風の強い乾燥した日が続きました。
花粉の飛散も始まり、ポチ(夫)はかなりぐずぐずと、私は2年越しの免疫舌下療法の効果が出始め、マスクなしでも花粉の飛散量が相当多くない日以外はほとんど症状が出なくなりました。
スギ以外のヒノキなどの花粉が始まるとまたグズグズしだすので、アレグラと完璧に手が切れたわけではないですが、スギについては仕事にならないぐらいひどかったので、これだけでも十分ありがたいなと思います。
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【住まいの話】
新聞を宅配してもらうようになって、紙の折込広告を見るのが楽しみの1つになりました。
そんな中で、ジャパネットたかたの広告にちょうどよいサイズのエアコンを発見。
我が家のエアコンはすべて残置物(壊れても大家さんの負担では修理しませんというもの)なのですが、なぜかリビングだけないのです。
私自身は、寝室でなければ扇風機でも多分大丈夫だと思うのですが、ポチはムリだと言いはるので、夏になってしまうと安くないし工事も立て込むので早めに購入。
初めてジャパネットたかた利用したのですが、24回払いで利息ゼロってスゴイな‥と思いました。
自宅周りでもう一つやっておかないと‥と、懸念事項になっていたのが地震や台風などの災害の用意。
先週、大きな地震もありましたし、犬もいるのでこの機会にきちんと揃えてみました。
パッケージになっている防災セットもありますが、私がときどき山に行くため、エマージェンシーシートとか、簡易な救急セットみたいなのとか、保存食とか微妙に持っていおり、セットは必要なさそうなので、面倒だなとは思いましたが一度我が家にあるものを棚卸し。
案の定持ち出す必需品は、大半のものが自宅にあり、ないのはインフラが止まったときの自宅の数日分の保存食的なもの、そちらはAmazonに発注。
最近は山小屋泊というのもなく、大きなザックは使っていないのでそこにすぐに持ち出せるように揃えておくことにしました。
防災用のバッテリーはどうするかちょっと検討中。物も大きいしお値段も高いので。
あとは保険証や通帳のコピーをやっておかないと。
一通り終わって、ちょっと安心。
災害が起きても安心というよりも、やっておけば良かったという後悔がいやなんですわ。
それからもう一つ。
こちらも折込広告がきっかけなのですが、ダスキンでモップ類を定期的に持ってきてもらうサービスを導入しました。
お試しで頼んだら、これが結構手軽な掃除に便利でちょこちょこ掃除にちょうどよかったので。
最初は導入予定のなかった玄関マット(扉の外に置いておくやつ)もお願いすることにしました。
玄関マットってなんで必要なんだろう?とずっと思っていたのですが、今の生活だと靴についた海岸の砂を落とすのに結構有りだな‥となったので。
【大学】
大学の単位修得には関係ないのですが、大学内に日本庭園・歴史遺産研究センター歴史遺産研究部門というのがあるようで、そちら主催で動画セミナー+オンラインセッションによる歴史遺産教養セミナーシリーズ「記録媒体の歴史と未来:紙~墨書を支える和紙の世界」というものに参加しました。
今回はパイロットのオンラインを活用したセミナーだったたようで、受講料も数千円と安く、あまり期待していなかったのですが、カラーの小冊子と10種類以上の和紙見本が送られてきて、びっくり。
先生のお話もとても興味深く、紙の歴史やその製法などこれまで全く興味がなかった分野でしたが、引き込まれました。
デザインの勉強というのは、別に美大に入学しなくてもいくらでもやりようがあるのですが、あえてアカデミックを選んだ理由は、こういう点にあって、自分のアンテナだと引っかかってこないものに触れる機会が大学にはたくさんあることです。
その道のプロになりたい人には、回り道だと思うのですが、プロになりたいわけではない私にとっては、法学部と美大とかいろんな脇道にそれるのが楽しいです。
美大卒と言うと、一般に作品で食べていくアーティストになるか美術の先生になるかしかない?などとよく言われますが、こうやって文化財の修復作業にあたるとか結構いろんな仕事があるようだ‥というのも今回気がついたことの一つです。若い方で、つぶしが利かないからと親御さんに美大に行くことを反対されたら、美大でつける仕事を探して説得してみるというのも手かもしれませんね。
【ボトルネック】
学校の学びも仕事も、日々の生産性のボトルネックは、今は体力だな‥としみじみ思う今日このごろです。
メンタルで体力を引っ張れた時期はとうに過ぎてしまい、今では体力にメンタルが引っ張られるという状況です。
メンタルと体力に一番効くのは、走ることだろうな‥と、近隣のランニングコースを調べてみましたが、周囲はトレランには向いているところが多いのですが、平地を走るには道幅の狭いところが多くて、うーん‥という場所ばかり。
なんとなくこのコースならいいかな‥というのが、ようやく見えてきました。
ポチが走る前にまずは、散歩だろう‥とうるさいので、今週は一緒に犬の散歩とラジオ体操に参加というのが多かったです。
(基本的に私が一人でなにかするのを嫌がるんだよな‥無意識みたいだけれど)
・・・と思う一方で、ラジオ体操で筋肉痛になったりしていて、ポチの言うことももっともか・・・とも。
【本のはなし】
音読:「存在の耐えられない軽さ」
以下の記事に少し書いたのですが、今年は積読本解消とともに再読しようと思っている本も積極的に読みたいと思っています。
で、ふと思い立って「存在の耐えられない軽さ」を再読。
先日の読書会でAudibleと朗読の話が出たことをきっかけに、なんとなく音読で再読し始めると、あれ、これってこんな話だったの?と、なんだかすごく印象が違うのです。
とはいえ、実はそれほどどんな話だったのかも今となっては憶えておらず、憶えているのは、読み応えのある作品だったというざっくりな印象と、映画化もされてるけれど「この本どうやって1本の映画におさめるんだ?」と思った記憶はぐらいしかありません。
音読で読み始めたら面白かったのでこのままのんびり音読しながら読んでいこうと思っています。
当たり前ですが、音読だと読み飛ばせないんですよね、やってみて気づきましたが‥。
面白いとつい読み飛ばしちゃう私にはなかなかこれはいい読み方なのかもしれません。
河出書房の世界文学全集ははまって一時期まとめて読み、このシリーズは全部取ってあるのですが、何しろ一冊一冊が重いのでそうそう再読にも手が出せない、その一方で再読したら新たに見えるものが相当多いはず‥と再読の積読(?)になっていましたが、これからぼちぼち音読で読み返して、河出書房の日本文学全集までたどり着くのも壮大な夢のようなかんじで良さそうです、
「私の履歴書」
どうしてこの本にたどり着いたのか、よく思い出せないのですが‥。
仕事やネットで雑な文章を読んでばかりいると、なんというか一服の清涼剤的に読んでしまう青空文庫。
読むとその美しい日本語にホッとすることが多く、ちょくちょく読んでいます。
ゆっくりと進路を決めるまで回り道しても無駄にはならない‥という内容も、今のような小手先の「生産性向上」ばかりが叫ばれているなかで読むと、色々と考えさせられる部分がありました。
将来の希望を早く決めて、その方向に着々と進むなどということ
は、普通の人間には出来ないことである。だからその時々に若気の 至りでもよいから、ちゃんとした希望をもって進めば、 それで十分である。それが何度変転してもかまわない。その時々に 大真面目でさえあれば、きっと何かが残るものである。注意すべき ことは打算的な考え方をしないという点だけである。と、 この頃考えるようになった。
「独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技」
困ったときに読むリファレンス本という使い方でも良し、興味のあるところだけ読むのも良し、という本です。
こちらは次回の読書会でも取り上げる本で、さらにその回は自身が進行役なので、全部ザーッと読みました。
まさに永久保存版という感じです。
売れる本にはやはり売れるだけの理由があります。
本を出版される前からブログも大ファンで影響を受けていたのでこの本の出版は感無量という感じでした。
「御社のチャラ男」
新聞書評でなんどか見かけて、図書館に予約。ようやく順番が回ってきて読むことができました。
連作短編集というと軽い印象を与えるのですが、あちこちに色んな糸が絡まっており、深い考察があり、でも読み心地は軽い感じ。
絲山秋子さんの作品は以前にも数冊読みましたが、こんなにスゴイ人だったのか…と思ったら、そもそも芥川賞作家だったのですね、この方。
話の内容が軽そうなのになんでこんなに書評に取り上げられるのかな‥と思いましたが、読んでみて納得。
再読:「エッセンシャル思考」
2015年に読んだものを再読したきっかけは、以下の漫画版の記事がどこかのニュースサイトに取り上げてられていたのを読み、あれ?その本読んだよな?と思い出し、Kindleの中から掘り出しました。
読んだときはあまりピンとこなかったのですが、このところ時間の使い方について思い巡らすことが多い私には、ものすごく刺さりました。
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