ガイシの英語 2 英語プレゼンにおけるスライドの作り方

英語が得意じゃない。でも外資系企業入っちゃったという人、英語得意じゃないけどキャリアの1つの選択肢として外資系も興味あるという人のため、そしていったい結局どのぐらいの英語力を身につければ外資系で働けるのか…。
英語を根本的に勉強する気力も体力も知力もついでに財力もないが、でも何とか今の状況乗り切らないと…とか、これから外資系勤務も考えたいけれど、いったいどの程度英語ができれば良いのかしら?という人が必要以上に英語学習に時間を取られないようにしたい…というのが、このシリーズの目的かな。

で、本日はプレゼンテーションの英語。
自分の英語にどうも自信がない人というのは(特に自分の英語の発音じゃ通じないと思い込んでいる人)、資料にあれこれ詳細を書いてしまうことが結構多いが、それはかえってややこしいことになる。

  • そもそも英語ができないので、資料内に書いてある英語も結構怪しい。
  • 怪しい英語も紙に(スライドに)書いてあると、もう修正はできないケースはかなり多い。
  • 間違った資料が客先の関連部署やらその他取引先にばらまかれたりするケースも勿論ある。

「そもそも英語があまりできないという自覚があるなら、尚更、文書にするのは危険である」ということをまず肝に命じて欲しい。
どっちにしたって、プレゼンテーション(以下、プレゼン)というものは大体において初回の話であり、プレゼン以降、取引なりプロジェクトが進めば詳細はメール確認になる。

つまりプレゼンの資料にあんまり詳細な英語のセンテンスを書く必要はそもそもない。
大事なのは、全体が簡潔にわかりやすい流れを作り、そして伝えたいメッセージををゆっくり明瞭に短いセンテンスで情熱を持って伝えることだと思う。
(そもそもメッセージ無いんだよね、というのは本日のエントリーの対象外です。もちろん)

商品についての詳細説明なんて、自社のホームページにまかせるか、持って行っちゃってその場で指し示しながら、お互いに質問、回答を繰り返せば、よっぽど通じ合う。
あなたは一生懸命英語の資料に時間をかける必要もないし、先方はウニャウニャ言っている聞き取り難い英語を苦行のように聞く必要もない(おっと、失礼!)

「じゃぁ、どのぐらい資料作れば良いのよ、具体的に」
というサンプルを以下に揚げておく。

スライドに書き込む英文はTEDのプレゼン程度で十分!しかもこれなら誤解がない!


その1 日本語での予習をする。

いきなり英語のプレゼンを観たってわかんないよ…という人は、まず予習で日本語のこちらの記事を読んでみて。
(記事の内容も面白いので、それだけでも一読の価値あり)
「一人前になるには1万時間必要」は誤りだった! たった20時間で新たなスキルを身につけられる4つのコツ


その2 実際のプレゼンを聞きながら、スライド資料を見て、あ、こんな程度で良いのか!というのを実感する。

プレゼンターの英語はわかりやすいし、予習で日本語のブログを読んでおけば何となく意味はわかると思う。
わかんなくても、彼のシンプルなプレゼンスライドを見れば、あー、そういうことが言いたいのねというのは、わかる。
そうそれが、大事。
The first 20 hours — how to learn anything: Josh Kaufman at TEDxCSU

2014年9月25日追記:ガイシの英語 3 そもそも中身ありますか?あなたの話を、こちらの続編としてUPしました。

追伸_1 : 「ガイシの英語」なぜかアクセス数が多いので、カテゴリを別に作りました。全部まとめて読みたいという方は、ホーム画面右に「カテゴリー」から「ガイシの英語」をクリックしていただくと、一覧で表示されます。

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