たった2分で劇的効果。

米国のAmazonサイトで、Kindle、ビジネス分野の売れ行きで常に上位ランキングにいるのが、Getting Things Done(以下、GTD)という本で、日本でも数年前に翻訳版が出たり、Webで紹介の連載があったりとかなり話題になりました。
毎日あふれるような仕事に対処する人々にオススメの一冊なのですが、最近のビジネス書コーナーには置いていないことも多いので、ちとご紹介。(GTDは結構アナログの方がうまくいくので、スマホやらPCなどを活用しないため、最近のビジネス書コーナーから外れているのかしらん?)
ビジネス書として、名高い本書ですが、実はプライベート管理とか、家事とかにもかなり応用が利きます。

やたらタスクを書きだして集めるという最初の段階で挫折した人も多いかもしれませんが、もしかしてその人達は忘れているかもしれません。

GTDでは、タスクを書き出す際に、2分以内で終わるタスクが出ていた場合は、その場で片付けるという大事な約束があることを…。
これが、すっごいんです。
滅茶苦茶効果あります。

まず、2分で終わるかどうか考えます。(一瞬でわかります)あ、終わると思ったものは、その場でやります。
メールの返信はもちろんですが、メモを取ることなども、非常に有効です。
(2分以上かかると想定されるものは、後回しにして、タスクに書きます。GTDのタスク管理については、ぜひ下記に挙げたWebの連載や本を参考にしてください)

この「2分ルール」、いわゆる会社での報連相にも適用できます。
事態が深刻になる前に、上司や同僚、部下に一言伝えておくだけでかなり後々のコミュニケーションがスムーズになります。
また、この「2分ルール」は家の中のことにも非常にも役立ちます。

出しっぱなしの使ったカップ、2分だから洗おう…という気分になったり、家族が出かける際に、玄関に見送って「いってらっしゃい」と声をかける。はい、2分ぐらいです。
脱いだ靴を揃える。着替えたものをサクッとハンガーにかける、もしくは簡単に畳んでおく、これまた2分。
でも、これだけで家の中がかなりきちんとして見えます。
つまり、家を見るたびに嫌な思いをしなくて済みます。

「7つの習慣」でも度々取り上げられますが、「やったほうが良いこと」と「やるべきこと」における優先順位付けの判断で人は結構迷います。
長い目で見ればやったほうが良いことって、果てしなくあります。
そんな時、ずーっと考えこまずに「2分だからやっちゃうか?」と思うものは、やってしまう。

2分です。
欲張ってはいけません。
5分は結構長いです。
電車も都心なら5分待つと長く感じませんか?
だから、ぜひ2分でやってみてください。

参考URL
誠 Biz.ID Getting Things Done (GTD)まとめ
http://bizmakoto.jp/bizid/gtd_index.html

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