより気づいたという感じですが、今月は仕事が一段落した際に漫画祭りを開催しました。
漫画祭りというのは、夫の不在時に単純に漫画の電子書籍を大人買いして、だらだらお菓子食べながら、もしくはお酒飲みながら、だらしなく漫画を読むだけのことです。(漫画祭りで購入した書籍は下に…)

で、気づいたのですが、私が一生のうちに本当にやりたいことって、漫画読みながらダラダラ飲み食いするとだな‥と。

子供の頃からずっと一番好きなことで、これからも続けたいって、このぐらいだな‥と、心の底からダメ人間だなと改めて思いましたが、あれこれその後も考えましたが、これよりやりたいことや幸せ感じることって本当ないわ…と。

一所懸命働いて余裕ができたら、やるんじゃなくて、余裕なんて一生できないんだから、今からやろう・・と決意しました(って、決意するほどじゃないけれど)

今月読んだ本

5月の読了本は、再読本込みで16冊。特に印象に残った本は、前述のアン・タイラーを除くと、「本屋で待つ」「サプリ」かな。

今月書いた記事

七十二候に合わせて、その日のことを書いている「逗子日記」以外、書けていません。書きたいことは結構毎日のようにあるのですが、毎日何かしらやることあって、優先順位が低いのでしょう、自分にとって、書くことが。

逗子日記:二〇二三年五月 蛙始鳴 (かわずはじめてなく)

逗子日記:二〇二三年五月 蚯蚓出 (みみずいずる)

逗子日記:二〇二三年五月「竹笋生 (たけのこしょうず)」

逗子日記:二〇二三年五月蚕起食桑 (かいこおきてくわをはむ)

逗子日記:二〇二三年五月 紅花栄 (べにばなさかう)

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