Weekly Review – Week 30

参議院選挙から始まった一週間。
と言っても、自身はすでに期日前投票を行っていたため、選挙に関係なく、この日曜日は娘夫妻と私の母がやってきて、自宅で昼呑み宴会からスタートしました。

【大学】

少しずつですが進捗しています。
この週はWebスクーリングという形式で、動画を見ながら学ぶ講義を受講。前回の中国史に続く、アジア史2という科目で現在は韓国芸術を学んでいます。
動画を見ながら、ポイントをEvernoteにまとめているのですが、中国史以上に該当する漢字を見つけるのが大変で、そこに時間が掛かっています。なんだかな・・・。
素朴でシンプルなその芸術作品は結構好きなタイプのものだなぁ‥と改めて。

【お愉しみ】

お仕事の打ち合わせということで、娘夫妻の勤める居酒屋でベンチャー時代の方と昼呑み。
いつもとても話が早いので、仕事の打ち合わせはあっさりと終わり、時間の大半は熱燗を楽しむ会となりました。

お酒は好きなのですが、年齢とともにやはり弱くなってきて翌日に残るようになってきました。
私の場合、午前中しか頭を酷使するアウトプット的な仕事はできないので、翌朝が潰れるとかなり仕事に差し障りが出ます。
そんなわけで、最近は飲を19時半までにしようと心がけています。

となると、若い人と呑む機会がガクっと減ります。
若い人たちは仕事が忙しい且つ自分で時間をコントロールできる裁量を与えられていることが少なく、突然の上司の指示や、そもそも定時で退社するのは気を使う…という方が多いので、スタートがそもそも19時半というのもありますし、19時スタートでも遅れてくるというのもよくあります。
ついつい呑むのは、同じように時間の自由があり且つお酒が好きという、中高年の男性と‥というのが多くなります。。
若い人と呑むときは、時間になったら、アルコール止めてノン・アルコールに切り替えるというのがいいかもしれません。

お愉しみというのとちょっと違うような気がしますが、昨年、サンダルをほとんど処分したので、新たに2足購入しました。
以前のサンダルも毎年シーズンオフに修理して、10年ぐらい履いていたと思うのですが、やはり靴より作りが華奢なので、さすがに修理では形崩れが無理かな‥ということで処分しました。
今年の2足も末永く頑張って欲しいものです。久しぶりに黒以外の色の靴を買った気がします。

【考えたこと】

上述したお酒の件もそうなのですが、どうもこのところ疲れやすい。
単純に結構仕事が忙しいというのと、暑さが応えているというのもあると思います。

外に出る仕事が多いと、どうもテンションが上りすぎて、疲れて切ってしまってから帰宅となることが多く、こうなるとわりと些細なことでポチ(夫)と揉めたりすることにもなりがちです。
どうも、私は余力を残すという仕事の仕方ができないようで、これさえ終われば!とついついエネルギーを使い切ってしまうのが、問題のようです。
目標としては、自宅に戻った時にエネルギー量を20%ぐらい残しておくことですね。

後は相変わらずどうも休憩下手です。
自宅で仕事をしているときに出てくる課題ですが、やることが家事も含めあれこれ目につくので、ポモドーロ・テクニックを使って休憩を決めても、実際はお茶飲みながらRSSでネットの記事を読んだり、SNSをチェックしたりとかしちゃってるからですね。
お茶飲むときは、他のことは一切せず、お茶を飲む。マインドフルネス!みたいな感じにするべきなんだろうな‥と思うので、とりあえずそのあたりを意識してみます。

家事は、自宅の仕事の合間に結構やっているのですが、これも気分転換にはいいのですが、そうなると休憩中に家事とかしちゃうので、これはポチがいるときだけ家事をしようかな‥と思います。
いるときは仕事になりませんし、ポチが晩御飯作ったり、洗い物しているときに、掃除したりなんだりしたりしていればいいような気がします。

【本】
「森瑤子の帽子」★★★★☆


森瑤子という作家を知ったのは、多分10代の頃に毎週買っていたマガジンハウスのananの連載エッセイだと思う。
まぁ、よくある感じで「若くて可愛いなんていうのは、いつまでも続かない。知性のある素敵なオトナの女になりなさい‥それにはね…」というような内容が多かったと記憶している。

この手のものは、時代が変わっても書き手がが変わるだけで、ずっと同じようなタイプの本が今も出版されているのではないかと思う。
その次に読んだのは、週刊文春で連載されたものをまとめた「ベッドのおとぎばなし」。
とにかく短い短編で、都会の男女の恋愛の話が、色んなバージョンで繰り返されるが、基本的にはお金のある男女の話ばかりだ。その他の作品も何冊か読んだが、この本の中でもそのようなことが書かれている

「森さんは時代の流れを掬いとって、そのさらさらとした流れのように男女の愛を描く描写は本当に上手でしたが、表現というよりすごい表象的で、小説の世界よりはコマーシャルの世界のように感じられました。辛辣になりますが、佐野さんと『よく飽きもせず、同じような恋愛パターンばかり書くね』と話したことを覚えてます」

著作は生涯で100冊を超えるそうだが、どれもそう変わらないものだろう。
私もこの作品が島崎今日子さんの書いたものでなければ、まず手に取らなかったと思う。

この本を読んでわかったのだが、デビュー作である「情事」やその後の比較的長いものはど文学的評価もそれなりに高かったようだ。
私の読んだ短編の頃には、もう文学的評価というよりも、個性的でゴージャスな生活をし、旦那様はイギリス人、陽気なオシャレな女性のようなイメージといつも似たような男女の短編を書いているという評価に変わっていたようだ。
この本を読んで、「情事」その他、評価の高かった作品も少し目を通したが、私には重苦しい作品としか思えず共感することもなく、個人的にはとことん軽い森瑤子の作品のほうが好ましかった。

とても性格の良い女性だったようだが、私にはとにかく痛々しい人だったのだな‥としか感じられなかった。
同じようなことをこの本のインタビューで話している人もいる。

色々と思うところはあったし、共感できないものが多いのだが、この作家の魅力なのか、本の作者の島崎さんの魅力なのか、イッキ読みさせる力のある作品ではありましたので、★ちょっと高めで。

「四月は君の嘘」★★★☆☆

ポチがブックオフかかどこかでまとめて購入してきました。
なぜか7巻だけ抜けている。
ということで、そこはすっ飛ばして最後まで読みましたが、ポチ曰く、「そういう場合は、6巻で止めておくのが常識だ」とひどく驚かれました。
後日、ノンノン(一人娘・28歳)がやってきて、私と同じ読み方をしたら、「あんたたち母娘は、ちょっとおかしい」とのたまわっていましたが、私達にすれば、ポチの読み方のほうが本当に不思議です。
あ、作品は可もなく不可もなしという感じですね。

再読;「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」★★★★☆
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以前に読んだ本の再読です。
Amazonでやたらに評価が高いのをきっかけに読んだのですが、創造性とかって自分の中でまったく縁がないので、ふーん…という感じで終わっていました。

美術系の大学に入学して2年目に入り、ふとこの本を思い出して読んでみました。
大学に行くようになって、創造性ってものすごい高みにあるものではなくて、割と身近にあるんだな‥と思うようになってきたというのがきっかけのような気がします。
とりあえず、気が向いた時にモーニングページを書くようになりました。
確かに書いていると、あれ?こんなこと考えていたのか?というようなことも出てきて、なかなか面白いです。

再読;「砂上」 ★★★★☆
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桜木紫乃さんの本は、直木賞受賞の「ホテルローヤル」ぐらいしか読んでいなくて、上手だとは思うけれどあまり読後感がスッキリしないなぁという印象でした。
こちらの本も初読のときは、同じような印象でしたが、ふと読み返してみたところ、その明るくないところがいいのだなぁと感じました。
登場人物がリアルな部分とまったくリアルじゃないと感じる部分が混在していて、突飛な設定ではないのだけれど、不思議な雰囲気に仕上がっていると感じる作品です。
Amazonの評価はだいぶ割れているようです。
私自身は再読してみて、良さがわかったという風に感じています。
噛みしめるとじんわりと、旨味が出てくるような感じというのかな・・・。

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