逗子日記:二〇二四年五月 蛙始鳴 (かわずはじめてなく)

仕事部屋に入ると時計の針は4時ピッタリだった。
お天気予報を確認すると、今日は終日雨の様子。
夕方の散歩時は、風もひどいようだ。雨戸は閉めっぱなしにしておこう。
今日は家計簿をつけて、冷蔵庫内の食材で作り置き作って、PCを使わなくてはならない作業をして、余裕があったら、ミシンのセットアップかな。

気圧がかなり低下中なので、どこまで動けるかよくわからないけれど、私はどちらかというと気圧が急激に上昇してくるときに頭痛が起きるというタイプで、下がり続けるときは、頭痛はなく眠気とダルさのみだから、ゆっくりとなら動けるのでは?と楽観的に考えている。

別ブログに記事をアップして公開。
今後そちらのブログに追加していく記事は有料化するので、読む人もいなくなり、自分の進捗確認のためだけの記事になるはず。

昨夜読み返していた若松英輔氏の「本を読めなくなった人のための読書論」にも書いてあったが、書けば本が読みたくなるし、読めば文章を書きたくなる。
どうしてなのかは上手く説明できないし、わからないけれど、経験上よく知っている。

先日、友人からホットクックを譲り受けた。
連休が始まってから、夫はホットクックのレシピ本を見ては、牛すじ煮込みやらゆで豚などを作って、「便利すぎる!」と感動している。

私自身は、家電の説明書を読むのがとても苦手なので夫に任せていたが、昨日は冷蔵庫に野菜が多かったので、ポトフを作ろうと思いたち、煮込む部分だけホットクックを使ってみた。
確かに火を使わないから離れていられるし、じゃがいもも煮崩れなくて良いかも。
保温機能も鍋に火をかけるように、煮詰めてしまうわけではないので便利。

今朝は昨日の残りのポトフとフランスパンを鉄のフライパンで焼いて食べ、朝食とした。
最近卓上コンロに鉄の小さめのフライパンをかけ、そこにバターをひいて両面を焼いて食べるのがお気に入り。
先日作ったいちごジャムを合わせるととても美味しい。
自宅でジャムを作ると実の部分が残せるのが良いな。ちょうどいただきもの夏みかんが1つあるのだけれど、これも同じやり方でジャムを作ろうかしら。

朝食中に夫が、今日は2時間ぐらい空き時間がありそうなので、そのタイミングで家に帰ってきて、後は家から会議に出るかも…と言い出した。
昨日は、1日中会議だから夕方の散歩は行ってくれ、晩御飯は別々で…と言っていたんだけどな。
とはいえ、家が大好きな過ぎる夫だから、きっと変更を言い出すか、なんだかよくわからないけれど会議の時間を前倒ししたら帰ってこれたとか・・・・とにかく予定より早く帰宅するというのは、なんとなく予想していた。
まともな晩ごはんを作るの面倒くさいなぁ…とは思うが、夕方の犬の散歩に雨と風の中行ってくれると思えば行って来いか。

9時過ぎには、なんだかカラダがずいぶんと重くなってきて、家事も一段落したので寝室でゴロゴロしながら本を読み、そのまま20分ほど仮眠。起きたら少しだけスッキリ。

週次レビューで、週の振り返りと今週の計画作り、それから家計簿。
ゴールデンウィークは、外出していることが多かったので、細かくお金を払うことが多く、家計簿もかなり面倒。
途中でお腹が空いてきて、中断。

お昼は、安田養鶏場の卵で、生卵かけごはん。ここの卵に実山椒の醤油漬けをのせて温かい白飯を食べることを、贅沢というべきか粗食というべきか。

食後はコーヒーと夫の出張土産の福砂屋のカステラ。
気圧のだるさもあって、難しい本を読む気になれないので、先日母から私の手元に戻ってきた「庭とエスキース」をパラパラとめくる。
Amazonを見ると、電子書籍化しなかったようで今は古本でしか手に入らないようだ。
Titleさんの2階で観たエスキースの小さな展示会を思い出す。
そういえば、今日と同じように雨の強い日だった

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晩ごはんも食べないと言っていた夫は13時半には帰宅。
明日は某地方に出張に行くらしい。在来線しかないそのエリアには私の欲しいお菓子はないので、新幹線が停まる最寄り駅でエシレの白缶のサブレ買ってきてくれないかなぁ。
お菓子も欲しいがそれ以上にあの缶が欲しい。

週末のダーニングの会で繕い予定のかぎ裂きしてしまったパジャマの写真を主催者の方に送る,
前回の割烹着のお繕いはわざと目立つ色の糸を使ってみたけれど、今回は同系色の糸でやってみたい。同系色は目が良くないと辛いような気もするけれど、まずは当日相談してみることに。

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気力が残っているうちに…と、早めに晩ごはんの仕込み。
まだ野菜がたくさんあるので野菜中心で

大根とこんにゃくの煮物
新ジャガと新たまねぎのサラダ
あとは蒸籠にキャベツを引いて焼売を置いて蒸す。この焼売にはできたばかりの醤油麹をお醤油代わりにのせて食べると美味しいはず。
本日は休肝日のため、一合だけ白米炊こうと思っていたけれど、まだ残りのポトフもあって、そこに緑豆の春雨を追加したらもう充分なような気がするので、ここで終了。

昨年同時期

逗子日記:二〇二三年五月 蛙始鳴 (かわずはじめてなく)

昨年のこの時期は、細かい仕事をあれこれ引き受けていたことを思い出した。
あれはあれで少なくとも、助成金や補助金の知識もついたし、英語を使う機会も多くて勉強になり好奇心もそれなりに満たされた。

とはいえ、「勉強になった」というのは、ある程度まで若い人までは良いが、歳を重ねれば勉強したことを使って何かするという時間も機会も減ってくるので、広く浅くよりも、本当に知りたいことを学ぶことに時間をほうが良いのだろうなと1年後の今は思う。
使わない知識は無駄とは思わないが、広く浅く勉強しているうちに本当に学びたいことを学ぶ時間が減ってしまうのは本末転倒だ。
この年代になったからこそ、わかる時間の価値というものがあるんだろうな。

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