コーチングの中で使用する言葉に、「サボタージュ」というものがあります。
サボタージュとは、その人が前に進もうとすることを妨げようとする「自己制限的な思考」のことを指します。
何か新しいことを始めようとしたときに、「そんなの無理だろう」「できるわけがない」「失敗したらどうする?」というような心の声が聞こえてくることはありませんか?
その心の声が、まさにサボタージュです。
サボタージュがよく使う言葉には、以下のようなものがあります。
「~できない」
「~しかない」
「~すべきでない」
「~してはいけない」
「~しなければならない」
「どうせ~」
サボタージュは誰にでも必ずついているものです。それも1つとは限りません。複数のサボタージュがついていることが通常です。
自分の中で、何かブレーキがかかったときに、「これってひょっとして、サボタージュ?」と感じたら、まずはサポタージュを認識し、そのうえで自分がどうしたいのかを落ち着いて考え、サボタージュの意見を無視するのか、それとも、それに乗るのかを考えることが重要です。
サボタージュ=悪者でありません。サボタージュはあなたを未知の危険から守ろうとしているのです。
とはいえ、サボタージュに振り回されていると、人は同じ地点をくるくると回ってしまいます。
サボタージュに負けたくないと思ったら、自分の価値観をよく見直すこと、本当の自分は何がしたいのか?それをもう一度よく確認してみることをお薦めします。
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