数えてみたら、今の家には一階に7ヶ所窓があり、そのうち3ヶ所に雨戸がある。
階段にさらに2つの窓があり、2階にはまた7ヶ所窓がある。雨戸はそのうち2ヶ所。オマケとして、ロフトにも窓がある。
マンションと違って、24時間換気みたいなものがついていないので、匂いも湿気も籠もりやすいので、まず朝の仕事は窓と雨戸を開けること。
窓は起床すると早い時間に開けて回っているが、雨戸はそれなりに音もするので、周囲にあわせて6時に開けることにしている。
窓はその日の時間によって、閉める時間はまちまちなんだけれど、雨戸は大体18時に閉める。
集合住宅にしか、これまで暮したことがなくて、雨戸の開け閉めなど縁のない生活だった。
移ってきて、うわ、面倒くさい‥と思ったが、慣れてみると、この雨戸を閉めるという儀式をすっかり気に入っている。
ガラガラ~と雨戸を閉めると、「はい、営業時間終了でーす」と他所様に宣言しているような気がするのと、雨戸がしまっていると誰もが気持ちよく、私に頼みたいことや命令したいことを諦めてくれる気がするのだ。
すごく良い区切りの役目を果たしてくれて気持ちが良い。
以前は、パソコンの電源を落として、机の上を全部片付けて区切りにしていたけれど、今は部屋も机も広くなったのでパソコンをしまう必要はない。
片付けてしまうと、むしろ翌朝いつまでも本を読んで、仕事を始めようとパソコンに電源を入れないのではないかと思う。
今の儀式がパワフルなのは、多分「ガラガラ~」という音のおかげもある気がする。
そう考えると、仕事の終了時に音楽を掛けるというのも気持ちの切り替えにいいかもなぁとふと思う。
さすがに蛍の光ではやり過ぎだと思うけど…。
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