逗子日記:二〇二三年十二月 閉塞成冬 (そらさむくふゆとなる)

週初めにインプラントの手術を受けたら、発熱し、腫れも痛みも強く、丸2日完全につぶれてしまった。
昨日からぼちぼち動けるようになったけれど、溜まっている家事を片付けるだけで終始してしまう。

昨日、午後にうっかり紅茶を飲んでしまい、1時過ぎにパッチリと目が覚めるが、丸2日ほとんど寝たきりだったことを考えると、睡眠不足はありえないだろうと起きてデスクワークをあれこれ片付ける。

今日は晴れのお天気で、気温も高いようだが風速6メートルの予報が出ているので着物はお休み。
着物は身体に巻き付けて着るものだから、風の強い日は歩く方向によってまくれ上がってしまい、面倒だから。

まとめてデスクワークができて、ついでに11月のまとめ記事もアップできて、気がつけば5時。

2023年11月の振り返り

カラダも冷えてきたので、もう一度布団に入ったところ‥、ポチ(夫)から、朝の犬の散歩に自分の代わりに行ってきてと頼まれてしまう。
せめて前日の晩に言ってほしい。(急な予定変更がとても嫌いな私、しかも今日は珍しく仕事が多い)

夫の急な依頼にややムッとしながらくるみ(ミニチュア・シュナウザー5歳)と散歩をスタート。
風がとっても強いので海岸に行くのは止めて、川沿いの道を歩き空を眺めていたら、気分も回復。
この風だからきっと気圧も乱高下していると思うのだけれど、漢方薬が効いているのか頭痛が出ないのも有り難い。
頬の腫れもようやくおさまってきていて、昨日までのひどいへの字口も治り、パッと見には腫れは他の人にはわからないだろう。

家に戻るとポチはすでに出勤していた。
義理息子の作ってくれた黒ムツ西京焼きを混ぜたごはんをいただく。なんて贅沢な朝ごはんだろう。
今日は2人目の孫の誕生日。
日記のページ欄に生まれた時間と体重まで書いてあるのに、なぜ私は来週だと思いこんでいたのだろうか?

孫2人は両親からだけでなく、義理息子の両親やらお店のお客様から大量に服やプレゼントを贈ってもらっているので、家の中は彼らのモノだらけ。
私から見ると、娘がゼロ歳児の頃通っていた保育園と同じぐらいオモチャを持っていそうだ。

これ以上モノを増やしてもと思い、私は毎年孫の口座にお金を振り込んで娘には手を付けないようにと話している。
1歳なら誕生日に1000円、お年玉も1000円という形。
20歳になったら、40万ちょっと。
自分でお金を使う頃に、旅行に行くなり、免許を取るなり、大きなモノを買うなりすれば良いのではと思っている。

Kindle Unlimited で読んでいた筒井康隆氏の「文学部唯野教授」を読了。
以前にハードカバーで読んだときには、ついてなかったあとがきを読むと、この本は海外でも賞を受賞したらしく、氏の文学論の凄さは世界的に認められたものらしい。
文学ってこういう切り口で読むとまた随分と違う景色が見えて面白そう。

今日は珍しくオンラインの打ち合わせが、午前中から続く。
2日間寝込んで溜め込んでいた家事もようやく一段落。

風速6メートルの中、くるみと散歩。
途中、京都に紅葉見物に行かれていたご近所の方から、京都の観光客の多さについての話をうかがい、3月に大学の関係で2回京都に行かなくてはならないのがますます憂鬱になる。
「卒業」ということに全く重きを置いていない私としては、卒業制作の展示も卒業式も卒業証書も興味が持てずただただ面倒くさい。
長年学びようやく迎えた法学部の卒業式も、3月の多摩なんて寒くて行きたくないという理由で、行かずに済ませた。それがもっと寒い京都だなんて…。

朝と夕方の散歩で1万歩。

明日は気温が下がり、風が弱まるようだ。
明日用に木綿の着物のアイロンがけを済ませようかと思うが、さすがに1時から起きているので、疲れてきて、アイロンがけをする気力はない。

夫の帰宅は遅いようだし、夕食を作る気力もわかないので、インスタントの焼きそばに、安い缶のリキュール飲んでさっさと寝ることにしよう。

過去の同時期

逗子日記:二〇二二年一二月 閉塞成冬 (そらさむくふゆとなる)

大掃除は今年は早々に延期することを決め込んで、大学卒業後の4月にすることに決定。
ポチの手が借りられないのであれば、いつやっても一緒なのだ。
大学を卒業すれば、大学関連の本もだいぶ整理できると思うので、ちょうど良いかも。

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