Weekly Review – week41, 2020

転居も落ち着いて溜まっていた疲れが出たのか、週の頭に微熱とだるさで少し体調を崩しました。
台風の影響で突然気温が下がり、リビングにはコタツを出して、仕事部屋にはアラジンのストーブとひざ掛け、湯たんぽの準備が整いました。
あれ?秋はどこに行ったんだろう?

読書会:「ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論 」

以前にもおじゃまさせていただきました双子のライオン堂さんの読書会に二度目の参加をさせていただいてきました。

他所様の読書会にお邪魔してきました。

今回の課題本は、「ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論 」です。

この本の面白いのは、深くも浅くもいかようにも読めることで、どこにポイントを置くかがかなり読み手によって異なるのではないかと思える点です。
自分が主催する読書会とは、また随分と異なる雰囲気で、おそらく同じ本を取り上げても随分と違った会話の流れになるのではないかなと感じました。

次回は同じ著者の「負債論 貨幣と暴力の5000年」で会をやりましょう!と盛り上がりましたが、これまた歯ごたえのありそうな本で読みきれるかな‥と心配です。
ただ、この著者の本は続けて読んでいきたいなとは思いました。

「ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論 」については、通読し、二度目はアウトラインプロセッサーで、気になる点を書き出しながら読み返しているので、気力があれば、ブログに記事も投稿するのもありかと考えています。

上京

1社のみ顧問先訪問が定期的にあるのですが、それ以外は基本オンラインで打ち合わせのため、外出は近所に出没する程度。
そんな中、持病の検診のため、約1ヶ月ぶりに朝から夕方まで東京へ行ってきました。

久しぶりの東京で気づいたこと

・おしゃれな人が多い。(逗子は本当にオシャレに気合入っている人が少ない‥、すっぴん率も高い)
・ドラッグストアの店頭に並んでいるものが安い
・ランチが安い。

おしゃれな話はともかく、残りの物価の話はやはり競争がある場所とない場所の差なんでしょう。

病院が御茶ノ水なので、石井スポーツ登山本店に行き、犬との散歩用に山小屋宿泊レベルの山は厳しいけれど、近所の低山レベルの靴を探してきました。
事前に山の師匠から、アプローチシューズやらFast Hike用の靴やらとあれこれ専門用語やら靴の選び方の指導を受けたおかげで店員さんとのやり取りもスムーズに。
それでも、何足も試したり中敷き調整したりでこれだけで1時間ぐらいかかりました。

アウトドアグッズというのは、どうも説明書がどれも親切じゃなくて、今回購入した靴も、ここで輪っかを作って、紐を通すと足首がきっちり固定されるので、かなり行動範囲広がりますよ〜と教わりましたが、そういうの説明書に書いておいて欲しいんですよね、本当に。
ザックの選び方なんかもそうなんですが、こういうことがあるからよっぽどベテランじゃないとネットで買い物なんてできません‥・。

上述しましたが、逗子に暮しているととにかくおしゃれな人が少ないので、そういった面で刺激を受けることがないので、せっかく来たから‥とあちこちのショップを見る気にもなれず、もう全部洋服はアウトドアものでいいのでは?となり、登山用靴下とシャツなど買ってしまいました。
アウトドア用は決して安くないしオシャレとしても微妙なものが多いのですが、機能性が高いし、速乾性あるし、軽いしで何かと便利なのです。

それから地元のリアル書店では見かけることもできなかった「独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 」をCOREDO室町のタロー書房さんで購入。
次の増刷まで手に入らないかも‥と思っていたので、本当にラッキーでした。

この本が、かなり厚くて重いので、いつもなら神保町の東京堂書店や三省堂本店などで本の爆買に入ってしまい大怪我をしがちなのですが、荷物多くて重くて、他の本屋によれず終了。
まぁ、怪我が少なくてよかったとします。

地方都市だと政令指定都市でもぐるりと周囲を見回すと、どこかしらに山が見えたりしますが、東京は都会だから‥といよりも関東平野だからなんでしょう、全くそういうのが見えませんね。
これがなんだかひどく疲れるようになってしまったようで、せっかく出てきても、あちこちの用事をまとめて済ませようという気になれないことがわかりました。
出てくるときは、用事は1つだけ片付ける・・ぐらいがいいようです。

帰りは別件で、東京にきていた夫と合流して、車で帰宅。電車で帰るほうが早かった‥というまたよくあるオチでございました。

孫ネタ

もうすぐ生後半年なる我が家の初孫:チビ猪。
今週は寝返りができるようになりました。
ノンノン(チビ猪の母親でわたしの一人娘)は、無茶苦茶遅かったので、まだ当分ないと思っていただけにびっくり。
行動範囲が増えて、お世話も大変になりそうです。(…ってそんなに世話してないですけどね)

夫はチビ猪のおかげで、子育て中のお母さんってなんて大変なんだ!と心底理解したようで「赤ん坊の世話して、晩ごはん作るとか無理に決まってる」とか、「もしかして、それでみんな子ども産まないんじゃない?」とか言い出して、今そこが気づきなんだ‥とビックリさせられました。
毎日のようにスマホのネットニュースとか見ていて、ワンオペ育児の話題とか相当見かけると思うのですが、自分ごとじゃないとそういうものなんだな‥と改めて。

ちなみにこの手のテーマですごく面白かった小説が、垣谷美雨さんの「定年オヤジ改造計画」です。
定年後の男性が、いろいろなことに気づかされ目が開いていくストーリーで、この著者独特のユーモラスな筆致と温かい目がとても気持ちの良い小説でした。

ブログ更新

思いつきで、月の振り返り記事を書きました。普段から、毎月の振り返りは手帖に書いてはいるのですが、それとは別に振り返りの角度を変えてブログ記事としました。
記事を書くことを憶えていられれば、きっと続くタイプの記事です。

2020年9月の振り返り

読みもの

神奈川新聞

バタバタしていてしばらく新聞を読むのも止めていたのですが、落ち着いてきたのでまた週末の書評欄が掲載されている日だけ新聞を読むという習慣が戻ってきました。
近所のコンビニは、東京新聞と神奈川新聞が置いてありますが、神奈川新聞のローカルネタが面白いです。
平塚競輪場で買えるレースだと、競輪の番組表も出ていて、ちょっとうれしくなったりしています。

メイドの手帖 最低賃金でトイレを掃除し「書くこと」で自らを救ったシングルマザーの物語

タイトルの通り、シングルマザーが自身の暮しを綴った本です。
私自身も娘がゼロ歳から3歳ぐらいまでシングルマザーをしていたので、これはマズイな‥と思いながら、休めば派遣の仕事がなくなるため、保育園にあずけて仕事に行ったりしたことなどを結構リアルに思い出しました。
著者は、娘に対して良い環境を与えたい‥と日々頑張るシーンを読んで、私は当時20代前半だったこともあり、先のことを全く考えてなくて、その日暮らしが結構楽しかったので不安もないという恐ろしいシングルマザーだったようです。貯金とか学費とか、育った家庭もそのあたり適当だったので、私自身も計画性ゼロでした。

私の育った家庭もいわゆるシングルマザー家庭でしたが、裕福ではないものの日々の食事に事欠くようなことはなくそう不自由はしませんでした。
ただ安定した養育者がいない‥家庭だったのだな‥この本を読んで気付かされました。
施設に預けられたりしたわけではないですが、この本でいうところの「そこにいると約束したときに、必ずそこにいてくれるという大人」のいない家でしたし、両親はそういうことが大切だとは多分思っていなかったのじゃないかと思います。

日本ではトイレ掃除というのは、普通の家事の一つですが、米国では随分と違うようである程度の暮しの人はトイレ掃除というのは、掃除婦に任せる仕事なのだそうです。つまり「トイレ掃除=底辺の仕事」という図式があるようです。

ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣

習慣に関する本は、個人的にかなり興味あるのでよく読んでいるため、あまり目新しい点はありませんでしたが、スッキリとよくまとまっていて、この手の本を読んだことがない方にはお勧めできる本だと思います。

私自身も読んだことはあるが、すっかり忘れていたことを思い出す良い機会となりました。

あなたがしてくれなくても(1〜5巻)

すごいタイトルですが、そのまま予想がつくかもしれませんがセックスレスの夫婦をテーマにした本です。

スマホに出てくる広告にやられてしまいました。そのままスマホで読むというパターンもあるのですが、あのタイプの漫画の課金が嫌でKindleに切り替えました。またこの手のスマホ漫画の困るのって連載途中だったりすることです。
最初からKindleの場合、基本的に完結したものしか読まないようにしているのですが…。

内容的には、「したい側」の気持ちも「避けたい側」の気持ちもリアルな感じで伝わってきて面白かったです。わざわざ続きを読むかは微妙ですが…。

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