Weekly Review – week49, 2020

12月に入りました。
昨年同時期の記事を読んで思い出しましたが、コロナ前までは随分と多かった営業同行の仕事は、現在はほとんどなくなりました。

Weekly Review – Week49

顧問先の新規開拓は、どこもウェビナーを開催してリストを集め、それから営業を掛けるという手法に変更され、私がご相談に乗るのもウェビナーをどのように企画運営するか、どうウェビナーに人を集めるか、そして開催後はどうクロージングまで持っていくか‥。
個別案件ではなく、全体の営業フローについてのPDCAについての話が現在はほとんどです。

リモートワーク導入でこれまでのピープルマネジメントとか人事評価をどう考えるべきか・・みたいな組織改革の話も増えました。こちらは、全体の話からマネージャー層とOne on Oneでお話を聞いたりと細かい話も多いです。
会社の試行錯誤のお手伝いというのは、「顧問」というミッションのはっきりしない私の仕事には割とあっているのかもしれません。

【読書会】

今回の読書会は、「AI vs.教科書が読めない子どもたち」を課題本として取り上げ、新規参加の方も含め、いろいろな方面への話が出て刺激的な会でした。この会については、開催報告として別途記事でまとめます。

前述した昨年のWeekly Reviewの記事を読んで、昨年の同時期に読書会を開催していたことを思い出しました。
こちらは東京都現代美術館で開催し、課題本は「Thinkd Clearly」を取り上げました。

「Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法」

めちゃくちゃ寒くて体調を崩され、ドタキャン多く、少人数だったのですが、少人数だったおかげでその後の飲み会の盛り上がりがすごく楽しい会でした。

第3回読書会(サードプレイス)開催報告 「Think clearly」編

残念ながらコロナの影響で、読書会は、昨年暮れの開催を最後に、参加者みなさんにお目にかかれる機会がつくれず、2020年は全てオンラインになりましたが、その一方でこれまでだった参加が難しかった方、海外や地方の方などの参加もあり、より読書会が広がりました。

【神保町散策】

都内での仕事の終了後、久しぶりに神保町を散策。
石井スポーツ登山本店で、ご近所トレッキング用にkarrimorの20リットルのザックを購入。

Assist Onで自宅で焙煎できるというコーヒー自家焙煎機も見たかったのですが、こちらは定休日にあたってしまいました。ミロンガでジャンバラヤ食べて、ビール飲んで、いい気分で三省堂で本を4冊も買ってしまい、その日は終了。

以前はしょっちゅうきていた神保町も、今や1時間以上掛かるのでなかなか来られず。ということで、「めったに来られないし~」と散財しがちになっています。
少し早い自分へのクリスマスプレゼントということで。

【読書】

相変わらず頭痛から逃避するのに、Kindleで軽めの小説を読み散らかすというのが続いています。今週はそれ以外にも、いくつかの本を読了しました。
この時点で年間の読了数は270冊。もちろん、漫画も含まれています。

「ホームグラウンド」

はらだみずきさんの本は、はじめて読みましたがいずれも読後感がよくて安心して読むことができました。

「海が見える家」「海が見える家、それから」

こちらもはらだみずきさんの本。主人公がとある事情から海辺に暮らすことになるのですが、ちょうど自分も自身も海岸から数分のところに暮らすようになったので、共感する部分が多かったです。大人のための童話という感じでしょうか。

「最近、空を見上げていない」

はらだみずきさんの小説。こちらは書店や出版社の世界を書いた連作短編集。本好きな人にはオススメです。

「森崎書店の日々」「続・森崎書店の日々」

これは本好きな人はもとより、神保町が好きな人に愛されそうな本かな。

「村井さんちの生活」

新潮社の「考える人」で連載されている翻訳で文筆家の村井理子さんのエッセイをまとめたもの。図書館からの予約でようやくまわってきました。とても気持ちの良いエッセイです。

「RURIKO」

女優の浅丘ルリ子を取り上げた林真理子の作品。石原裕次郎の全盛期とか石坂浩二の活躍ぶりとかというのは、世代がずれているので知らないことが多くて面白かったです。

「キミオアライブ 1~2巻」

Amazonのレビュー評価がやたらに高くて読み始めました。悪くはないのですが、今のところ、私はそれほど良さがわかっていないかも。今後に期待かな。

「真実の終わり」

積読になっていましたが、アメリカの大統領選をきっかけに読みました。トランプ政権になっていからの民主主義の危機について、著名な文化人やその著作の話も交えて鋭く切り込んでいく内容になっています。
この本をきっかけに読みたい本も非常に増えました。一方で、これとまったく同じことを同じロジックでトランプ陣営も返せるのではないかと思うことも多く、もう少しよく考えていく必要がありそうに思います。
一度で理解できる本ではないので、2度目は自分で索引を作ることを考えながら読み返そうと思っています。

「絵はすぐに上手くならない」

図書館で借りて読んだ本ですが、「あ、これは買いだわ!」と即座に買いました。こういう本が欲しかったのよね‥というJust Meetな本でした。私にとって。
絵の勉強ってどっから手を付ければいいの?私の目的だと何から始めて、どこまでやればいいの?というのが随分と可視化されました。
時間があれば、まずは落書き‥って、私のように全く絵心のない私にはその時点でハードル高いんだよなぁ‥と。…そんな私が美大生。
ま、そのあたりからできるようになっていかねば。

「校閲ガール」「校閲ガール ア・ラ・モード 」「校閲ガール トルネード」

多分日経新聞の土曜版だったと思うのですが、お仕事小説のお薦めが出ていてその中で知った本です。
読むなりドハマリしました。主人公のキャラクターも良いのですが、校閲という世界がまた面白く、一気読みしました。
この本はKindleにしては珍しく解説がついており、1冊目は角田光代さんが解説をされているのですが、うまい作家さんは解説もスゴイ!とうなりました。

「営業部零課接待班」

こちらもお仕事小説のお薦めからの1冊。この方の本は2018年に大変感動した「本のエンドロール」以来です。

2018年11月の読書記録

私も若い頃は秘書として接待の手配をし、その後は接待する側になったり、される側になったりと接待について話し出すと長くなるタイプですが、さすがにこのスケールになると…。非常に楽しめる本でした。

「プリティが多すぎる」

これもお仕事小説のお薦めから。
文芸編集の編集者に憧れた男性が、異動した先は少女向けファッション雑誌だったというお話。出だし登場人物の区別のつかなさにへこたれそうでしたが、途中からテンポよく読むことができました。

「鏡よ、鏡」

少し前に読んだ飛鳥井千砂さんの小説がやたらにKindleに表示されるようになり、ついつい3冊も読んでしまいました。こちらの作品は後半の回収がちょっと強引な気もしますが、楽しめました。

「サムシングブルー」

そろそろ若くないなと意識しだした女性の結婚にまつわるモヤモヤを描いた作品。わりとよくあるストーリーだと思うのですが、マンネリ感なく読めて、逆にそれがスゴイなと思いました。

「学校のセンセイ」

これも一種のお仕事小説ですね。この人の作品で男性が主人公って初めて読んだような。こういう意識低い系のセンセイって結構実在しそうな気がします。

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