4時過ぎ起床。
台風14号の影響なのか、昨夜は目がさえてしまってさっぱり眠れず。
図書館で借りてきた小川糸さんのエッセイ「針と糸」を読んでいるうちに、少しずつ眠気がやってきたのが1時過ぎ。
そういうときにありがちなことで、夢見が悪い。
悪夢というほどではないけれど。
そんな浅い眠りを繰り返し、3時間ぐらい眠って起きる。
寝不足は持病の発作に直結するので、布団を引きっぱなしにしておいていつでも眠れそうなときに寝よう。
今日は朝から雨予報。
雨雲レーダーを見るとまだ散歩に行けそうなので、散歩というよりくるみ(ミニチュアシュナウザー 4歳)のトイレにご近所を歩く。
こういう日は良い波がくるのか、自転車でサーフボードを運ぶご近所さんらしき人をあちこち見かける。朝5時からサーフィンを楽しむには海の近くに暮らすしかないだろう。
今年最初の彼岸花らしき花。
白というよりも薄いピンクのように見える。
今日の七十二候は、「玄鳥去 (つばめさる)」らしいが、そういえばめっきりツバメを見かけなくなった。
まだあちこちに、木槿、芙蓉、百日紅、朝顔などの花を見かけるけれど、一方で萩の花、緑色の熟す前の柿、虫の音、桜の葉の色が少しずつ黄色くなってきて、窓を開けて寝ていると、朝方は夏掛けじゃなくて毛布を出すべきだった‥と思うことも増えた。
冷凍玄米に絹ごし豆腐、みょうが、紫蘇、納豆をのせたワイルドな丼飯を食べて、洗濯物を干したらなんだか眠くなってきたので、少し横になる。
開けっ放しの窓から強い雨音してきて、目を覚ます。
30分ほど眠れたみたい。
これだけ強いと雨が縁側に吹き込んできているかも‥と思うが、億劫で布団から起き上がれず、そのまま雨の音を聞いてぼんやりする。
夫が帰宅する前にチェックして拭いておかねば。
干しておいた生姜を梅酢に漬けて紅生姜にして冷蔵庫へ。洗濯物を干して、楽天で購入した帯締めを整理する桐の箱、Amazonから届いた定期宅配便を片付けダンボールを畳む。
週次レビューをしてみるが寝不足でどうにも頭が動かない。
おそらく台風の気圧も影響しているのだと思う。
友人とMessengerで少しやり取りしてまた横になり、Kindleで「団地のふたり」を再読する。
自分にこういう友人がいたら、結婚などしたくないという中年女性は多いだろう。
雷の音がすごいな‥と思ったら、一瞬停電し、すぐに復旧した。
そのまま小説を読み続けて、ふと気づいた。「あ、デスクトップ…」。
案の定、停電でいきなり電源が落ちた様子。
今日はノートPCで作業するのが無難だ。
しばらく出番のなかったMacBook Airは放電されていて、慌てて充電する。
ネットのニュースを見ると鹿児島が台風の影響で大変なことになっているようだ。
ふと見ると縁側と中庭に面した廊下がびしょびしょになっており、慌てて拭いてずぼら生活の証拠を隠滅し、エアコンに切り替える。
浴室乾燥で乾かしていた衣類も停電で乾燥が止まってしまっていたようだ。
お風呂に入りたいので、サンルームに洗濯物を移動させ除湿機をかける。
先日、焼鳥屋さんでいただいた温泉の素の入浴剤(登別温泉は紫でラベンダーの香り、そうなの?行ったことないけど)を入れて、のんびりお風呂。
久しぶりにKindleで「天才たちの日課」を再読。
読書会でも取り上げたこの本は、紙も電子も両方持っているというぐらいお気に入りの本。
最初に初版で読んだときは、まだ東京にいて前の夫、母、娘と暮らしておりそれなりに忙しかった。
自分の好きな日課をもち、マイペースに暮らす天才たちの生活を興味深く、そして登場人物によってはそのスタイルをとてもうらやましく思ったものだ。
私が好きなスタイルは早朝から仕事をして、お昼以降はお散歩、家族で晩ごはんを食べて、夜は手紙を書いたり、読書みたいなタイプの天才たち。
今の暮らしならこれって全然実現できそう‥というよりも、一部実現しているわ‥と気づく。
家族の世話も少ないし、仕事も随分と融通が効くし、静かな場所に暮らしているし、多分、気力・体力的にもここから10年ぐらいしか、こういう暮らしってできないかも‥。
そう思うともうちょっと色々と整理して、日々の日課を今一度考えてみようかな‥という気になった。
夕方、夫が帰宅。今回は二泊三日の出張だった。
夜は、昨日東京からきた友人が実家で採れたという「かぼす」を持ってきてくれたので、直売所で買ってきた小松菜と旭屋牛肉店の豚肉で、常夜鍋。
先日、娘夫婦からもらった鯉川酒造の鯉川純米別嬪を燗をつけていただく。これまでもうすにごりの純米吟醸のBeppinは何度かいただいいているが、我が家の好みとしてはこちらの純米に軍配が上がるわ。美味しい。
とはいえ、きょうのメインはなんといっても、かぼす。惜しみなく使えるのがとっても嬉しい。
特に何もしていないぼんやりした1日。
21時にお布団に入って本日も終了。
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