日々の記録については、随分と長いことあれこれ試行錯誤を繰り返している。
いったん、定着していたのが、カテゴリー「日々のマネジメントを振り返る」にある1〜7までの記事。
このカテゴリにある記事の1〜6までは2016年に投稿したもの。
そこから4年近く経って、随分と変わってきた気がするので、少し備忘録としてまとめておく。
まず、ミッションステートメントの内容は大幅に変わった。
一番大きいのは、スキルアップに関するものが一切含まれなくなったことだと思う。
継続してビジネス書を読んだり、大学で学んだり、セミナーを受講したりというのはやっているが、そこに何か目標や目的があるわけではなく、ただの好奇心でこれはもう単なる習慣化した趣味のようなもの。
わざわざ、ミッションステートメントに書き常に意識しておくようなものでもなくなった。
2019年5月に一人娘が結婚したので、後は自分の食い扶持だけなんとかすれば良い、と思えるようになったのが、とにかく大きい。
自分の経済状況の悪化が、子どもを巻き込まないで済むと思えるのは、シングルマザーをやっていた時期もある私には大きなプレッシャーの解放になった。
フランクリン・プランナーは現在も使用しているが、細かい記録をディリー・リフィルで取ることはなくなった。
今は、月間のページでその月の予定、それから見開きのウィークリー・リフィルで1週間のスケジュールの込み具合をみている。
残りはブランクシートを入れて思いつきやら、本の気になった箇所の引用文を書いたり、ちょっとした備忘録としてのメモが入っている。
2021年はとくにフランクリン・プランナーでなくても良いような気もしてきたが、フォーマットが慣れているのでいまさら変えるのも面倒かな‥と思案中。どこかで見開き1週間の気に入った手帳があったら、それとモレスキンの罫線ナシのものあたりに変更する可能性はありそう。
コロナ前から大きく変わったのは、細かい記録をディリー・リフィルの手書きからEvernoteに変更したこと。
これは、コロナの影響でお客様訪問がかなり減ったため、PCに向かう時間が長く、手書きよりPCのほうが入力スピードが早いため、手帳に書き込むより楽になったから。
スマホのアプリからもよく記録している。
こちらは音声入力をメインで使用している。
この記録には大したことは書いてなくて、時系列で、何時に起きて、何を食べて、やった家事と仕事の記録や、読んだ本のタイトルとかそんな程度が入っていて、特に調べ物をするとき以外は、見返すことも多くない。
(役所に電話したのはいつだっけ?とか、あの本いつ買ったんだっけ?とかその程度の些末な調べ物)
この形になってから、Weekly Reviewが書きやすくなって記事も復活した。
ここ数日気づいたのが、スマホのEvernoteアプリ版だと写真をその場で記録に放り込むことができて、記録を残すのがすごくラクなことだ。
読んだ本の写真とか、散歩でどこ行ったとかいちいち入力しないで済むのは地味に嬉しい。
それともう一つ大きかったのは、私の場合、SNSの活用は、情報発信というよりも、情報収集と自分のための記録という側面が結構強くて、この自分のための記録(特に写真を使ったもの)をSNSに投稿しないで、Evernoteにすればいいのか・・と気づいたのは、かなり大きかった。
自分用の記録とはいっても、公開している以上は写り込んでほしくないものを削除したり、それなりにコメントを書いたりするので、結構時間を取られる上に、投稿してしまうと、やはり反応は気になるのでついついチェックしてしまう。
Evernoteで完結するようになり、Facebook、Instagram、Tiwtterのスマホアプリは削除した。
どれも写真付き投稿をしないなら、PCで充分。
リアルタイムで見る必要もないことがほとんど。
入れておくと、疲れている時の移動時とかにダラダラ見ちゃって、その画面の小ささにますます疲れるし…。
悪循環を断ち切れるのではないかと期待している。
Twitter、Facebookはともかく近年始めたInstagramにいたっては、仕事の中で関わることがあって、そのためにツールとしてどういうものなのか理解するために始めたのもあり、概要も理解できてきたので、そろそろ自分で発信しなくても良いかなというのはちょうど考えていたところだった。
今は主にデザインの勉強になりそうなところをフォローしているので情報収集ツールへ。
Twitterは読んだサイトのURLなどの備忘録でもあったが、これもEvernoteで充分になりそう。出版社のフォローなどをしていて情報収集もしているのだが、このところ有名人の自殺などが相次ぎ、どうも疲れるのでここもブログの更新通知をのぞくと、時間は減りそう。コンテンツとしては本来SNSでは一番楽しめるのだけれど。
Facebookについては、友人たちとのやりとりで使用とよく行く飲食店チェックとして残るけれど、時々投稿するぐらいかな。
引っ越してからますます地味な生活になったので、投稿するネタがそもそもないような‥。
仕事の記録については、相変わらずマインドマップも書いているけれど、どちらかというと、最近のマインドマップの活用方法は、ミーティング中に書くものというよりも、ミーティング前にどういう方向に持っていくか‥というために書いていて、それをベースにミーティング内で決まったことや、新しいタスクやスケジュールを書き込んでいくということが以前よりも多くなった。
コロナの影響で、顧問先にリモートワークが導入されオンライン会議が主体となり、移動がないのは助かる部分も多いけれど、ミーティングの質が下がりがち。
以前以上に、会議で決まった内容が流れていってしまい、決まったアクションも取られず、結果打ち合わせした意味がなかった‥というのが当初散見され、私は議論が逆戻りするのに、とてもフラストレーションを感じるタイプなので、オンライン会議終了後に必ず、簡単な打ち合わせのメモを送るように今はなった。
議事録を作る仕事は、本来顧問の私が行うのはおかしいのだけれど、どこの企業でも、お客様との打ち合わせはともかく社内会議の議事録を作る‥というのは、とにかく定着しない。
もう笑っちゃうぐらい、定着しない‥。
議事録というのは、記録を残しておかないと、ひどい目にあうとか、面倒な目にあうということを自覚している人しかどうも作らないのではないか?という風に最近は思っている。
オンライン会議だと決定事項が流れやすい話と関連するが、打ち合わせで何かを説明するときも、面倒でも資料を用意するようになった
リアルだと、私はホワイトボードを無茶苦茶使うタイプで、オンラインツールのこの手の機能はどうも使い勝手が悪くてしょうがない。
社内会議にPower Pointを用意するって本当に時間の無駄だな…とこれまで思っていたけれど、ヴィジュアルイメージを使って話さないと、記憶に残りにくいのと頭に絵が浮かばず、議論が深まらないので、ホワイトボードを使わないオンラインではかなり積極的に作るようなった。
まぁ、こういうのもかなり慣れが大いいので、やっていれば手早くなり、負荷も減ってきた。議論が戻らないという意味では、今のところ作ったほうが時間の節約になっている気がする。
その打ち合わせに参加できなかった人とも、資料共有ができるのも好評のようだし、議論がずれないので私もその後のやり取りで「なんでそうなった???」と思うことが減るので。
作った資料自体が私の記録にもなるし、これはこれで今のところは良しとしている。
ということで、2020年の10月初旬はこんな感じに日々のマネジメントが変わりましたという記事。
この記事は、タイトルに「アフターコロナ」と入れて、あえて「Withコロナ」としなかった。
現時点でコロナが一旦静かになったというムードが日本全体に漂っていることと、なんとなくコロナと共存できそうになったときに、今現在リモートワークを実施している会社がそのままリモートワークを続けるのか、元に戻してしまうのかがよく見えないからだ。
なんとなく最近電車の混み具合が戻ってきているように感じて、ひょっとするとまた元の図式に戻るんじゃないかな‥と思うことしばしばなので、Withコロナとタイトルに入れる記事はもう少し先になるのじゃないかと思っている次第。
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