Weekly Review – week13, 2021

昨年同時期の記事を読むと、ちょうどこのあたりで外出自粛宣言が出て、いよいよ正念場などと書いていますが、まさか1年後にも全くおさまっておらず、これといった治療薬もないし、ワクチンは日本はまったく進まないし、変異種なんて話が出るとは・・・・

Weekly Review – Week13

この週はお天気に恵まれてあちこちにお出かけすることができました。

このところ、犬が電車を見るのが好きになり、特に京急電鉄が走り去るのが好きなようで、夕方は一緒に見に出かけます。
犬は色がわからないと聞きますので、横須賀線の青より、京急の赤が好きということではなく「音」が好きなのではないか?と想像していますが、よくわかりません。
私が乗るのは圧倒的に横須賀線のほうが多いのですが、京急の赤とその音はなんだかピクニックとかハイキングとかにぴったりなのんびりとした空気を感じて、私も眺めるのは京急が好きかな。

夫の仕事イベントに付き合い、通り道だったので帰りには鎌倉に祖父母と叔母の墓参りをしてきました。
私自身は、お墓にどうも亡くなった人がいるとは信じられない派で、熱心に墓参りをせず、父の富山にあるお墓は1度ぐらいしか行っていないのですが、ここの霊園については、眺めの良さと静けさが好きなので、東京にいる頃から1人で遊びに来たりもしていて、近くになったのはとても嬉しいです。

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その他には、ご近所のお店で、これまたご近所さんと美味しいものを食べて呑んだりという楽しい時間もありました。
移住生活を始めるにあたって、地域に馴染むの大変でしたか?とよく聞かれます。
我が家の場合は、先に移住した娘夫婦がお店をやっていて、地元の情報に詳しいのがまず助かりました。それから、大きかったのは犬がいること、犬の散歩をして挨拶をしていると自然知り合いが増えていきます。
そういうものが全くなかったら、多分地域のゴミ拾いのボランティアなどから入っていったかな‥と思います。
夫は以前暮らしていた下町で、仕事のような利害関係のない地域コミュニティの良さに目覚めたので、今となっては夫のほうがそのあたりは私よりも熱心です。

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顧問先で三浦半島ご出身の方に、コスパが良くて有名なお店を教えていただき、食材買いだしついでに海の幸をいただいたりというのもありました。
犬が生活の中心なので、犬と行けないところは基本行かないのですが、たまの夜の外食と、週イチの買い出しドライブが少ない夫とのデート時間。買い出しは車のため、お酒を呑めませんから、車でないといけない場所での美味しいランチは楽しみの1つです。

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筍もようやく値段が落ち着いてきたので、朝採れを使って筍ご飯を炊いたり、時期のグリンピースでグリンピースご飯を炊いたりと春の味を自宅で楽しんでいます。

自宅でも外食でも、逗子に越してきてからは随分質がよくなったのに、外食費を含めた食費が下がっているというのは嬉しいことです。

INPUT

「ゲンロン戦記-「知の観客」をつくる」

作者の東浩紀さんは、色んな面で活躍していらっしゃるので、なかなか一言で説明がつかないのですが、私の中では「思想家」というイメージが強いです。
その彼の中での経営者の面にフォーカスしたのがこちらの本。ゲンロンという会社を立ち上げ、失敗しまくる姿もファンにもたまらないでしょうし、アンチにもそれはそれで楽しめると思います。

また、思想家界隈をよくご存じの方は、ああ、なるほどやっぱりそことそこは仲が悪いんだな…、とかこれは、あの事件を指しているな?とかこれまた楽しそうな気がします。
私自身は、この会社経営と組織づくりなどが、作者の哲学の実践の場であり、実験の場であったことと、それを通じていろいろな思索が深まっていくところに大変惹かれました。

若いときには、ひとはだれでも世界を変えたいと思います。でもそれはオルタナティブでありたいという思いとは関係ない。若者は、先行世代を追い出せば業界が変わると考える。でもじっさいにはテレビも新聞もつねに新しいコメンテーターを必要としているし、論壇も文壇もつねに新しい書き手やスターを送り出したいわけです。だから、若い世代が先行世代からポジションを奪ったとしても、業界全体の構造を変えることにはならない。ほんとうはもっと原理的なことを考えなければいけない。でもそこがわからないひとが多かった。

加えて、彼らの一部が、先行世代からポジションを奪うためにやたらと「おれたち」で結束するのも苦手でした。いまふうにいえば、ゼロ年代の若手論客はじつにホモソーシャルで「おれたち」以外の人間に対して排他的だった。ぼくはある時期まで彼らの先輩として振る舞っていたのですが、だんだんとぼく自身も排除されるようになり、距離をとるようになりました。

いまは、資本主義だけでなく、反資本主義や反体制もスケールを追い求めるようになっています。本書冒頭に記したように、2010年代はSNSとデモの時代でした。SNSはまさに反資本主義や反体制の声をスケールさせる装置として使われています。そのような運動はいっけん派手です。だからマスコミも熱心に報じます。けれども多くの場合、おそろしいぐらいなにも変えない。なぜならば、いまの時代、ほんとうに反資本主義的で反体制的であるためには、まずは「反スケール」でなければならないからです。その足場がなければ、反資本主義の運動も反体制の声も、すべてがページビューとリツイート数の競争に飲み込まれてしまうからです。

「今日は心のおそうじ日和2 心を見せない小説家と自分がわからない私」

前作に引き続き、ほんわかとした印象で軽く気持ちよく読めました。

「スキップとローファー (5)」

みつみちゃんが段々大人になっていくのが寂しい〜と感じつつ、今回もまた良かった。
こんな高校生活だったら、高校時代も印象深いだろうなぁ。私はバイトのことしか全く憶えていないような高校時代でした。

「セカンドライフ」

新津きよみさんの作品を読んだのは初めて。
しょっちゅうKindleのオススメに出てくるので読んでみました。サスペンス仕立ての短編集で、すべてがタイトルの「セカンドライフ」にまつわる話というのに途中で気がつきました。
怖い小説はあまり得意じゃないのですが、このぐらいだとちょっとスパイスが効いているぐらいで私にも楽しめました。

「サンドの女 三人屋」

前作の「三人屋」からの続編ですね、上手な作家さんだなぁと思いました。数年後に直木賞とか受賞されていても驚かないかな。
前作とちゃんと続編になっているけれど、作品か受けるムードがいい意味で異なっている感じで、楽しめました。

「島さん : 1」

こちらもKindleのオススメからポチッと。
漫画をKindleで楽しむ人が本当に多いんだろうなぁと思います。その他の本に漫画は比べて圧倒的にレビュー数が多い。
それに惹かれてつい買っちゃいます。本屋さんで並んでいるだけだったら、ちょっと迷うんですけどね。
内容的にあっという間にドラマ化されちゃいそうな予感も。

「上流階級 富久丸百貨店外商部 III」

こちらはどうやらドラマ化されたそうですね。知らなかったのですが…。
今回もこれまで同様楽しめました。ちょっとお客様の数が多すぎたかな、それぞれのお話が薄味な印象になってしまったかも。
結末については賛否両論ありそうな、私もちょっとスッキリしなかったというのが正直なところ。

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