2021年は12月29日が仕事納めとなりました。
引っ越し検討中のため、大掃除のやる気がおきず、年初に引っ越すか引っ越さないかの結論が出るので、2月上旬の引っ越しがないようならそこから大掃除しようという結論になりました。
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2022年の過ごし方
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元旦の朝、ぬくぬくと布団で犬と犬とまったりしながら、2022年は「のんびり」しようと決めました。
「スローライフ」とか「丁寧な暮らし」とか「簡素な生活」とか、ここ数年漠然と思っていたことと「のんびり」が異なるのは、この手のことは計画性や準備が必要な点かなと思っています。
シンプルライフって、すごく頭を使って計画性がないと実現できない気がします。
「のんびり」は私の中でどちらかというと、「思考停止」のイメージ。何か頭に浮かんで考え込みそうになったら、「ま、のんびりやるか」とブレーキをかけて、エネルギーとスピードを落とす感じです。
本と洋服を買わない1年
年末にSNSとGoogle Chromeのアプリを削除したら、なんだか本を買いたい、あれこれ読みたいという欲求がものすごく減りました。
これまではネットから読みたい本の情報が入ってきて刺激を受けていたようです。
アプリの削除はやってみると、SNSアプリよりもChromeを消したほうが影響は大きかったです。
スマホのChromeはPCのChromeと同期させていたので、ブックマークやパスワードも同期されているため、使いやすかったのでちょくちょく自分でも気づかずにアクセスしていたようです。
現在は、Safariだけ残していますが、こちらはほとんどブックマークもないし、使い勝手も慣れていなく面倒なので、外出時に本当に困ったときにアクセスするぐらいです。
本を買わない宣言は前にもやったな‥と思い、自身のブログを検索したら、2017年にやっていました。
そして同年のの5月に挫折しているようです。
ちなみにこの記事では、新聞購読をやめていますが、今は夫も必要なので日経新聞を紙で購読しています。最近はめっきり雑誌を読むことが減ったので、新聞までやめて読書とネットにしぼると、自分の興味のあることしか入ってこないということになり、偏りがすごいな‥と今は思っているので、しばらく新聞購読は続きそうです。
今回は、コロナをきっかけに逗子で暮すようになって、移動が減ったので本を移動時に読むというのがなくなり、本の読み方が変化してきたのと、こちらもコロナをきっかけに洋服じゃなくて着物でいられる機会が増えたので、この機会に1年ぐらい本も洋服も買わずにいられるんじゃないかな‥という、宣言というよりもお試し感覚です。
孫の世話
年子育児というのは、二人とも赤ちゃんです。上はまだまだかまってもらって当たり前の時期ですが、下が産まれるとそういうわけにもいかず。
娘夫婦も上の子にはだいぶ気を使っており、下の子は上の子が生まれたときに比較すると、育児も慣れたせいかだいぶ放って置かれていますが、それでもやっぱり手がかかる。
娘は上の子のメンタルも気になる一方で、自分も寝不足でフラフラ‥というようなので、暮れに一泊我が家に上の孫を泊めることにしました。
寒い日でしたが、久しぶりにたっぷり公園で走りまわって満足だったようです。
自分が子育てをしている時期は、公園につれていくとどの遊具も体験させたいと思い、まだ最初の遊具で遊んでいるのに、「あれもあるよ、これもあるよ」と親の都合で引きずり回していた記憶がありますが、孫がひたすら1つの遊具だけで遊んでいても、「まぁそうだよね‥」と眺めてられるようになりました。
よっぽど危ない場所でなければ、「あれは転ぶな‥」とわかっていても、見ていられます。順番にいろんなことを体験するほうが、大切だというのは親の立場だとわかっていてもなかなか難しいのですが、婆になるとそれもできるようになりました。
お世話のお礼に、お店のおせち料理(35,000円相当)をもらい、夫のいない元旦は、燗酒つけながら、まったりと。
娘のストレスは、家族以外と話す機会がないというのもありそうな気もしたので、正月の2日と3日は、下の子の世話をして、娘と上の孫は自分たちのお店に行き、接客を楽しんできたようです。
下の孫のほうが世話は私も楽だし(ミルク飲む、おむつ替える、寝る‥というサイクル)、上の子はママが独占できるし、娘はお客さんと話ができるし‥で三方良しとなりました。
下の子の様子を見ながら空いている時間は、三賀日にパソコン持っていくのもなぁ‥と思い、刺し子道具を持参して、刺し子をしていました。完全に昭和のおばあちゃん。
これはこれでのんびりして良い時間の過ごし方でした。
ブログ記事
逗子日記 二〇二一年十二月 麋角解(さわしかつのおつる)
発作的に書きたくなる日記。相変わらずニュースのない毎日です。
2021年下半期:読んだ本 ベスト5
毎年恒例の記事です。
2021年買ってよかったもの
逗子に暮すようになって、ちょこちょこ買い物する場所がないので買い物減ったつもりでしたが、大物買ってましたね。振り替えってみると。
本
「左ききのエレン 24」
みっちゃんがカッコよすぎ。
これ書いてて思ったのですが、漫画の続きが出た場合は、2022年も本の購入はOKにしたい気がします。
でも、そこからタガが外れちゃうんですよね、私の場合。悩む…。
「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する 」
前作の「エッセンシャル思考」も読んでいますが、あまりピンとこなったのが正直なところ。
この手の本は若い頃から何冊も読んでいると、何かしら似てくるので感動が薄くなります。
健康本がどれも最終的には、「たっぷり寝て、ちゃんとしたもの食べて、ストレスを溜めず、適度に身体を動かしましょう」というのと同じ理屈です。
今回の「エフォートレス思考」のほうが、個人的には、なるほどと思う箇所が何箇所かありました。大きい石が多すぎたら、どうすんだよ‥とか。
「月夜の森の梟」
小池真理子さんの小説はご縁がなくて、読んだことがないのですが、このエッセイは新聞連載のときから読んでいました。
ご主人である作家の藤田宜永さんの闘病や亡くなった後の暮らしの話しなど、ただただ哀しいというのが静かな筆致で伝わってきます。久しぶりにハードカバーで買った本でした。
「ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論」
年末にディスカウントになっていたので、買ってしまいました。
色んなアウトライナーなどツールにも興味があったので、読んでみて今更違うツールをあれこれ試すような年齢でもないなぁ‥と気づきました。色々と思うところがあったので、機会があればどこかに書きたいと思います。
特に印象が強かったのは、書けない人に何でも良いから書いて、書き始めて‥は通用しない‥という話で、私も職場で同じ場面に何度か遭遇していて、決まっている情報からだけでも書けばいいのにな‥と思ったりして見ています。プレスリリースとか特に‥。
この書けない人が、私が大学のデザイン課題やるときと全く同じだ…と気づきました。「何でもいいからって言われても‥描くものないんですが‥」状態。
で、そういう人がどうやって文章を書くか‥というのがこの本には出ていて、あ、ここに出てくる各人がやっているやり方を真似てデザイン課題やってみようと思いました。
それから読みかけで積ん読になっていた千葉雅也さんの「勉強の哲学 来たるべきバカのために」を読もうと‥思いました。
再読:些細なやうで重大な事
今年は再読本もカウントしてみようと思い、こちらの振り返り記事に入れました。
青空文庫、それぞれの文章は短いものが多いですが、やっぱりすごい人の作品ばかりで、読み返すと新たな発見が多いです。
随分以前からなんですが、なぜ青空文庫のAmazon読者レビューは英語に翻訳されてるのかしら…。
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