仕事
対面を希望されていたクライアントさんも、ここまで新型コロナウィルスの話が深刻になってくるとZoomに切り替えたいというお話になってきました。
今週はいくつか対面でお会いする客先もコーチングもありましたが、おそらく来週以降はほぼ全てリモートになりそうです。
移動がなくなって楽か?と言われても、実際そうでもないかな‥と思います。
やはりリモートですといくらカメラがあっても、先方の空気感が読みにくいし、こちらの熱意も伝わりにくいな‥と感じることが多いです。
となると、丁寧な説明のための資料作りとか、事前に話の展開をかなり練っておかないと‥と事前準備に時間がかかりますし、印象に残りにくい分、後のフォローも細かくなりますので、作業的なものが増えている印象です。
スーツを着ないで良いのはどちらかと言えば有り難いのですが、カメラを使うことが普通のため、化粧をしなくてはならりません。
リモートじゃないときは、外出のアポイントは基本午後が多いので、昼から化粧というのが多かったのですが…。
午前中にZoomミーティングが入ることが多いし、移動がない分スタートが9時からというのが多く、いつも以上に朝早くから化粧しています。
時期的に新年度への替わり目で、人事異動の話も顧問先はもちろん、顧問先の先にある営業先などもあり、こちらとして有り難い人事異動もあれば、うわー、営業活動最初からやり直しだなぁ‥と思うケースもあり、春ですね〜…と遠い目になりそうです。
セミナーやイベントは、オンラインに切り替わることが多く、いくつか参加していますが、ちゃんとオンラインに合わせて練って構成されたものと、いつも通りのものを単にオンラインに切り替えただけで、ボロボロのプレゼンなどがあり、勉強になります。
肩書が高い人がオンラインでボロボロのプレゼンしているのを観ると、会社ごと信頼無くしそうだな‥と思います。
何度かリハーサルしてみるだけで随分違うと思うのですが…。
オンラインだと勢いみたいなのが出しにくいので、上手い下手や準備不足がものすごくはっきり見えてしまうように感じます。
休憩のとり方
もともと休憩を取るのがあまり得意なタイプでないという自覚があります。
ポモドーロテクニックで、休憩を取るというのを実践しているつもりですが、休憩の5分は、椅子から立つということは実践できているものの、家事をしたりしていて、休めているのか?というとひょっとして別かも‥という気がしてきました。
なんというか自宅で仕事(自分だけのオフィスでも同じでしたが)って気が休まらないんですよ。
お昼も自宅で食べちゃうことがほとんどですし。
頭の中はずっと次にやることを考えている感じです。
せっかく温かいお茶やコーヒーを淹れても、それを飲みながらまた仕事していて、その途中で冷めてしまうので、とりあえず温かい飲み物を淹れたときは温かいうちに飲みきるまで仕事をしないように‥と心がけるようにしました。
ネットで「ペン字の味方」というペン字の練習資料をダウンロードできるサイトを知り、気分転換にこちらで練習資料をダウンロードして、ペン字の練習をしています。
私、ものすごく悪筆で、このぐらいで何とかなるとはとても思えないのですが、やってみると瞑想と同じぐらい気分が落ち着く効果があって、終わると気分がスッキリします。
ちょっと手仕事に近いような喜びがあります。
お楽しみ
今週は、3連休にプラスして早めの桜の開花もあり、できるだけ外で過ごそうということで、あちこちに家族で散歩に出掛けてきました。
そのあたりの話は、プライベートブログにまとめましたので、よろしければそちらを。
ささやかなこと:「間」
INPUT
「ダメな自分を認めたら 部屋がキレイになりました」★★★☆☆
わたなべぽんさんのお片付けのコミックエッセイ。
老眼にはちょっとツライ細かい文字があるのですが、そのあたりをスルーして読んでしまっても面白い本です。(漫画の欄外にある、手書きのコメントとかツラくないですか?ご同輩、先輩の皆様)
かなり散らかったお部屋だった著者がどうやって、片付けに目覚めて片付いた暮らしになっていくかが、わかりやすく描かれています。
イラスト付きなので、またすごくイメージがわきやすい。
この本にも出てきますが、ものすごく散らかってしまった家の場合は、とにかくガンガン捨てるのが一番早道だと私も思います。賞味期限をチェックして取っておくものと取っておかないものを分けるとか、不用品をバザーや寄付に出すとかって無理です。
そういう性格の人は、部屋がそもそも片付いているのです。そういうことができない人は、良心に目をつぶり、バンバン使えるものも捨てて、以降物を増やさないようにする‥というのが一番だと思います(自分のことを省みてそう思います)
「面倒くさがりの自分を認めたら部屋がもっとキレイになりました 三日坊主の後回し虫退治術」★★★☆☆
上記の本の続編です。
一度はきれいに片付いた家もそれを維持するのは結構大変、ではどうすればいいのか?というのが細かく描かれています。パートナーとの掃除の分担の話も参考になる人は多いのではないかと思います。
私も以前は週末にまとめて掃除をしていましたが、また掃除と思うだけでうんざりするので、今は一日一箇所掃除をしています。今日は洋室、明日は和室みたいな感じです。
大人二人+犬一匹だとこのぐらいでも何とかなります。(夫婦二人の潔癖具合にもよると思いますが‥)
家が狭いというのもそういう意味では有り難いです。
「隠すだけ!貯金術」★★★☆☆
お片付けの本からの流れで、そのままオススメで読んでしまいました。
貯金をこれから始めたい!という方のための本で、私自身はこの年令ですからさすがに知っていることが多かったですが、若い人、今まで全く貯金できていない人には取っ掛かりを掴むのに良い本だと思います。
1ヶ月を5週で割って1週間の予算を決める、家計簿じゃなくてレシートでお金の流れを見るから面倒が少ない、お金を見えないようにしておく・・など、なるほどと思うところが結構あります。
お給料が安いから貯金ができないのではなく、できない人というのはお給料がいくらあっても貯金できないんだ‥というのは、年齢を重ねていって周りを見ているとよくわかってくることの一つです。
「うちの父が運転をやめません 」★★★★★
垣谷美雨さんの小説は、生きていく中でぶつかる色んな課題に対して、いつも明るい解決方法を提示してくれる作品が多い印象です。その解決方法がそのまま使えるということではなくて、そういう考え方もあるんだな、色んな人の気持ちを汲むというやり方があるんだな‥というホッとするものがあります。
タイトルの通り、高齢者の車の運転についての話ですが、中にはもう一つ忙しい共働き夫婦の子育てというテーマもあり、既に私自身は子育てが終わっているものの、色々とリアルに思い出すことが多かったです。
親に対しても、子供に対しても、自分はすっかり理解しているつもりになっていることが多いのだろうなと痛感させられた小説でした。
育児雑誌などには、一緒に過ごす時間は短くても、ギュッと抱きしめて濃密な時間を持てばいいなどと、親に都合のいいことが書かれている。心身共に疲れ果ててストレスが溜まっている親に、そんな余裕などあろうはずがない。正直言って、自分一人が生きているだけで精いっぱいだった。
「ときどき旅に出るカフェ」 ★★★★☆
2020年の70冊目の読了本です。
読後感のいい小説。
旅好きの店主が旅で知った美味しくて珍しいものをちょこちょこと出してくれる。こんなカフェが近くにあるといいなぁと心底思うのです。
ひとり暮らしをはじめて、もう十五年になる。自分が特に寂しが
りだとも思わないし、ひとりの時間は好きだ。だが、 ときどき無性に人恋しくなるのだ。友達を呼び出して会うよりも、 もっと気軽に少しだけ会話を楽しみたい。
カフェ・ルーズはちょうど、そんな場所になっている。
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