東京都も緊縮事態宣言が解除されましたが、相変わらずリモートワークの週でした。
解除に伴って、コーチングのスケジュール変更依頼があって、ちょっとバタついた感も。
お子さんの学校の準備とか、シフト変更とか色々ありますよね。
【家時間】
もともとフリーランスで自宅で仕事をすることが多いものの、今回の新型コロナウィルス関連の自粛は、外の打ち合わせだけでなく社交活動も大幅に制限されたので、これまでに比較してだいぶ家で過ごす時間が増えました。
そうなると、少し家での過ごし方に以前よりも目が行くようになってきたようです。
「植木鉢の整理」
5月に娘夫婦から、母の日ということでカーネーションをもらいました。
たくさんの蕾があったのですが、どうもこの蕾が茶色くなってきてしまって、何かが悪いのかな?とインターネットで調べたところ、そもそもカーネーションというのは、咲かない蕾をたくさんつけるものらしく、中身が空っぽというのが多いそうで、軽く押してみて、中が空っぽらしきものを刈り込んだら、思った以上にスッキリしてしまいました。
カーネーションがきたこともあって、昨年、朝顔市で購入した朝顔から採取していた種を植木鉢で育てることにしました。
ついでに土と植木鉢が余っていたので、友人から紫蘇が育てやすいと聞き、常備品の紫蘇があると便利かもと植えたのは良かったのですが…。
「コーヒーミル購入」
もともと私はコーヒーがあまり得意ではなく、飲めないことはないですが、自宅では紅茶・日本茶・中国茶・ハーブティというのがもっぱらでした。
ある種の頭痛にわりとコーヒーが効くことから、ドリップパックのコーヒーからスタートして、少しずつ自宅でコーヒーを飲むようになりました。
とはいえ、1日1杯程度ですから、コーヒーメーカーが要るようなことはありません。そもそも新たな家電を置く場所もまったくありませんし‥。
そのうち毎回ゴミが多いドリップパックから、近所のやなか珈琲店で豆を引いてもらうようになり、これまた置く場所がないので、折りたたみ可能なアウトドアでよく使われるらしいユニフレームコーヒーバネットを教えてもらい、そちらでーヒーを淹れるようになりました。
そんな中、緊急事態宣言でお店が休みとなり、コーヒーが買えなくなり仕方なくAmazonで頼んだら、間違って挽いていない豆を買ってしまいました。
夫は普通にコーヒーを飲む人なので、豆挽くやつ買ってもいいのでは?そのほうが美味しいし‥ということになりました。
豆挽くやつってなんて名前?というところから始まり、コーヒーミルというものがそれらしい‥ということがわかり、SNSを通じて友人の皆さんに相談。
みんなコーヒーよく飲むんだなぁ‥ということがよくわかりました。
電動・手動の両方を持っている方も多いし、中には焙煎も自分でしている方まで。
教えていただいた中で、最終的にポーレックスコーヒーミルを選んだのは、以下のような理由からです。
・電化製品が苦手
・夫の分とあわせても、1日二杯しか淹れないので大量にコーヒー豆を挽くことはないので、手動で十分らしい。
・これまたアウトドアで使うものらしく、細くて場所を取らないし、しかもハンドル部分が外せて収納しやすい。
・形が美しい。
ということで、毎日ガリガリ挽いて、コーヒーを飲むようになりました。
忙しい暮らしではない我が家には最適なコーヒーミルでした。
【身体のメンテナンス】
子宮頸がんの定期検診で、都立墨東病院へ。
ご存知の方も多いかと思いますが、この病院は院内感染で一時はクラスター化して大変なことになっていました。
しばらくは予約の方のみという対応でしたが、ちょうど私が行った日から、一般診療も再開ということでやや物々しい感じでした。
ここの婦人科は毎回先生が異なり、検査の先生と検査結果説明の先生も異なります。
今回は珍しく、検査結果次第で手術をするなら・・という話になり、今回の先生は内視鏡手術がオススメのようでした。(しばらく前にお話した先生は開腹手術派の様子でした。)
ハキハキした説明のわかりやすい女医さんで、この先生なら内視鏡手術も良いのかも‥と思いましたが、また手術の先生も違うんだろうなぁと思ったら、検査結果で考えます‥としか言いようがないですね。
もう一箇所、緑内障の定期検診がありました。
こちらは本来3ヶ月に一回の検査日なのですが、当初予定していた検査日は病院を閉めていて受けられず、その後は仕事もコーチングもZoomが多く、どうも時間がうまく取れないのでこちらはいつもの目薬だけ引き取りに。
検査結果悪くても多分同じ目薬なんではないかと思うので、まぁいいかな‥と。素人判断というやつですね。
こちらの眼科は、駅ビルにあって駅ビル自体が緊急事態宣言で閉まっているため、裏口みたいなところまでスタッフの方が迎えに来てくれて、業務用エレベーターで中に入るという‥めったにない体験を。
対応する病院も大変ですね、本当に。
【お楽しみ】
娘一家が週末に逗子に引っ越すことになり、その前に冷蔵庫整理のご飯の会が開かれて行ってきました。
初孫は健やかに大きくなっていました。
私も妹も40代後半だというのに、これまで江東区にしか暮らしたことがない‥というなかなか珍しい姉妹なので、身近な家族が別の県に引っ越すというのは、初めての機会です。
ちょくちょく逢えなくて、寂しくなるのでは?と聞かれますが、どうもまだピンと来ない感じです。
緑が恋しくなって、ちょっとだけ箱根にドライブ。
途中から雨が降ってきてしまいましたが、少し広い景色を見るだけでも良い気分転換になりました。
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【サードプレイス 〜一緒に本を読む会〜】
すでに先週少し書いてしまいましたが、読書会を初めてオンラインで開催しました。
オンラインならでは難しさと面白さがありまして、良い経験となりました。
次回はまたオンライン開催で、「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略」を取り上げる予定です。
実は、この記事を書いている6月半ば現在の今もまだ読み終わっていないのですが、先日、これの漫画版を読みまして、どうやら重要なポイントはすべてこちらにまとまっていました。
書籍版と異なり、ストーリー仕立てで、人生が100年になると生き方として何を考えていかなきゃいけないのか、というのがよくまとまっています。
書籍版の本は、どうしてそうなのか?その根拠を示す数字の情報などがたくさんあるのですが、そういうのが全部割愛されています。
他の国はどうなっているのか、とか1940年代生まれの人、1970年代生まれの人、といった産まれた時代によってどう違うのか?なんていう話も詳細に出ていますが、漫画の内容だけでも十分かも‥という人は多そうです。
読書会の方は、漫画を読んだだけの方でももちろん、OKです。
(そもそも時間も短いので、本の詳細な話は基本的に読書会では出ないのです)
ご興味があれば、ぜひ下記の募集記事もご一読いただけると嬉しいです。
【INPUT】
山口周氏ウェビナー【“ニュータイプの時代”著者が語る変化を力に変える「柔らかな革命」】
リ・カレント株式会社主催による50分のウェビナーでした。
短い時間でしたが、凝縮された内容でとてもおもしろかったです。
以下、自分への備忘録として、いくつかポイントを書いておきます。
正解に価値がない時代。正解はAIが出す。MBAの出願件数が世界中で減り続けている。今は問題が見つかれば解決策を見つけるのは難しいことではない。以前は解決策を見つけることに価値があった。
今の価値は問題を作り確定すること。例として IKEA 障害者向けの家具
サイエンスは答えは1つ 例としてガラケー 差別化できない。一方、Artの答えは無限 例として、バルミューダ アップル つくりたいから作った
イノベーション 従業員がリスクを取るには安定感が必要 成果報酬/アメとムチはかえって駄目 ケインズ「アニマルスピリット」
イノベーションには、素人重要 日が浅い、若い。イノベーションを阻害しないように、年長者や長い経験を持つものはサーバント・リーダーシップへ。
「クリエイティブを共有! SHOW YOUR WORK! “君がつくり上げるもの”を世界に知ってもらうために」★★★★☆
このシリーズは全部で3冊あって、一番最後に読んだのがこれでした。大学でデザインの勉強をしていると、あまりのできなさに、うんざりすることがしょっちゅうあるのですが、そういうときによく開くシリーズです。
読むともうちょっとだけ頑張ろうかなと思えるのです。著者オースティン・クレオンの作品や絵を眺めるのも楽しいです。
パブロ・ピカソは、出会った人々のエネルギー吸い尽くしてしまうことで有名だった。
(中略)
1日じゅうピカソと楽しい時間を過ごした人は、家に帰るころにはすっかり神経がすり減ってクタクタになってしまう。一方のピカソは、スタジオに戻ると、一晩じゅう絵を描きまくる。一緒に過ごした相手から吸い取ったエネルギーを使って。
ほとんどの人はこれに耐えた。ピカソに1日じゅう付き合うしかなかったからだ。ところが、ルーマニア出身の彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシは違った。彼はドラキュラ伝説で有名なカルパティア山脈の生まれだったので、一目で吸血鬼を見分けることができた。彼は自分自身のエネルギーやその成果をピカソに絞り取られるのがイヤだった。だから、ピカソとの交流をいっさい拒んだ。
「測りすぎ――なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?」★★★★★
早朝の1時間ほどを読書の時間にあてています。この時間は、積ん読になりやすい読むのに気力の必要な本を読む時間にあてています。
そんな中で読み終えたのがこちらの本。
ビジネスの現場で違和感を感じていることが、とてもスッキリしました。
具体的には、それを測定することにどんな意味があるのだろう?とか、例え意味があるとしてもそこまでコストを掛けてまで測定するに必要があるのだろうか?、測定できないものについて議論しなくていいのだろうか?と言うような違和感です。
測定できるものってそもそも、どうでもいいものが多いんだよなあ‥といのがこの本を読んでみてよくわかりました。測定に基づいた案ばかりで話を進めると、それこそイノベーションなんて起こるわけないんですよねぇ。みんな同じ案になってしまいますから。
そういう意味では、山口周さんの「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」」ともつながる話でした。
「愛とか正義とか―手とり足とり!哲学・倫理学教室」★★★★★
Amazonのレビューがボロボロでびっくりしましたが、どうも大学の講義で使うために購入を義務付けられたのが、酷評につながっているようですね。
これも早朝読書で読んだ本です。
これ本当にスゴ本だなと私は思いました。
文体はとても平易だけれど、一般的な哲学とか倫理の入門書とは全然違っていて、哲学ってどういうもので、自分で哲学をするにはどういう前提に立って、どう考えを深めていけばいいのか?というのがきちんと書かれていてわかりやすいという本です。若い頃にこういう視点を持っていたら、多分随分と違った人生になっただろうと思いました。
大体の哲学入門の本は、有名な哲学者の思想を分かりやすく学ぶというタイプがほとんどですが、これはまったく違う本でした。
確か、読書猿さんのマシュマロで知った本だと思います。
例えば、「嘘」を例にして哲学と倫理学と心理学のおおざっぱな違いを考えてみると、こんな風に言えます。「人間はどんな場合に嘘をつくか」は心理学、「嘘をついてもよいか」は倫理学、「嘘とは何か」が哲学の問題です。
「左ききのエレン(19):主人公の寂滅」★★★☆☆
完全に登場人物の区別がますますつかなくなってきてしまいました…。
どこかでまとめて読み直そうと思います。
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