第3回目の読書会は、前回に引き続き東京都現代美術館で開催されました。
今回はかなりの速さで申し込みが集まり、今までで一番参加者の多い会かしら?グループを2つに分けたほうがいいかしら?と話し合っていました。
ところが開催週に入ると急な冷え込みが続き、お天気も悪く、体調を崩された方が多くて、キャンセルが次々と入り今までで一番人数の少ない会となりました。(当日も雨の降る寒い一日でした)
‥という話を欠席された方にお話したところ、人数少ない会なら尚更参加したかったーというお言葉をいただきました。
人数が多ければ、様々な視点に立った感想がうかがえ楽しいけれど、一方で、人数少ないほうが実は話がどんどん濃い話になっていき、参加者の人となりが非常によくわかり、とても楽しいものになります。
今回はその後者となり、会終了後の打ち上げ(?)もかなり盛り上がりました。
運営サイドとしては、ちょっと悩ましいところですね、人数をどうするかというのは…。
さて、話を読書会に戻します。
今回取り上げた本は、「Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」という本。
読書会の本として取り上げた理由は以下の通り。
・入手しやすい(Kindle、ハードカバーどちらも選べる)
・章ごとにテーマが異なっているため、どこからでも読むことができる
・自身の人生を深く考える機会となり、メンバーそれぞれに響くポイントが異なるため、様々な視点からの感想が得られる(のではないか‥という期待)
期待通り、様々な視点からの感想をいただきました。
自身の人生全体について考えたこと、家族について考えたこと、キャリアについて感じたことなど、多岐に渡りました。どこからでも自分の人生に照らし合わせることができるのが、この本の大きな魅力なのです。
サンマーク出版からの自己啓発本ですが、いただいたコメントの中に一過性のカンフル剤となりがちな自己啓発本が多い中、この本は自分の中から引っ張ってくれるものが違う‥という言葉が印象深かったです。
この本についての私自身の感想は以下のブログ記事に掲載しています。
毎回、出席者の皆様にお願いしているアンケートですが、この読書会について最も多いご意見は、「他の人の感想がきけて面白い」「読書会をきっかけに新たな本を読む機会になった」というものです。
これは運営サイドも全く同じ意見で、毎回楽しみながら運営しています。
以下は、アンケートからの一部抜粋です
”いろんな読み方ができる本だと思いました。深く追求してもよし、さっと眺めてもよし。いろんなテーマが盛り込まれてご紹介にあったように「おでん鍋」のようにつつきながら話をするのもよいですね。
手元において時々ながめてみようと思います。”
”所謂「ノウハウ本」の集大成、質の良いアンサンブルだと思いました。若い時に読んでいれば、もっと楽になれたのだと思います。それと同時に、日々、経験することにただ反射するだけではなく、頭を使い、意味合いを考えていくことが必要だと改めて思いました。
どこからでも読めて読みやすかったです。”
2019年の開催はこれにて終了。
2020年は2月で検討中です。
次回は、これまでに読んだ本と2020年の読みたい本をご紹介いただこうかと考えております。
詳細はまたこちらのブログでお知らせする予定です。
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