今月何がうまくいったか
家族の時間
コロナ禍での2度目のゴールデンウィーク(GW)となったた2021年。
GWそのものは仕事に追われてバタバタしていたのですが、先月の反省もあって、家族と過ごす時間を積極的に持ちました。
なかでも、娘家族が母の日ということで、私と私の母を箱根に招待してくれたので、久しぶりに母とゆっくり話をすることができました。
大人になって実家を離れると、親と枕を並べて眠るって、わざわざ機会を持たないとなくなるんだなぁ‥と気付かされたりもしました。
お天気にはそれほど恵まれませんでしたが、新緑の美しい時期で気持ちが良かったです。
以前から訪問したかったポーラ美術館も行くことができました。
数年前に箱根を訪れたときは、海外からの旅行者が多くて驚きましたが、今回は海外はもちろん国内の旅行者も少なく、それほど空いている箱根を見たのは初めて。違う場所のように目に映りました。
家族との時間については、もう一つ。
今現在、一緒に暮らす家族といえば、私の場合夫と犬になるわけで、こちらも積極的に時間を持たないとあっという間に、仕事や自分のやりたいことに時間を侵食されてしまいます。
GW後の仕事が一段落してからは、とにかく土日は仕事をしない‥というのをなんとか頑張りました。
派遣社員の20代の頃から、週末も仕事の資料を読んだり、スキルアップの勉強とか、仕事で憶えなくてはいけないこととか、仕事関連のことを休みの日もある程度はやる癖がしがみついているので、50代になっても土日も仕事をする癖がなかなか抜けていません。
休みの日は、家事で暮らしを整える‥気分をリフレッシュする‥を中心に‥と進めていますが、これもよく考えると平日の仕事の準備のような気がしてきて、結局仕事へつながるのか‥という忸怩たる思いもあります。
家計のために仕事をする、家庭のために仕事する‥というライスワークの側面も大きいはずなのに、どうも私の場合、仕事はライクワークの側面が強いのです。
今月何がうまくいかなかったのか
カラーリング
上述した箱根に行く前の週に、美容院でカラーリングをしたところ、薬剤にかぶれ、頭皮と顔がめちゃくちゃに腫れてしまいました。
目はつぶれて開けていてもほとんど前が見えないぐらい、顔も全体に2回りぐらい大きくなるし、頭も顔も熱は持ってしまうし、痒いし…あ、ちなみに熱も出ました。人相もすっかり変わり、あまりに面白いので毎日自撮りしました。
金曜日に美容院に行き、土曜日からどんどん腫れてきて…、で、まずいなと思ったのですが、気がついたら日曜日でして。
月曜日に皮膚科にようやく行けて、お薬をもらって何とかなりました。
何が辛いって、その週末は目が細すぎて本が読めないことでした…。
カラーリングでものすごく顔が腫れるというのは、母も同じなので、遺伝的な体質なのでしょう。一度出ると、オーガニックだろうが、ケミカルだろうがまた同じことになるというのは、皮膚科の先生に言われました。ネットでも薬剤をかえたけれど、ダメでした…という体験話も多く、素直に諦めてまたヘアマニキュアにします。
今や仕事で人に会うことも少ないので止めてしまいたいというのもあるのですが、年齢に比較してあまりに多いので、なかなか決断できないところです。
肌がピリピリして大変だったのですが、終わってみると肌がすこぶる綺麗になっていて、アレ?となりました。
どうもこれは、皮膚科でやるレーザー照射とかピーリングとかと近いことが起こったみたいですね。表面の部分が炎症で剥がれて下の部分が出てきた‥ということのようです。
まぁ、肌がきれいになっても二度とごめんですが…。
ブログ書き
ブログ投稿がすっかり滞ってしまったのが5月。
週の振り返りのWeekly Reviewもすっかり止まってしまいました。
Weekly Reviewの下書きとなっている毎日の記録はあるのですが、そちらをもとにまとめ直して記事としてアップする時間がとてもないので、5月はもう諦めることにします。
他のタスクに比較するとそれほど優先順位が高くないので、6月はぼちぼち再開できればいいなと思っています。
今月学んだこと
ラーニングログと読書
読書会でも取り上げた「独学大全」すっかり2021年の大ヒット本となり、勉強ブームを巻き起こして、類似本が山のように出てきました。
Twitterで見ていると、この中で取り上げられている手法の中でも特に人気があるのが、「ラーニングログ」。
自分の毎日の学習を細かく記録することで、自分の現在地と目標までの距離が見えてきます。また、毎日学ぶ習慣づけにもなりますし、進捗が見えることでモチベーションもあがります。
そんな中で、私もよく読んでいる「「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」というブログを運営されているDainさんのGoogleスプレッドシートを使ったラーニングログのやり方を知りました。
『詳説世界史B』(山川出版社)を毎日読みます。読んだ分を記録して公開します。 #独学大全 #ラーニングログ #コミットメントレターhttps://t.co/tiHl2a04VC
— スゴ本の中の人 (@Dain_sugohon) June 3, 2021
自分でもラーニングログ的なことはこれまでもよくやっているのですが、これほど細かく管理したことはなく、いつも後半は適当になってしまいます。
このぐらい細かいと進捗が大きくなるので楽しいかと思い、早速やってみることにしました。ターゲットは、山積みになっているドストエフスキーの本です。※
やってみると、これはなんだか癖になって面白いです。
最初に読んだ「罪と罰(上)」(新潮社文庫)はいきなり488ページもあって、頭がクラクラしましたが、ラーニングログのおかげで読み通せました。ちなみに下巻は485ページありました。
分厚くて鈍器本と呼ばれる「独学大全」でも752ページ、しかもわかりやすくするために絵と図がたくさん入っています。
ドストエフスキーなんて、話は暗いし、絵はもちろんありません。登場人物の呼び名がしょっちゅう変わるのがロシア文学の特徴。そのため、自分で登場人物リストなども作り、がっちり読みました。これだけのものを読み通せると、自信につながりました。これもラーニングログのおかげかな・・と。
私なりのラーニングログのポイントは以下のような点でした。
- なるべく細かく分ける: 1ページごと、1問ごとなど
- 進捗は色分けして、1日どのぐらい進んだかわかるようにする
- ExcelよりもGoogleスプレッドシートのほうがスマホでも簡単に作業できて便利、誰かと共有するのもやりやすい
- 遅々として進まなくても、読書の場合は毎日やっていると、ある日突然勢いがついてくる(これは、語学の学習とかだと突然難しいところに入った入りして、逆になるかも‥)
※なんで大量にドストエフスキーを読む羽目になったかは、こちらの記事に書いています。ご興味のある方はこちらをどうぞ。
コメント