先日、別のブログに書いたキャピトル東急の話がお問い合わせが多かったので、コーチングと絡めてこちらにちょっと書いてみます。
元ネタはこちら→ オゥレギューム@赤坂
元ネタを読まれてから、以下をお読みください。
さて、何と言っても多かった質問は、男性からの「自分でキャピトル東急ホテルのプラン立てたら、つきあってくれるんですか?」というものです。
ここには、「yoshikooさんがホテルにつき合うことをコミットするなら、そのプランを作ります」というメッセージが隠されています。
駄目です。全然わかっていません(笑)。
最近の営業とか、スタッフからの提案というのは、こんなのばっかりです。
お客さんが確実に買ってくれるなら、上司がYESと言ってくれるならプランを出します・・・・というのが非常に多い。
だから、最初に何度も確認、ヒアリングを取りにくる。
これなら大丈夫ですか、これならいけますか?・・・・と、で、その間にお客さんの熱は冷めていく。なんか面倒くさいな~・・・・。
そこには失敗するなら、初めからそんな苦労したくないので、やめておきます…というメッセージが見え隠れしています。
その人の出してくる提案には、何にもサプライズはありません。
ある意味お客さんがその提案を作ったようなものです。
全く無駄足になるかもしれないにも関わらず、練りに練ったプランがきたら、お客さんだってぐーっとあなたを見直すものです。(ついでに言うなら、彼女もね)
「え?そんなに私のことを?!」ってな感じです。
相手のコミットが欲しかったら、先に自分がコミットするんです。
ですので、冒頭の質問への回答は「そんなのいちいち聞く男とホテルなんか行っても時間の無駄だから行かない」ということになります。
練りに練ったプランを作るのは、自分のスキルアップにもつながります。
だから、仮にそれでその場は取れなくても、必ず掛けた時間はどこかで回収できます。
また、今回は取れなくても、お客様に見直されれば次回は取れる可能性が高まります。
安易な提案を作るのに慣れてしまうと、自分のスキルレベルも下がります。
雑巾を固く絞るように知恵を絞りきって、今週もお仕事していきましょう!
ではでは。
コメント