Weekly Review – Week 40, 2020

金木犀の香りが漂う季節となりました。
目が覚めると、温かいものがのみたくなり、白湯を飲む習慣も復活。秋の花粉もあるのか、なんだか目に痒みがある日も出ています。

逗子暮し

引っ越しから約3週間ほどの時間が経過しました。なんとなく周囲の地理もわかってくるようになり、海岸から山道を歩くというコースが犬のお気に入りコースになってきました。
低山ですが、あまりの軽装備はやはり危ないのでトレッキングシューズよりは軽いと思われるトレランの靴やアプローチシューズと呼ばれるものの購入を検討したりしています。

珍しく一人で月の出る晩に近所を歩いていると、「そろそろ休暇を終えて帰らなければ‥」という気分になりました。
どうもまだこの場所が「家」という感じにならず、休暇を過ごしに来ている場所のように感じているようです。

一方で、初めて地元の美容院に行き、地元の本屋さんで棚の配置を覚えながら本を買い、コーヒー豆を手に入れる場所を決め、そんな風に少しずつ行きつけや顔見知りのお店ができてきました。こうやって人は「地元」という感覚を持つのかもしれません。地元という感覚は場所への馴染み方より、人とのつながりの有無なのかもしれません。

家事について

集合住宅から貸家になり、予想はしていましたが家事が増えました。
体感では35%増し‥ぐらいでしょうか。
とはいえ、キッチンや風呂場が広くなく、片付けや掃除がしやすくなったり、以前は全面的に引き受けていた掃除も、夫の担当を増やしたりして工夫中。

共働き家庭あるあるなんですが、やっぱり見えない家事がわかっていないなぁ‥と感ずることが多く、皆さんこのあたりどうしているんだろう?とネットで見たところ、家事共有のアプリなるものを発見しました。
我が家は子どももおらず、時間も2人ともフレキシブルなうえに、2人ともそれほど家事のクオリティについて神経質でもないのすが、小さいお子さんがいて、目一杯働いて、家もちゃんとしたいと思うなら確かにこういうツールは必要だな‥と思いました。

とりあえずスマホに「魔法の家事ノート」というアプリを入れてみましたが、今はまだ私が一人で使っていて、見えない家事の洗い出しに使っている感じです。
今使っているものは、2人で家事を協力してやっていくのに最適なアプリというよりも、家事のタスク漏れを防ぐことがメインのような気がしますので、ここで洗い出してそこから、別のアプリを検討かな‥。

先日、こちらの記事に書いたカーテンを縫う話。

手作りと大学

晩ごはんのあとに、少しずつチクチクやっています。
買ってきた布地が実際にお部屋で窓にあててみると、色味が暗かったなぁという印象で、もう少し秋が深まってからならともかく、今の時期にはちょっとお部屋が暗くなる‥と悩んでいたところに、使っていないストールを持っていることを思い出しました。

勢いで買ってしまった水色ベースに白い丸が刺繍されている水玉の薄手のストールと、ちょっと暗めの色の麻のエスニック調のストールがあり、どちらも単体で見ると素敵なのですが、私にはちょっと似合わず、出番が少かったのですが、これが突っ張り棒に掛けてみたところ、サイズも雰囲気もぴったりで。
とりあえず寒くなるまでは、これで行こう!となりました。

今の暮しはゴミ出しが結構厄介で、そうなってくると毎日ゴミについては考える事が多く、少しでも再利用できないか‥と考えるようになってきました
(この話は長いので、そのうち別記事で書こうと思います)

読書会について

週末に第8回の読書会が無事に終了しました。
課題本とその時時のメンバーによって、毎回違う印象が残る読書会です。

受付開始:サードプレイス#8 課題本「心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―」

今回は人数が少し多かったので、ブレイクアウトルームも使っての会となりました。
近日中に頑張って開催報告をアップ予定。
次回の読書会は年内最後。次回は進行係なので、早めに再読して資料を作らないと‥。

受付開始:サードプレイス#9 課題本「AI vs. 教科書が読めない子どもたち 」

2020年は最初から最後までコロナの影響でオンライン開催となりましたが、これがかえっていろんな方とお話ができて個人的にはとても満足しています。

ブログ記事

1日の中でどの時間にブログを書くか‥というのが、今ひとつ決まらず、そのおかげで更新が滞っている状況です。
取り急ぎEvernoteの日々の記録の話を書いておきたかったので、久しぶりのカテゴリを更新しました。
2016年から結構変化していることに、今更ながら気づきました。

日々のマネジメントを振り返る8(アフターコロナ)

読みかけの本たち

この週は読了した本はなくて、全て読みかけの本です。

「ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論」

こちらの本を課題図書にした読書会に参加させていただくので、急ピッチで読み進めています。
ボリュームもすごければ、値段も3000円超えのこの本。どのぐらい参加者いるんだろう。こんな強気な読書会私も開催してみたい…。

「マルジナリアでつかまえて 書かずば読めぬの巻」

新聞の書評で知った本です。地元の本屋さんで初めて買った本でもあります。
本の余白への書き込みについて書かれた本なので、きっと電子書籍版は書き込み部分がうまく見せられず出ないのではないかと思っています。
本がますます好きになる本です。ご注意を

「ろうそくの炎がささやく言葉 」

311後に感じたことを詩、短編で書かれたアンソロジー。
管啓次郎さんが監修されていたことから、図書館で手にとってみました。「言葉」というものについて、改めて見直すきっかけになりました。

「ヘンリ・ライクロフトの私記 」

何度目かの再読です。
突然、静かな場所で暮らすことになった自身の境遇と重なる部分が多くて、今まで読んでいたのと別の感じ方ができるようになりました。
うーん、本の七変化というか、読み手の状況によって感じるものが異なるというのは、つくづく面白いなと思います。

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