地元の逗子海岸は海開きが始まり、本格的に夏のお天気となりました。
この週は家族の祝いごともあったりで、文句のつけようがない明るい一週間となりました。
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早朝散歩
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我が家のくるみ(ミニチュア・シュナウザー3歳)は寒さには強いのですが、暑さは苦手。
夏の本格的な暑さが始まりましたので、例年通り朝の散歩を4時過ぎスタートに変更しました。
基本的には夫が散歩担当なのですが、その時間はさすがにつらそうなので、盛夏は私が朝の散歩係です。
夫は海の散歩が好きなのですが、この時期は海の家で砂浜も狭いのとゴミもひどく、そもそも私は海より川沿いを歩くほうが好きなので、今は朝焼けに向かって駅の反対側の山側の公園に出かけています。
朝の散歩の歩数はだいたい9000歩前後なので、朝の家事とあわせるとそれだけで1万歩近くなります。
早朝の清涼感がとても心地よくて、私にとっては一日のもっとも楽しい時間になりつつあります。
老眼鏡とコンタクトレンズ
こちらの記事に書いた人生初の遠近両用メガネを今週から使い始めました。
コンタクトレンズなしで、1日がこのメガネさえあれば終わるというのは、非常にリーズナブルで便利です。
ただ、これは子供の頃からなのですが、私はメガネをかけると足元がふわふわすしてしまいます。コンタクトレンズと違って、目からレンズまで距離があるのが向いていないのかしら?
見え方としては1日遠近両用メガネだけでOKなのですが、どうにも疲れるのでなかなか1日じゅう掛けていられないというのが現状です。
慣れたらなんとかなるのかな?とりあえず早朝の散歩から午前中いっぱいまで頑張って掛けています。
コンタクトレンズだけ、コンタクト+老眼鏡、どれも帯に短し襷に長しですが、今のところは、近眼用コンタクトレンズ+必要に応じてコンタクトの上から老眼鏡というのがどうやら一番疲れが少ないようです。
INPUT
「誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論 」
この下半期ベスト5に入る本となりました。
著者は薬物依存症を専門とする精神科医の方です。この方が医者を目指し、さらには精神科医から薬物依存をどういった経緯で専門にするようになったのか、依存症はどういったことから始まるのか、そして薬物依存は本当に人間を廃人にしてしまうのか、実は薬物よりもむしろアルコール依存のほうが問題は大きい話、「ダメ。ゼッタイ。」がダメな理由など、一般の人が読んでもとても興味深い内容になっています。
みすず書房の一般読者にも読める医療関係の本は、当たりが多いですがこれもその一冊でした。
丸善ジュンク堂書店のオンライン・イベント「松本俊彦×斎藤環 『誰がために医師はいる』刊行記念スペシャル対談」も参加しました。本の中でもご自身がカフェイン中毒になった話や、ゲーム中毒になった話なども出てきますが、未だにタバコがやめられない話や対談相手の斎藤先生へのお気遣いなども、松本先生の人柄の出るざっくばらんな対談であっと言う間に時間が経ちました。
一般に若さとは心の可逆性の高さを意味し、精神科治療においてプラスに働くことが多いが、依存症治療にかぎっていえば必ずしもそうとはかぎらない。むしろ若さとは「失うもののなさ」を意味し、ともすれば、破滅に向かって真っ逆さまに転落するかのような自己破壊的な行動につながりやすい面もある。
「ゆるい生活」
群ようこさんと言えば、私が若い頃からずっと売れている作家さんですが、どうもご縁がなくて、着物のエッセイ以外読んだことがありません。
最近、着物をまた着るようになってまた読んでみようかなぁと、図書館の棚でふらふらと眺めており、装丁が気に入って着物と関係ないエッセイを借りてみました。
そんな適当に借りた本なのですが、ドハマリしてしまいました。
これは著者が、体調がすぐれなくて漢方薬局に通う実体験の話なのですが、これまで全く漢方に興味も関心もなかった私が、これで漢方にものすごく興味を持つようになってしまいました。
また、この女医さんもとっても素敵で。
私も子供の頃からの持病があるので、定期的に病院には通っていますが、本来は病院嫌い。熱が高くて病院に行けと言われても絶対行かないタイプです。だって、カラダの調子が悪くて病院に行ってよかった・・と思ったことが生まれてこの方ないのです。
はっきりしたもの、顔がパンパンに腫れた、目が痒い、歯が痛いとかそういうわかりやすいものは行くんですけどね。
自分で身体に気をつければ病院に行かないで、済むかも!というのにものすごく惹かれて、ここから東洋医学の本にはまり始めました。
「頭がぼーっとしたときは、とにかくこまめに休むことですね。できれば三十分くらい、少し横になるといいですね。そのときも寝ながら、仕事をどうしようとか、あれこれ考えちゃだめですよ。ただ目をじっと閉じて何も考えないっていうのが大切なんです。仕事をしている最中は、気持ちが入り込んでいるから、疲労を感じないんです。実は疲れているのに仕事を続けていると、甘い物、煙草、コーヒーが欲しくなるんです。それを続けていると、よろしくないスパイラルに入ってしまうんですね。甘い物を食べなくなったときは、すでに疲れているんです」
「紛争でしたら八田まで(1)」
読書会のメンバーの方に教えていただいた漫画。
新聞に目を通して、国際政治とか紛争とかもある程度抑えているつもりでも、具体的にイメージできていない(=記憶に残りにくい)・・のですが、これが漫画だとものすごくわかりやすくて理解しやすいし記憶に残ります。
私が読んだときは、Kindleでは第一巻が無料で読めました。ご興味ある方は早めにチェックを。
地政学とか国際紛争をちょっと教養として押さえておきたいという人に取っ掛かりとしておすすめです。
ついでに宣伝。次回の読書会はこちらです。
「わたしは漢方美人(1)」
上記に書いた「ゆるい生活」の影響で、Kindleで漢方関連の読みやすそうな本ないかなぁ・・とあれこれ探していて、巡り合った漫画です。
この漫画に出てくるような様々なちょっとした不調についての相談に乗ってくれて、やたらにあれこれ買えって勧められない漢方薬局ってどうやって探せばいいんだろう・・と、まずはそこかなぁ。
「春江水暖」
知人のFacebook投稿で知った映画。
京都芸術大学に入学して、中国美術を学ぶ機会があり、その美しさにすっかり魅了された私、とにかく中国の美しい景色に魅了されます。
続編もあるような終わり方でしたので、続編はぜひオンラインではなく大きなスクリーでみたいものです。
自然もスケールが大きいのですが、貧富の格差もなんてスケールが大きいのだろうと感じさせる映画でした。
中国の党総書記が胡錦濤から、習近平に代わって、日本のみならず世界のあちこちに対してやけに攻撃的というか挑発的な行動が目立つようになりましたが、ひょっとしてこの貧富の格差による国内不満がすごい勢いで広がっているためでは?と感じました。
「春江水暖」公式サイト:http://www.moviola.jp/shunkosuidan/
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