効率の上がる時間

自分にとって、生産性の高い時間帯は何時かご存知ですか?

どの時間が一番頭が働いて、物事に取り組む意欲が沸きますか?

私の場合は、何と言っても午前中。
午後に従って頭の回転が徐々に鈍くなることが感じられますし、集中力が低下します。

以前の職場でも、夜に出した英語のメールは次の日読むと、我ながら何を言いたかったのかさっぱりわからないことがしばしば。
案の定、先方から「これってこういう意味?」というような確認のMailが返信として届いています。
これではせっかく夜のうちに出しても全く意味がない。
お互いに二度手間です。

また、時間が遅くなればなるほどミスが増えることも、これまでの経験からわかっています。
そうなるといかに午前中を生かすかが鍵になります。

以前は、オフィスに行く前に一服してお茶飲んでから出勤していましたが、もったいないのでこれは止めて、オフィスに直行するようになりました。
朝は自分の中で難易度の高い仕事を行い、遅い時間帯になるほど難易度の低い仕事を割り当てるように最近は考えています。

自分一人で行っている仕事ではないため、全てがこのとおりにうまくいくわけではありませんが、自分の効率の上がる時間をしって組むスケジュールと、知らずに組むスケジュールでは大きな差があると実感しています。

年齢を重ねるにつれて、体力は徐々に低下しますが、子供の世話、親の世話などプライベートで自分の役割を求められることは増え、また職場での責任も若いころに比較すると増えていきます。
そして、誰にも等しく一日の時間は24時間しかありません。

自分にとっての生産性の高い時間帯を見つけ出して活用することで、仕事だけに埋没しない一日を過ごしましょう。

ご参考までに、一般に自然のリズムと言われているものを掲載しておきます。

・注意力がもっとも発揮されるのは正午前後。

・肉体の運動能力がもっとも高まるのは午後5時前後

・一番眠くなりにくいのは、午後6時~9時頃。

・頭が一番はっきりしていて細かい仕事に向いているのは、午前中の早いうち。

・繰り返しの作業に一番向いているのは午後3時~5時頃

・論理的・分析的思考力が一番高まるのは真昼頃。

・昼寝に一番いいのは午後2時~4時。

・痛みを一番感じにくいのは、午前中の早いうち。
「メンタル・タフネス―ストレスで強くなる」より

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