朝のお散歩中にふと、疲れるのはディスプレイの見過ぎではないか?と思い至った。
SNSやネットのニュースを見ると、気持ちが疲れる‥というのとはまた別で、Kindleで書籍を読むのを含め、ディスプレイものがなんだか疲れる気がする。
ということで、本日はできるだけディスプレイを見ないで過ごしてみようと心がけた。
このブログで使用しているWordpressのPHPが、随分と前にサポート切れとなった古いバージョンのままで、これはセキュリティ的に問題アリだとの警告が出てきたので、最新のものにバージョンアップしたら、何も表示されなくなった。
バックアップから元に戻して、表示の問題は解決したが、セキュリティ問題は解決しないので、以前にもSSL化の作業などをお願いした、私が20代の頃からお付き合いのあるエンジニアの方にお願いして、解決していただいた。
いただいた作業報告書を見ると、おそらく下記の記事にある内容と同じことだったと思う。
Fukuro Press「できない」を「デキル」に変えるWordPressブログ術:
「DB Cache Reloaded Fix は危険なプラグインかも…」
私のところのコーチングセッションでは、起業したい方とフリーランスで食べられるようになりたたいという方が例年必ず数名いて、よく彼らのWebサイトの話になるが、わりと多いのが友人に無料でWordpressでサイトを作ってもらった‥という話。
これが後々厄介を引き起こすことが多い。
依頼した側にある程度知識があれば、まだ良いのだけれど、全く知識がなくて記事の更新作業だけは、教えてもらってできるようになっているが、それ以外のセキュリティの面だとか、プラグインとかバックアップとか全然知りません‥というパターンだ。
デザイン的には素敵なWebサイトができて、しかも無料で・・ということで喜ばしいのだか、無料で引き受けてくれるという人は、大体プロではなくて、その場その場で調べて作っていることも多く、作業内容の記録がまったくなかったりする。
私自身もそうやって自分で作ったのでよくわかる。
そもそもお金ももらっていないから、作業記録を残しておいて何かのときに対応できるようにしておく必要もない。
そのため以下のようなことが起こる。
トラブル起きた→友人に確認→「よくわかんないなぁ‥」という回答→そもそも無料で作ってもらったので、そこで終了
‥というケース。
NPOなども中でちょっとだけHTMLがわかる‥という人が、無料のツールを作ってホームページを作って、その人がいなくなって、修正できない…とかも、よくある。
こちらの場合は内部スタッフだからこそ、ID/パスワード/サーバー情報なども引き継がれていないこともあり、こうなると完全作り直しになるケースもあった。
個人的には、Webサイトに関しては、無料製作ほど高いものはない‥というのが当てはまるのではないかと思っている。
私自身はもともとはプロに作ってもらっていたのだが、Webディレクションの仕事でWordpressに絡むことが多くて、だったら少し勉強しますか・・とやってみたが、メンテや困ったときには即プロに有料でお願いすることにしている。
自分でそこまでできるように勉強しても、私の仕事には特段メリットがないし、そんなことはお客様に求められていないからだ。
とは言え、業者さんによっては他所で作ったWordpressのメンテは引き受けません‥というところも結構ある。
これは他人の作ったものは何がどうなっているか、不明点が多いし、責任の所在も難しいからではないかと思う。
まぁ、そういう中で私のように大してお金にならない細かいことをやっていただけるのは、本当に有り難い話である。
子宮頸がんの検査のため、順天堂病院へ。
ディスプレイを排除するために、もちろん紙の本を持参でお出かけ。
以前に花森安治氏のレポートをまとめたときに、あらかた手に入りやすい参考文献を読んだつもりだったが、見たことのない本が1冊あったので図書館で借りてきたもの。
「『暮しの手帖』をつくった男」という本は、大学生時代に著者が花森安治にインタビュー行ったというところから始まる。
ところが、なんだかおかしいのがいきなり花森安治は、容貌が美しくなく背も低い、そのコンプレックスが彼の人格形成に影響を与えた。
そしてその引き合いに黒澤明監督が出てくる。
今まで読んできた本に強面だとの話はあったが、そんな話は読んだことがない。
なんか変な感じだな‥と思って読みすすめると、どうも本の中身が、これまで読んだ花森安治を描いた本からの引用ばかり、いったいこの作者との関係はいつ出てくるんだろう‥と、パラパラ後ろをめくってみると、フリーメイソンとか秘密結社とか、60億人の人間は家畜として処分される‥という文章が…。
唖然として、本の後ソデにある作者紹介を見ると、花森安治をとの接点はなさそうな著作ばかり、持っていたスマホで、この著者を調べてみるとトンデモ本大賞まで受賞しているとなかなかの人物だった。
この本のAmazonレビューも当然ひどくて、どうやらNHKの朝ドラで「「とと姉ちゃん」がヒットしたのに便乗して出された本だったようだ。
(ご興味のある人は以下の書影をくりっくしていたいだけるとAmazonのレビューに飛びます)
こういうときに限ってKindle持っていない‥というのも、まぁ何というか…。スマホもディスプレイだし…。
ということで、仕方なくフランクリン・プランナーに作らなくちゃ‥と思っていた引っ越し作業リスト&カレンダーを書きつける。
なかなかディスプレイ使わないって、厳しいかも。
まぁ、あって当たり前の毎日だからなぁ、今や。
帰りは口直しと称して、御茶ノ水橋のところでBIG ISSUEを購入。
順天堂病院にくるときは、販売員の方に会えれば買うことにしている。
さっそく電車で読みはじめて、何やらそのまともな記事の世界にホッとする。
いきなり猫が死んでしまった記事は、動物が死ぬ場面が極端に苦手な私としてはちと辛かったが…。
自宅に戻って、予めPCを使用する時間を決めてザーッとRSSをチェックする。
いつも楽しみにしているせんりさんのブログにまた面白そうなYoutubeの話が出ていて、「その悩み、エピクテトスならこう言うね」を興味深く読んだ私としては気になるところだが、基本動画ものが苦手なので、ここは後ろ髪を引かれつつもスルー。
問題はドミニク・チェン氏の本。
これ、私も新聞書評を読んで気になっていた。
これ読んだら、また方向そっちにずれるし‥と悩んで、諦めきれずに、その記事は切り抜いて保管しあったりするわけで。
それがこうして改めて記事で読んじゃうと、やっぱり読みたい‥となって、うーん…。
その後にこちらのブログへのリンクがあって、読んでみるとなんだか私達お互いを沼に沈めあっている気がして笑ってしまった。
1日のディスプレイ時間は、PCが4時間(ブログ、大学勉強、仕事のやり取りなど)、スマホ2時間という結果。
かなり意識して使わなくてこれ?ってことは、多分普段は10時間ぐらい使っていることだな。そりゃ疲れるわ。
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