Weekly Review – Week17

【初孫・チビ猪くん誕生】

日曜日15時過ぎに3424グラムで初孫の男の子誕生。
母子ともに元気で一安心。

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本日ようやく、娘と孫が退院。 初孫に逢ってきました❤️ #初孫 #aprilbaby2020

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病院は、新型コロナウィルス感染防止のため、娘の旦那様すら面会に行けない状況だったので、実際に逢ったのは退院した金曜日となりました。
今の時代はスマホあるから動画だ、写真だと入院中も娘がいっぱい送ってくれて、自分の出産時に比較して隔世の感を…。

金曜日はノンノン(娘)の育ての父である2番目の夫(通称:パパ)と一緒に、ノンノン・猪くん夫妻の家で初孫・チビ猪くんと対面してきました。
生後数週間の赤ちゃんて外出させないから、見る機会も少なく、久しぶりの小ささに感動。
それより何より、2人のノンノンがお母さんになったと…という方がパパと私にとっては感じるものがありますね。
あんなに小さかったのにねぇ‥と。

翌日の土曜日は、ポチ(現在の夫)と一緒にまたまた訪問し、少し遅れて母も初ひ孫に会いにやってきました
みんなチビ猪くんに夢中で、「見ていて飽きないねー」と。
こんな状況下の明るいニュースをもたらしてくれたチビ猪くんはどんな子になるのかな~、大きくなってあの時大変な時期だったのよーと話すのが楽しみだったりします。

【仕事】

連休の始まる前にということで、あれこれ打ち合わせが多く、打ち合わせ用の資料やら議事録やらもまた多く、結構な忙しさでした。
リアルで会えないときは、共通認識を作ることを丁寧にやらないとならないので、資料作りやフォローに手がかかります。

リモートワークをするときは、1つのタスクや打ち合わせが終わったら、短い瞑想もしくは深呼吸を数回するというのを入れて、区切りをもつようにしたら、気持ちが疲れにくくなってきた気がします。

我が家で使っている折りたたみテーブルは通常片側だけ出して、80cmぐらいの幅で使用していますが、仕事をする日は全部広げて、140cmの長さにしています。
仕事をスタートするタイミングで広げて、ヘッドセットやら、スケッチブックやら文房具やら出して準備をし、終わったら全部片付けるというのを1つの儀式のようにすると、終わったときに、「本日のお仕事終了!」とがスッキリして、いい感じです。
私自身は何か思い出すとすぐPCに向かってわーっと仕事をしちゃうタイプで、公私混同型というか休みベタなので、こういう区切りがああることが大事なんだと思います
突然の思いつきなんかもよくあるので、そういうときはPCに向かわず、フランクリン・プランナーに書いておいて、後は忘れるようにしています。
こういうのを意識的にやらないとどうも駄目なんですよね、気がつくと仕事している…みたいな。

【コーチング】

Zoomの無料コーチングの申込みも今週はとても多く、あまりに申し込みが増えてしまったので、こちらの案内はトップページから外すことにしました。(引き続き受付は行っています)

お試し無料セッションのオンライン版を再開します

エッセンシャルワーカーとして多忙を極める人以外は、通勤の移動時間がなくなったり、自宅待機などで自分にとって大切なことを考える時間が増えたのがお申し込み増の理由ではないかと推察しています。
新記事もほとんどアップしていないのに、サイトアクセスも増えていますしね。

【ブログ更新】
ささやかなこと

一人の時間
家族がいてリモートワークだと、外に出て人に逢わなくても寂しいと思うことは少ないかもしれないけれど、逆に一人になれないのが辛かったりするんですよねぇ。。

【INPUT】
「初恋温泉」★★★★☆

よく目を通しているサイトにALL REVIEWSというサイトがあります。
ここはプロの書評家の方たちの書評が読めるという本好きにはたまらなく素敵で、且つ危険なサイトです。
で、今回のこの初恋温泉の書評 を読んでしまい、ついついKindleでポチッとしてしまいました。
この本の著者の吉田修一さんは説明の必要がないぐらい売れっ子の作家さんで、私もこれまで何冊か読んでいます。
巧みなストーリーに引き込まれガーッと読んでしまうのですが、どうも私の中では心に残るものがなく、読み終わるとそこで終了。
この方のファンの方たちのAmazonレビューなどで絶賛しているのを読んだりすると、私もそんな風に読みたいぞ−…と地団駄を踏んでいました。

今回読んだ「初恋温泉」は、私にとっては初めての吉田修一さんの短編。
5組のカップルがそれぞれ温泉に行く話が収められています。
それぞれのカップルに味があって、そして私も訪れたことがある宿も出てきたりして、ゆっくりゆっくり楽しんで読みました。温泉がじんわりと身体にしみてくるように、じわーっとこの作家の良さが伝わってきて、初めてこの人の作品がちゃんと読めたかも〜と読後に嬉しくなりました。

「あなたって、いいときしか私に見せてくれないから……。店の調子がいいときにしか連れて来てくれない。自分の調子がいいときしか、私に見せてくれないでしょ。調子が悪いときこそ力になってあげたいのに、あなたは一人でやれるって言う。そして、もう私の手助けなんか必要なくなって初めて、私に見てくれって言うのよ。そして私はただ、『すごいね。いい店だね』って、感心してあげるだけしかできないの……」

『初恋温泉』

「もちろん、浮気する男も馬鹿だけど、浮気される女も嫌。浮気されてこんなに苦しむくらい好きなんだったら、もっと相手のこと、いとおしく思っていられると思うし、もしそうしてるのに、それでも浮気するような男なら、きっと浮気されても、こんなに苦しむことないんだと思う」
正直、途中から真希が何を言っているのか分からなかった。ただ、真希の口調が返事を求めているようなので、とりあえず、「そうだな」と短く答えた。
しかし、真希にもそのいい加減さが伝わったらしい。 「何が、そうだな、よ」と、ちょっと呆れたように笑い出す。

『純情温泉』

「手ぶらで生きる」★★☆☆☆

Kindleの日替わりセールで見かけてポチッとしてしまいました。
自分自身をミニマリストとは思いませんが、わりとミニマリズム系の本は好きでよく読みます。
ものが少ないこと、やることが少ないことで気分が軽くなる、場所にも頭の中にも空間ができるところが好きなんだと思います。
…が、この本を読んで思ったのは、この人がモノを持たないという意味では、ミニマリストだと思うのですが、頭の中は無茶苦茶忙しい人なのでは‥と感じました。お部屋と着るものはシンプルなんでしょうが、暮らしはシンプルではないような…。今まで読んだミニマリズムの本から一線を画している印象を受けました。
ブログを元に書籍した本のようなので、きっと若い人に人気のあるブログなのだと思います。
著者も若い人独特の、世の中ってこうじゃないですか!とみたいなのが強くて、きっとこういうスパッとした強い切り口が若い人に人気なのだろうというのは、若い人にコーチングをしていても私も日々感じていることなので、なんとなくわかります。
明確な答えを求めている人が多いのですよね、最近の若者がそうなのか、若者というのものがいつの時代もそういう生態なのかイマイチわかりかねますが…。

「私のなかの彼女」★★★☆☆

安定の角田光代さんの小説。
この方の小説にしては、珍しく登場人物達があまりはっきりとした個性がないような気がするのですが、後々読み返したくなってきそうな作品です。
Amazonのレビューも意見が分かれていますが、実際に読んでみるとそれも納得できる感じです。
私自身は祖母の足跡がメインというよりも恋人ととの関係との変化の仕方のほうが焦点ではないかと…。
地味だけれど、読み返すタイミングによっては随分と印象が変わりそうな気がする本でした。

「ニューヨーク大学人気講義 HAPPINESS(ハピネス)―GAFA時代の人生戦略」★★★☆☆

前作の「GAFA」がとてつもなく面白かったので、ポチッとしてしまいましたが、前作とは大分異なり著者の経験を元にした成功本の一種で、好き嫌いがはっきり分かれるタイプの本だと思います。

私自身は面白いと思う部分もあったし、よくある本だな‥とも思ったので、評価が少し辛めかもしれません。
でも、この本に書いてある身も蓋もないことの大半は残念だけれど多分真実でしょう(だからこそ、この本は救いがないのですが…)
堀江貴文さんのような若手起業家の本ばかり繰り返し読んでいる「いつかは自分も‥」と夢想したまま何年も経ってしまっている人にはこういうリアリティあふれる本を読むと、得るところがあるのではないかと思います。

 この世界では、大きなものではなくすばやいものが勝つ。まわりの人より短い時間で、できるだけ先に進むことを目指す。これができるかどうかは才能によるところもあるが、ほとんどは戦略の立て方と根気強さだ。ここにユーザーマニュアルはない。
若いときの私は、仕事のために結婚、毛髪、そして間違いなく20代を犠牲にした。これはトレードオフなのだ。
若いころにバランスを欠いた生活を送っていたことで、のちにもっとバランスの取れた生活ができるようになった。ただ、そこにはとても現実的な代償があった。

自らの情熱に従えとあなたに言う人は、すでに金持ちだ。長い間、成功に取りつかれて必死で働いてきた。
彼らはひらめきに導かれたと強調し、インパクトを与えようとしている。成功するには20年か30年にわたり、週60時間から80時間働かなければならないなどという話は、卒業式のスピーチではウケないのだ。

ブルーピリオド 1−7 ★★★★★

いきなり7巻全部1日で読み切ってしまい、2020年の読了数は94冊となりました(再読含まず)。
特に美術に興味のなかった主人公がある日突然、芸大を目指すというストーリーで、芸大の受験の仕組みとか絵を描くというのはどういうことか‥というのをリアルに教えてくれる漫画です。
主人公だけでなく、周囲の登場人物も魅力的です。

私自身は京都芸術大学ということろで、情報デザインを学んでいますが、スクーリングなどで油絵を描いている方も見かけることもあり、その画材の多さやキャンパスの大きさにどうやって学校まで持ってきたのだろう?と驚かされることが多いです。
情報デザインはパソコンあれば何とかなりますが、油絵とかになるとそういった場所もないとできないでしょうから、芸大に行くことで色んなことが試せる環境が揃っているというのは、魅力的なことだと思います。
ちなみに私の通う大学でもスクーリングで講評はありますが、この漫画のようには先生たちが厳しくなく、何かしら良いところを探して講評してくださる感じです。
通教だからそこで打たれたら、モチベーションだだ下がりで立ち直れないかも‥と思うと有り難いことです。

この本にもでてきますが、デザインとか美術を学ぶとものの見方がガラッと変わるのは本当に面白いことです。それだけでも大学に通った甲斐がありました。

こちらは読書会サードプレイスの共同運営者のTomokoさんから教えていただいた本です。
彼女にオススメしてもらった本は、それまで全く知らなかった本ばかりで且つドハマリすることが多くていつも驚かされます。
アンテナを張っている方向が多分お互いに違うのだと思いますが、どうやったらこういう本を見つけてこられるのか不思議です。

サードプレイス  ~一緒に本を読む会~ 

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コメント

  1. 桑原

    Third Placeに参加した桑原です。大滝さんのブログ、楽しみに拝見しています。ご本の紹介はとても参考になります。

    お孫さんのお誕生おめでとうございます。赤ちゃんは癒されますね。まだ注意が必要な状況が続いていますが、徐々に外出規制が緩和され、チビ猪クンのお宮参り頃にはお散歩も安心してできるようになるといいですね。

    読書会の開催もなかなか計画が立てづらいですが、ウェブでの開催を試してみるのはどうでしょう?私が参加している不登校の親の会では3月から月次の会合をズームに切り替えて開催しています。もちろん、体面に勝るものではなく、6月は屋外での開催も検討しています(屋外の読書会もいいかも…)。コロナは長期戦、以前の生活に戻るにはかなり長い時間がかかるでしょうし、戻るのではなくコロナ前とは異なる生活に変わっていく可能性が高いように思います。今のような非常事態は続かないにせよ、ウィルスを根絶することはできない以上、以前よりも日常的にウィルス感染予防を意識した生活になるのでしょう。また皆さんと、本のこと、生活のこと、いろいろお話しできる時間を楽しみにしています。

    • yoshikoo

      桑原さん

      こんにちは。コメント有難うございました。
      Zoomのサードプレイス、良いですね、以前から海外に暮らすコーチングのクライアントさんなどからも
      リクエストが上がっていて、検討していましたが、今は皆さんがZoomに抵抗がなくなって
      いるので、ちょうどいい時期になりそうです。

      アフターコロナのあとも、読書会はZoomで食事はリアルで・・・だと、実は
      運営側も非常にラクなんです。
      予算にあう会場を確保するのがなかなか難しくて。
      Tomokoさんとも相談して、早々に検討しますので、楽しみにお待ち下さい。

      大滝

      • 桑原

        早速にありがとうございます。 楽しみにしています。😊

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