Weekly Review- Week9

3連休からスタートしたWeek9 ですが、体調を崩して寝たきり‥だけならまだしも、寝ながらKindleでアホみたいに漫画を読んで散財してしまいました。
胃が痛いという症状をごまかすためについつい‥というのが、言い訳です。

コロナウィルスの影響

直前まで開催予定でしたが、この週から急激に自粛ムードが高まり、泣く泣く第4回のサードプレイス 読書会の中止を決定しました。

開催中止:サードプレイス  ~一緒に本を読む会~ 第4回

いつ収まるのか、見通し立たず、ちょっとオンラインでのカジュアルな開催も検討したいなぁ‥などと妄想しています。
取り上げてみたい本が溜まってきてしまって、なんともストレスです。

楽しみにしていた河出書房新社主催のトークショーも中止連絡が早々にきました。
「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」『源氏物語』完結記念ということで、 角田光代、池澤夏樹、江國香織というゴージャスなメンバーでとても楽しみにしていただけに、ショックでした。

リモートワーク

これもまたコロナウィルスの影響ですが、顧問先とのやり取りがすべてリモートとなりました。
と言っても、営業同行についてはもちろん関係なく顧問先メンバーと一緒にお客様に伺っています。

顧問先でミーティング中も発言が少なく、普段接していてもあまり質問などをしてこない若手がチャットだとやけに能弁になるという新たな発見がありました。
テキストメッセージと音声だとそんなに違うのかな?と疑問に思いますが、そういう世代なんだなぁ‥と思うことにします。
そんなに良いアイデアがたくさんあるならもっとFace to Faceでも提案していくといいのでは?思うのですけどねぇ。
チャットの多さに、PCの前から離れられず、いつも以上に忙しい日というのが結構あります。

とは言え、リモートの会議となるとさすがにメンバーも事前にあれこれ考えてくるので、無駄が少なく会議そのものは随分と時間が短くなりました。

大学

課題もやりつつ、入学当初に配られたテキストを読み込んでいます。
現在は、広告についてのテキストを読んでいるとのですが、広告と人の欲望の関係とか、欲望はそもそもその商品やサービスに対して起こるものではなく、人間関係に付随して生ずるものだとか(見せびらかし消費とか最たるものですね)、単に目立つ広告を作るにはどうするか?という話ではないところに、非常に面白みを感じています。

読みかけの「FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略 」という本の中に環境を整えるという話がありました。
我が家はとても狭い賃貸に暮らしているため、もともとの蔵書で捨てきれなかったものは、トランクルームへ、手元に置いておく本は押入れに収納用の本棚を置いてしまっています。

本を出したりしまったりがついつい億劫でそのために色んなことを、後回しにしてきた気がします。
これを思い切って大学の本を収納している棚を表に出すことにしました。
表に出したことで、勉強時間が増えたわけではありませんが、面倒だけれど重要なことから手を付けることができるようになってきました。これまではどうしても本を出すのが面倒で、常に出しっぱなしのPCで片付くことばかりに無意識に取り掛かっていたようです。

「1/2の林檎 」★★★☆☆

「×一物語」★★★☆☆

どちらも同じ作者による漫画です。
線がはっきりしていて見やすいので、老眼でもスイスイ読めました。
この人のストーリーってなんていうか、昭和風の安心感があり、想定通りなのですが、その想定通りが読んでいて楽しいという感じです。
それぞれ、全14巻と全9巻のため、読了数がスゴイことになりました。

「左利きのエレン 11-17巻」 ★★★★☆


このシリーズ続きが出ていることを知らなかったのですが、今回漫画を読み漁っている際に知りました。
この独特の世界観がとにかく好きで好きで‥という以外コメントのしようがありません。

「BUTTER」★★★★☆


柚木麻子さんの本ですから、絶対にハズレはないだろう‥と思って手に取りました。
次々と婚活相手を殺害としたされる木嶋佳苗の首都圏連続不審死事件をベースに書かれた物語。
とにかくグイグイと引き込まれ、他のことが全くできなくなってしまうぐらい集中して読んでしまいました。
読書を楽しんだーと心から思える時間でした。

タイトルにもなっていますが、バターの話がまた印象深く、これを読んでからやたらにバター摂取量が増えた気がします…。

「暮しの手帖 5世紀4号」★★★☆☆

花森安治から松本弥太郎など著名な男性編集長が仕切ってきたこの雑誌。今月からは北川詩織さんという初めての女性編集長により編まれたものでした。
ご自身の自己紹介によれば、43歳未婚子供なし、一人暮らしで丁寧な暮らしとかけ離れた忙しい毎日を送られているそうです。
暮しの手帖らしくない‥というイメージのような気もしますが、丁寧でも丁寧でなくてもどんな人にも暮らしはある‥という彼女からのメッセージには深く頷くものがありました。

今月号の表題は「丁寧な暮しでなくても」。
丁寧な暮しの代表格に思われるこの雑誌でこのメッセージというのに、今後の期待が持てます。

暮しの手帖は実際読んでみると、昨今の丁寧な暮らしにイメージする「シンプル」、「垢抜け」、「効率的・ムダがない」というののに対局にあるところがとても気に入ってほぼ最近は毎号購入しています。
私の中では、タワマンとかに住む忙しそうな丁寧な暮らしではなくて、雑然とした祖母の家のゆっくりした時間というイメージがあります。

こちらで2020年の57冊目の読了となりました。

 

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