連休らしさのないゴールデンウィークもあけて、急に気温がぐんぐん上がって「暖かい」ではなく、「暑い」と感じる季節がやってきました。
これだけ暑くなると、マスクをしていると今度は熱中症で危ない‥ということになりそうです。
先週、スクワットチャレンジが終わったので、今週からプランクチャレンジという30日間のチャレンジをはじめました。
本当に短い時間ですが、キツイ…。
<暮らしについて>
【1日の終わり方】
正社員時代から、かなり長いこと在宅で仕事をするということをやっています。
リモートワークになると、「仕事が進捗しない人」と「仕事をし過ぎてしまう人」というのが表れますが、どちらもセルフコントロールができなという意味では同じかもしれません。
私自身は圧倒的に後者です。
特に外資系勤務時代は、世界中に散らばるチームとの会議で22時からWebExなんていうのもありましたし、メインの相手方になる本社はアメリカ西海岸のため、その場で返事が欲しい場合には、どうしてもこちらも早い時間にメールやChatを投げる必要があり、時差の関係で区切りをつけるのが非常に難しかったです。
とは言え、どんな状況でも線引がはっきりしている人はいるわけで、単なる自分の仕事の仕方の問題だとは今でも思います。
現在は、コーチングについては、仕事を終了後を希望される方も多いので、セッションは夕方以降になることもありますが、顧問の仕事については17時〜18時に切るようにしています。
区切りの儀式として、机の上はPCを含め仕事道具を全部片付けます。
出しておくのは早朝に読む本と早朝から使うフランクリン・プランナーのみです。
その後、入浴。
入浴中は、Kindleで好きな小説を読むか(再読が多いです)、漫画を読み、仕事に繋がりそうなものは一切読まないです。
意識してそうしているというよりも、このタイミングでコンタクトレンズを外すと自然と小難しいものを読みたくなくなるようです。
入浴後は、晩酌しながら夫の作った晩御飯を食べて、時間があればPrime Videoを一緒に見て、20時半には布団に入るという生活です。(夫はしばらく起きているようですが、よくわかりません…)
机を片付ける/入浴するというのが、切り替えの儀式としてうまく定着してきた気がします。
【衣服のはなし】
新型コロナウィルスの流行前から、スーツを着る機会が減っていました。
どこの顧問先もクールビズ、ウォームビズの流れから、カジュアルウェア推進が進み、顧問である私だけスーツだと、ただでさえ怖いのにますます怖い‥と思われるようなので、スーツは顧問先から依頼された営業同行や業者選定のような機会だけに着るように変わってきていました。
そんな中、リモートワークとなりジャケットすら着る機会がなくなりました。
子供の頃から、デニムは作業着で着ていてラクであるという感覚がどうもわかりません。
私にとっては、生地はかたくて重くて、洗濯も面倒くさい服であるとしか思えませんでした。おまけにスタイルも良くないと似合わないし‥。
私にとってラクな服といってすぐに思い浮かぶのは、フレアーの長いスカート。風は通るし、脚が短くても太くても関係ないし、動きやすい、洗濯しても乾くのが早い。
ついつい、Instagram広告で見かけたものを数枚買ってしまいました。モノとしては気に入っていますが、おかげでSNS広告に追いかけ回されています。
仕事柄そんなことしたら、そうなるってよくわかっているのにこれですから、まぁそれだけ誘惑する力が高いということでしょう。
SNS広告の中でも特にInstagramは購入に至る力が強いんですよねぇ。
そんなこんなで毎日カジュアル。
ストッキング+パンプスという生活に戻れるのかちょっと心配になってきました。
【美容院&カラートリートメント】
新型コロナウィルスが流行する数ヶ月前に、夫からベリー・ショートの髪型について、「いくらなんでも、自分より短い髪はさぁ‥」と言われて、なんとなく伸ばしていたおかげで、幸いそう頻度高く通わなくてはよくなっていたのですが。
白髪がすごくてどうにもならないので、美容院については、自粛ムードの中でも普通に月に1回通っています。
私の場合、皮膚が弱くてヘアカラーが駄目なので、ヘアマニキュアなのですが、こちらは洗うたびに落ちていくので、3週間すぎると年齢のわりに多い白髪が目立ってきます。
自宅の風呂場でヘアマニキュアをすることも考えたのですが、絶対飛び跳ねてひどいことになる割に、仕上がりも微妙だろうと思い、断念しました。
‥が、新型コロナウィルス対策のためにお客さんもマスクをしっぱなしは良いのですが、マスクが濡れてしまうと替えを出すことができないということで、マスクの引っ掛ける紐部分を顔にテープで貼るようにオペレーションが変わっていました。
多分、怪我のときなどにガーゼや何かを止めるテープのようなのですが、これでものすごく肌がかぶれていしまい、かなりの痒みが‥。
これはツラいので、なにか良い方法がないか美容に詳しい友人に相談したところ、yoshikooほどの不器用でも、これなら大惨事は起こるまい‥と薦められたのが、カラートリートメントというものです。
ということで、早速やってみたところ、これがかなりいい感じ。
50歳目前ですから、白髪をゼロにしたいというほどの野望はないが、あまりに多いのは困るという私の要望にかなり合っていました。
しばらくこれで通う頻度を減らしたいな‥と考えています。
【家計のはなし】
高額所得者である一方、高額借金者である夫。
色々と行き詰まりましたようで、ついにすべてを委ねるのでお金を管理してください‥と言い出しました。
いやぁ、色々と蓋をあけて全然回っていなくてビックリしましたが、私だったらこれ完全にメンタルやられるわ‥という感じで。
どんだけメンタル強いのよ‥とそういう意味でも驚かされました。
全部聞かされた日には、私も切り抜け方法がまったく思いつかず、一晩眠れなくなりましたが、翌日にマインドマップに書き出して、自分ができること、できないこと、最悪のケースとか書き出したら落ち着きました。
なんだかんだ、横にメンタルが強い人がいるとこっちも強くなるみたいです。
<アフターコロナ>
先月に引き続き、自身のコーチが主催する勉強会に参加させていただきました。
今回のテーマは「アフターコロナ」についてのディスカッション。
それからゲストで私自身もコーチングのスクールでお世話になったニュージーランド在住の先生から、ニュージーランドでのコロナ対策とその暮らしについてのお話などもあり、興味深いものでした。
今回は事前に、多分NHKの番組だと思うのですが「パンデミックが変える社会」という番組のはなしが参考資料としてシェアされていました。
これは世界の有識者がアフターコロナについてそれぞれの見解を述べた番組でした。
イアン・ブレマーの 言う世界のリーダーがいなくなり自国のみにフォーカスされるというのは、私も同じように思っています。
そもそもトランプ大統領が勝った理由には、アメリカが世界の警察を止めるというのも入っていたわけですから、流れとして既にあったのかもしれません。ブレマーは、911と今回のことが大きな違うのは、人々がお互いに逢えないこと、リアルに逢えないがために人間同士が協力できないという視点をあげていました。
一方、ユヴァル・ノア・ハラリ は、中国のような 独裁体制は危機にスピーディに対処できるが、政治が間違った時には正すことができず、よりスピーディにおかしなことになると語り、民主主義は選挙があり、反対勢力があることで、間違いを正すことができると述べ、新型コロナウィルスへの危機感から、あやまってハンガリーのオルバン政権の独裁体制のようなものが産まれることを危惧していました。
私的には、ジャック・アタリ の話が一番心に残りました。
他者のために生きる利他主義は、結局は最も自分のためにもなる「合理的利己主義」というのもわかる気がします。
positiveとoptimismは違いは、 positiveは自分が参加していることだいうのも考えさせられました。
参加者はそれぞれブレイクアウトルームに分かれて数名ずつディスカッションをし、その後に全体で話をしますが、世代・性別によって「アフターコロナ」という言葉をベースに考えることが随分違うなと感じました。
年配の男性はアフターコロナの後の日本の世界での地位について懸念していることを話される方が多く、女性と若い男性は人生の中の大切なものに気付かされたものをアフターコロナ後もどうしていくか‥というお話が多かった印象です。
<INPUT>
週末の大学のスクーリングの話も書きたいのですが、あまりに長くなってきたのでその話はまた来週にでも書きます。
「スタンフォードが教える本当の「働き方改革」」★★★★☆
出版社から献本された本です。
随分といただいたときから時間が掛かってしまいましたが、ある意味今のようなリモートワークで働き方を考えざるえないときに読むのに適した本でした。
コーチングでもよく見かけますが、仕事で成果を出している女性というのは子育ても家庭もきちんとされている方が多いように感じます。
傍目からは大変バランスが取れた人生ですが、人間は誰しも1日24時間しか与えられていないわけですから、当然にいくら効率をあげても限界はあります。
大体の場合は、本人をケアする時間、休む時間、優先する時間が、とても少ないような気がします。
皆さん、やるべきことが終わったら、自分の時間を‥という計画なのですが、優秀な方というのは、やるべきことはもちろん、やっておいたほうがいいことも山のように見えてしまうので、結果自分のための時間が後回しになってしまうようです。
もちろん、それでもご自身が満足されていれば良いのですが、次々とゴールが延びていき、このままこのペースで続けられるだろうか?燃え尽きてしまわないだろうか?と少しでも思ったことのある方にオススメの本だと思いました。
タイトルと装丁がちょっと残念だったせいか、良い本ですがAmazonにはレビューが一つしかないようです。
原書のタイトル”HOW WE WORK”のほうが良かった気もします。
どこかで時間を見つけて、自分の備忘録のためにもレビューを書いておきたい本です。
「じつは、わたくしこういうものです」★★★★★
聞いたことがないけれど、「月光密売人」だの「冷水塔守」だの「コルク・レスキュー隊」だの、素敵過ぎる!と思うような仕事に就く人々の写真、それぞれの仕事の紹介についての本。
私自身はシチュー当番になりたいわけではないけれど、「冬眠図書館」に通いブランケットを借りてシチューを食べて本を読む人になりたいです。
でも深夜の図書館でシチュー食べたら寝てしまいそうです…。
コルク・レスキュー隊の人はどこかにいてほしいです。
寝しなに読んで気持ちよく眠りにつける本でした。
人には、いつまでも忘れたくない「大切な時間」というものがあります。
とはいえ、
次から次へと押し寄せる時間の中で、ふと、大切なものを見失い、
ついつい、忘れてしまったりするものです。「あなたが大切にしたいと思う時間をお預かりします」
そう言って、<時間管理人>は、小さな古い鍵を手にしました。
「箱にしまって、鍵をかけて保管しておきますよ」
さて、その術やいかなる—。
いかにして時間を箱に収め、
たいかにして取り出すのでありましょう?
追伸:5月の最後の土曜日にオンラインで読書会を開催します。よろしければzoom越しにあなたの好きな本を教えて下さい。
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